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平成28年度以降入学者 | 自主創造の基礎1 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 地理調査法(含実習)1 | ||||
教員名 | 任海 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 地理学のもつ基本技能や地域調査手法の理解による自主創造型パーソンの育成 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業は,日本大学全学共通初年次教育科目である.授業では,日本大学で学び研究することの意義について考えるとともに,高校までの受動的な学びとは全く異なる学術研究の作法(アカデミック・スキルズ)を学修する.また,授業では,専門教育の前段となるいわゆる基礎教育だけではなく,学修して社会人になることの意義やその在り方について授業を通じて理解し,「自主創造型パーソン」を育成するとともに,地理学的に考える視点を身に付け,発信するセンスを養うことを到達目標とする. 自主創造の基礎1ではまず,日本大学の歴史を,身近に展開する地域空間の視点から学び,事象を地理学的に考える道へと導く.また,高校まで利用した地図帳から国土地理院発行の地形図において空間理解の意識転換を図り,さらに空中写真を利用して1次地域情報(生データ)を判読する技術を学ぶ.このことを通じ,高校までの受動的な学びから学術研究の作法(アカデミック・スキルズ)へと導入する.授業では予め文献や既存の資料,地図等から対象地域についての知識や情報をまとめ,フィールドワークによって得た情報との整合性や違いを確かめ,技能や手法を深化させながら「自主創造型パーソン」の育成を目指す. この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1,DP4,DP6及びカリキュラムポリシーCP1,CP3,CP4に対応しています。 |
授業の方法 | 演習・実習形式 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 地理学科1年(開講前に学科で受講調整をおこなう) |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ:『"自主創造のための" Learning Guide 2019』の学修 【事前学習】『"自主創造のための" Learning Guide 2019』を熟読しておくこと 【事後学習】『"自主創造のための" Learning Guide 2019』を復習し,大学で知識に臨む姿を考えておくこと |
2 |
日本大学の歴史:地理学的視点を持って日本大学の地域空間的展開を知る 【事前学習】日本大学の歴史に関するビデオをみておくこと 【事後学習】学部周辺新旧地形図の比較作業を完成すること |
3 |
地理学の基本技能となる地形図の説明と理解:学校用地図帳から国土地理院発行の地形図において空間理解の意識転換 【事前学習】事前に配布された地形図を参照しながら,地形図に関する基本知識を調べておくこと 【事後学習】地毛図を参照しながら,授業配布資料を復習すること |
4 |
地形図の利用と作業①:標高区分図の作成と土地利用の判読 【事前学習】地図記号に関する内容を復習し,色鉛筆等の作業道具を用意しておくこと 【事後学習】等高線の判別,標高区分図などの作業を完成すること |
5 |
地形図の利用と作業②:尾根線・谷線と景観の類推 【事前学習】等高線に関する知識を復習しておくこと 【事後学習】尾根線,谷線,流域界などの作業を完成すること |
6 |
地理学の基本技能となる空中写真の説明と理解:1次地域情報(生データ)を読み取る判読技術を学ぶ 【事前学習】上野原の地形図を読み,同範囲の衛星画像をインターネットで調べておくこと 【事後学習】衛星画像,地形図を用いて授業時の作業物を確認すること |
7 |
空中写真の利用と作業①:標定図の作成と地形図との対応 【事前学習】衛星画像,地形図を用いて授業時の作業物を確認すること 【事後学習】授業時に未完成の作業を完成すること |
8 |
空中写真の利用と作業②:段丘面区分図の作成と土地利用の考察 【事前学習】上野原の地形図を読み,同範囲の衛星画像をインターネットで調べておくこと 【事後学習】授業時に未完成の作業を完成すること |
9 |
地理学の基本技能の応用としてのフィールドワークの方法①:フィールドワークの企画,調査項目の検討 【事前学習】巡検対象地域に関する資料を調べておくこと 【事後学習】地形図を利用して授業時にまとめた資料を確認すること |
10 |
地理学の基本技能の応用としてのフィールドワークの方法②:文献・地図・史資料の収集整理 【事前学習】巡検対象地域に関する資料を調べておくこと 【事後学習】地形図を利用して授業時にまとめた資料を確認すること |
11 |
地理学の基本技能の応用としてのフィールドワークの方法③:土地利用調査・景観調査による地域構造を理解する方法 【事前学習】巡検対象地域に関する資料を調べておくこと 【事後学習】地形図を利用して授業時にまとめた資料を確認すること |
12 |
地理学の基本技能の応用としてのフィールドワークの方法④:聞き取り調査・質問票調査・資料収集による社会生活を理解する方法 【事前学習】巡検対象地域に関する資料を調べておくこと 【事後学習】地形図を利用して授業時にまとめた資料を確認すること |
13 |
調査地域におけるフィールドワークの実施:習得した技能を実践するとともにチームワークを学ぶ 【事前学習】第9回~12回の内容を復習し,資料を総括しておくこと 【事後学習】グループで決めた役割分担を実行すること |
14 |
フィールドワークのまとめ①:データの集計・解析 【事前学習】グループでデータを共有し,予習しておくこと 【事後学習】グループで決めた役割分担を実行すること |
15 |
フィールドワークのまとめ②:レポートの作成 【事前学習】グループでデータを共有し,予習しておくこと 【事後学習】レポートを作成すること |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) レポートの提出(数回)および現地調査への参加が成績評価の条件となる |
オフィスアワー | 火曜日11:00~12:00 8号館4階A-401号室 |
備考 | 高等学校地理の教科書を事前に熟読のこと。事後には具体的な事例を調べて,講義内容を理解していくこと。 |