検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 平成29年度以降入学者 |
社会事業史 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 越前聡美 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 社会福祉は、時代や社会の構造的な変容の過程において、各種の社会問題を対象とした実践的な性格を持つ。特に資本主義社会の発達段階に応じ生じた課題と伴に、社会福祉が歩んできた過去を学ぶことは、現在の理解だけではなく社会福祉の将来を展望する上でも不可欠である。 本講義では、資本主義社会を先駆けて実現させてきたイギリスの歴史を考察し、その上でアメリカやドイツなども取り上げ、各国の社会状況や社会事業など今日につながる社会福祉の過程を幅広くとらえる。さらには、わが国における近代以降の社会福祉の展開過程を検証し、今後の社会福祉のあり方に対する視座を学ぶ。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | (1)資本主義社会への社会体制の変化に伴う貧困問題とそれに関連する思想的背景を学び、社会福祉の役割について説明することができる。 (2)ベヴァリッジ体制の変遷から福祉国家への理解を深め、戦後の社会福祉の歩みについて説明することができる。 (3)わが国における社会福祉の展開過程と、各国の社会福祉の展開過程について比較することができる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | (1)プレゼンテーションの方法 板書、パワーポイントと配布印刷物、視聴覚メディア (2)授業形態 講義形式 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について理解する) 【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 【事後学習】第2回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
2 |
イギリスにおける貧困問題の発生と旧救貧法・新救貧法の成立 【事前学習】第1回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第3回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
3 |
慈善組織協会(COS)とセツルメント運動、貧困調査の意義 【事前学習】第2回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第4回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
4 |
ベヴァリッジ体制の確立と展開 【事前学習】第3回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第5回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
5 |
貧困の再発見とパーソナルソーシャルサービスの展開 【事前学習】第4回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第6回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
6 |
中間まとめ(イギリスに関する総括) 【事前学習】第2~6回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第7回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
7 |
アメリカの社会福祉の歩み―ソーシャルワークの成立と社会保障法の成立背景― 【事前学習】指定された教科書の範囲を確認しておくこと。 【事後学習】配布資料を把握しておくこと。 |
8 |
ドイツの社会福祉の歩み 【事前学習】配布された資料を確認しておくこと。 【事後学習】配布資料を把握しておくこと。 |
9 |
わが国における近代国家形成期の慈恵慈善事業 【事前学習】配布された資料を確認しておくこと。 【事後学習】第10回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
10 |
わが国における産業革命期の慈善事業と感化救済事業 【事前学習】第9回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第11回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
11 |
わが国における社会事業の成立 【事前学習】第10回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第12回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
12 |
わが国における昭和恐慌期の社会事業と戦時厚生事業 【事前学習】第11回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第13回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
13 |
わが国における戦後の社会福祉の発展 【事前学習】第12回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第14回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
14 |
わが国におけるグローバル時代の社会福祉 【事前学習】第13回の授業内容のプリントを確認すること。 【事後学習】第15回の授業内容について、指定された教科書の内容を把握しておくこと。 |
15 |
まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める) 【事前学習】第2回~第14回の内容を復習すること。 【事後学習】学習した内容の整理する。 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 『社会福祉のあゆみ (金子光一)』 有斐閣 2011年 第6版 |
参考書 | 『日本社会福祉の歴史 付・史料 (菊池正治・室田保夫)』 ミネルヴァ書房 2003年 『イギリス地域福祉の形成と展開 (田端光美)』 有斐閣 2003年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(10%)、中間まとめ(イギリスに関する総括)(40%) 授業参加度は、定期的に配布するリアクションペーパー等で評価します。 |
オフィスアワー | 質問等があれば、授業前後に相談に来てください。 |