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福祉マネジメント論

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科目名
平成29年度以降入学者
福祉マネジメント論
科目名
平成28年度以前入学者
福祉マネジメント論1
教員名 諏訪徹
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会福祉学科
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 福祉サービス提供組織の特性を考えるにあたって、福祉分野だけでない他分野のあらゆる組織の経営に共通する基礎知識を活用して集団や組織の問題を分析したり、他のさまざまなサービスとの比較から福祉サービスの特性を理解できるようになることは極めて重要である。本科目では、経営学における組織論及びサービスマネジメント論における主要な概念を解説しながら、学生が実生活における自らの経験と概念を結びつけ、理解させる。これにより、学生が集団・組織・環境をマネージする基本的な視点を得られることを狙いとする。
 担当教員は全国社会福祉協議会、厚生労働省における実務経験を有し、また現在も各種団体の委員会等での職務を通じて多くの福祉実践者と意見交換等を行っている。この経験を踏まえ、現実の実践や組織運営、サービスマネジメントと結びつけた講義や演習等を行う。
授業のねらい・到達目標 ・グループダイナミクスの基礎理論を踏まえ、集団における人・集団のふるまいを分析できる。
・モチベーションの理論を踏まえ、人の動因やそれを高める組織の取り組みについて分析できる。
・リーダーシップ・フォロワーシップの理論を踏まえ、リーダー及びフォロアーの行動を分析できる。
・組織構造の理論を踏まえ、現実の組織における分業・協働における諸問題を分析できる。
・サービスマネジメントの理論を踏まえ、各サービスの構成要素、品質、サービスマネジメントシステムの諸問題を分析できる。
・他分野のサービスと比較した福祉サービスの特性、サービスマネジメントの留意点について説明できる。
・実生活において、上記の理論を踏まえて、人、集団、組織のマネジメント上の諸課題を分析できる。

この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。
授業の方法 ・資料は印刷し冊子で配布する。毎回持参すること。「Blackboard Learn」にもデータを掲載しておく。
・リアクションペーパーにコメント等を記入し、毎回の授業終了時に提出すること(授業参画度として評価)
・毎回の学習内容の習得のため、確認テストを行う(事前・事後学修課題)。毎回、事前・事後学修を行うこと。各2時間程度の学習を目安とする。
・授業中提示した参考文献等の学習を奨励する。
・私語はしないこと。スマートフォンはしまうこと。注意しても繰り返す場合は退出を命じる。
授業計画
1 イントロダクション 組織と環境、組織と人
[事前学習]シラバスを確認すること
[事後学習]配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
2 集団と組織、グループダイナミクスの基礎理論
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
3 組織観と人間観の変遷とモチベーションの理論
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
4 キャリア形成
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
5 リーダーシップとフォロワーシップ
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
6 組織の環境と戦略
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
7 組織構造
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
8 サービスという財の特性と構成要素
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
9 顧客によるサービスの品質知覚
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
10 サービスマネジメントシステム
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
11 福祉サービスの種類、提供形態、特質
実務を踏まえた実践の実例等を紹介する
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
12 福祉サービスの理念,目標、役割
実務を踏まえた実践の実例等を紹介する
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
13 当事者の語り・物語の重要性と当事者のもつ力
実務を踏まえた実践の実例等を紹介する
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
14 福祉サービスの提供過程とマネジメントシステム
実務を踏まえた実践の実例等を紹介する
【事前学習】配布資料の該当部分を読むこと
【事後学習】配布資料の該当部分を読み直し、確認テストによって復習すること
15 期末試験とその解説
[事前学習]第1~14回までの内容を復習すること
[事後学習]解けなかった問題を解き直し、学習内容を復習・整理すること
その他
教科書 なし
参考書 金井壽宏  『経営組織』 日経文庫 1999年
ロビンス 『組織行動のマネジメント』 ダイヤモンド社 1997年
ダフト 『組織の経営学』 ダイヤモンド社 2002年
近藤隆雄  『サービスマネジメント入門』 生産性出版 2007年
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、レポート(20%)、授業参画度(20%)
・毎回のリアクションペーパー等で授業参画度を評価する。
・提出すべきレポートを提出しない場合、試験で所定の点数に到達しなかった場合は、成績評価の対象としない
・一定の要件を満たす者について、追試、再試験を行う(詳細は授業で説明)
オフィスアワー 月曜日 12:15-12:45
火曜日 12:15-12:45
備考 ・カリキュラム改正により本科目の開講は原則として今年度限りとなる。単位未取得の者は必ず本年度履修すること。

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