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科目名 | データベース構築2 | ||||
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教員名 | 谷口 郁生 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コンピュータ科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | Oracle Databaseによるデータベースの構築と管理・運用 |
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授業のねらい・到達目標 | 【授業のねらい】「データベース構築1」で修得した知識・技術を元に、小規模なデータベースを構築し、運用・管理する知識の習得。 【到達目標】DBA(データベース管理者)養成を最終目標とし、具体的にはORACLE MASTER Bronze DBA11g以降の資格試験に合格するだけの知識を習得ことを目指す。 ※この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | メディア・ラボにて、実際のデータベースサーバを用いて、データベースの構築と、運用・管理のための講義を行う。 講義で使用するデータベースは、Windows OS環境でOracle Database 11g R2とする。またSQL実行環境としてはSQL*PlusとSQL Developerを使用する。 なお、学内共通LMS(学習管理システム)の Blackboardを利用する。 第1回目では、授業計画、授業方法、評価方法等についてガイダンスを行う。 第2回目以降は、実際のデータベース構築を講義を通じて学ぶ。 ※尚、学生1人にPC1台(あるいは仮想サーバ1台)を割り当て、実機を使ったデータベースの構築・管理・運用の講義を行う。 ※また授業の内容に合わせて学内共通LMS(学習管理システム)の Blackboardを活用した予習・復習を行うこと。 本授業の事前・事後学習は、合わせて2時間の学習を目安とする。 |
履修条件 | データベース構築1(データベース構築演習1)を履修済み、あるいはSQLについてそれと同等の知識を有すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する):この授業の内容や、授業の進め方、そして評価方法等についての説明 【事前学習】データベース構築1で配布したテキストを確認しておくこと 【事後学習】Blackboardに掲示した資料を確認すること |
2 |
データベースの基本概念 -データベース・オブジェクト、スキーマ、そしてデータ・ディクショナリについて 【事前学習】配布したテキストで「はじめに」と「1.Oracleデータベース管理の概要」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に配布したアカウントで仮想実習環境にログインできることを確認しておくこと |
3 |
データベース実行環境の設定 -OSの環境設定,データベースのインストールとアンインストール 【事前学習】配布したテキストで「Oracleソフトウェアのインストールおよびデータベースの作成」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
4 |
Oracleデータベースのアーキテクチャ--(1) -インスタンスとデータ記憶域、制御ファイル、そしてREDOログ・ファイルについて 【事前学習】配布したテキストで「Oracleインスタンスの管理」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
5 |
Oracleデータベースのアーキテクチャ--(2) -表領域とデータ・ファイル(セグメント・エクステント・ブロック)、初期化パラメータ・ファイルについて 【事前学習】配布したテキストで「データベース記憶域構造の管理」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
6 |
データベースの管理 -Oracle Enterprise Managerを使ったデータベースの管理 -データベースの起動と停止 -ユーザー登録とセキュリティ -権限の付与と取消(システム権限とオブジェクト権限)、そしてロールについて 【事前学習】配布したテキストで「ユーザーおよびセキュリティの管理」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
7 |
データベース・オブジェクトの作成と管理--(1) -表領域の作成と管理 -表の作成、変更、削除(含テーブル制約,列制約指定方法) 【事前学習】配布したテキストで「スキーマ・オブジェクトの管理」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
8 |
データベース・オブジェクトの作成と管理--(2) -その他のデータベース・オブジェクト(ビュー、索引、シノニム、順序)の作成と使用について 【事前学習】配布したテキストで「その他のスキーマ・オブジェクトの管理」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
9 |
データの管理 -SQL*Loaderを使用したデータのロード -Data Pumpを使用したデータのインポート・エクスポート 【事前学習】配布したテキストで「データの移動」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
10 |
バックアップとリカバリの概要 -データベースにおける障害の分類 -インスタンス障害とメディア障害そしてそのリカバリについて -ARCHIVELOGモード 【事前学習】配布したテキストで「バックアップおよびリカバリの概念」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
11 |
データベースのバックアップ -バックアップの概念とRecovery Manager(RMAN) -バックアップの設定とスケジュール、そして管理について 【事前学習】配布したテキストで「データベースのバックアップの実行」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
12 |
データベースのリカバリ -NOARCHIVELOGモードでのデータベースのリカバリ -ARCHIVELOGモードでのデータベースのリカバリ 【事前学習】配布したテキストで「データベースのリカバリの実行」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
13 |
パフォーマンスの監視とメンテナンス -動的パフォーマンス・ビュー、オプティマイザ統計の利用 -自動ワークロード・リポジトリと診断用アドバイザ -ADDM 【事前学習】配布したテキストで「データベースのメンテナンス」を読んでおくこと 【事後学習】授業中に指示した演習内容を仮想実習環境に適用しておくこと |
14 |
シナリオに基くデータベースの構築--(1) 【事前学習】配布したテキスト各章の演習課題を確認しておくこと 【事後学習】オンライン試験結果を見直して、必要に応じて再受験しておくこと |
15 |
シナリオに基くデータベースの構築--(2) -まとめと解説 【事前学習】前回の授業で利用したシナリオの演習手順を確認しておくこと 【事後学習】実技試験結果を確認して、不明な点等については問い合わせること |
その他 | |
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教科書 | 使用せず |
参考書 | ・データベース・ソフトウェアも含め、日本オラクル社のOracle Academy提供の教材を無償配付する ・e-Learningにて適宜データベースの管理・運用に関する練習問題を提供する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%) [授業内テスト]にはオンライン試験及び実技試験、[授業参画度]には実習に関する評価が含まれる 授業内テスト、授業参画度等による総合的評価とする。授業内テストは、中間試験、期末試験、小テスト、オンライン試験及び実技試験等を合わせて評価する。授業参画度は、毎回のリアクションペーパー、実習等で評価する。 |
オフィスアワー | 授業中に連絡する |
備考 | e-mailは授業中に連絡する |