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日本史特殊講義7

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科目名 日本史特殊講義7
教員名 中村順昭
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 史学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 平安貴族の日記を読み解く
授業のねらい・到達目標 日本古代・中世史研究上の基礎資料の一つである記録(日記)を読み解く力を養うとともに、貴族社会の具体的な様相を理解することをめざす。
授業の方法 平安時代の代表的な日記である藤原実資の『小右記』を輪読する。受講生が分担して、担当部分を読んで、現代語訳するとともに、関連史料を探して、史料に対する理解を深めていく。また関連するテーマに関して、受講生による研究発表を交える。
授業計画
1 小右記と平安貴族の日記〈講義〉
2 摂関時代史の史料について(講義)
3 摂関時代史の諸問題(講義)
4 長和2年9月1日条(史料講読)。受講生はあらかじめ、その回の部分の読み方を予習しておくこと。
5 太政官と公卿
6 藤原実資と道長
7 実資の小野宮家
8 伊勢斎宮と賀茂齋院
9 右大臣藤原顕光
10 貴族と仏事
11 皇后と中宮
12 駒牽きの儀礼
13 仁王会
14 検非違使
15 まとめと補足
その他
教科書 東京大学史料編纂所 『小右記 三 (大日本古記録)』 岩波書店
テキストはコピーを配布する。
参考書 東京大学史料編纂所 『大日本史料』 東京大学出版会
教科書・参考書ともにインターネットの東京大学史料編纂所のHPからも閲覧できる。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は、毎回の授業の質疑応答での発言内容や発言回数などにより評価します。
オフィスアワー 月曜5限に研究室(2号館9階2901)

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