文理学部シラバスTOP > 大学院博士前期課程 > 史学専攻 > 日本史演習5
日本大学ロゴ

日本史演習5

このページを印刷する

科目名 日本史演習5
教員名 中村順昭
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 日本古代史の研究
授業のねらい・到達目標 日本古代史の諸問題について、史料に基づいて考察する力を養う。古代史の史料の読解力を高め、『日本書紀』の史料批判の方法を学ぶ。考古学の発掘成果なども踏まえて、研究史の到達点を理解して、さまざまな視点から研究する方法を習得することをめざす。
授業の方法 漢文史料を読みながら、受講生による研究報告とそれに対する討議を中心に進める。扱う史料は『日本書紀』の舒明紀を予定している。7世紀前半の時期を対象に、受講生が、それぞれの関心に応じた研究報告を行い、それに対する討議によって進めていく。
授業計画
1 6、7世紀史の概要
2 『日本書紀』の史料批判
3 『日本書紀』と考古学
4 舒明即位をめぐる紛争
5 蘇我蝦夷と諸豪族
6 斑鳩宮と山背大兄王
7 飛鳥の諸宮
8 南島との交流
9 遣唐使の派遣
10 百済と新羅
11 百済大宮と大寺
12 東北の蝦夷
13 隋・唐の留学生
14 古代豪族と冠位
15 難波津と海石榴市
その他
教科書 『日本書紀(4) (岩波文庫)』 岩波書店 1995年
岩波文庫以外でも、日本書紀の推古天皇の部分であればかまわない。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、毎回の授業の質疑応答での発言内容や発言回数などにより評価します。
オフィスアワー 水曜4限に研究室(2号館9階2901)

このページのトップ