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アメリカ地誌

科目名	アメリカ地誌
科目名平成27年度以前入学者	アメリカ地誌
教員名	矢ケ崎典隆
単位数	2	学年	1～4	開講区分	文理学部
科目群	地理学科
学期	前期	履修区分	選択必修

授業概要	アメリカ合衆国の地域性と全体像について、地誌学の視点と方法に基づいて講義する。
授業のねらい・到達目標	大陸規模の国家であるアメリカ合衆国には、多様な自然環境が存在するとともに、多民族社会が展開する。そしてアメリカ的生活様式と生産様式はグローバル化してきた。アメリカ社会はどのような仕組みによって支えられてきたのか、アメリカ的な生活・生産様式はどのような過程で形成されてきたのか、そしてアメリカ的文化景観にはどのような地域的特徴がみられるのか。この授業では、以上の点を意識して、アメリカ合衆国について地誌学の視点と方法により検討する。こうした作業を通して、地域認識のための方法を理解するとともに、多様な地理的事象に着目することにより、この国の地域性と全体像を理解し説明することができる。この科目は文理学部（学士（地理学））のディプロマポリシーＤＰ1,ＤＰ2及びカリキュラムポリシーＣＰ1,ＣＰ2に対応しています。
授業の方法	授業形態：講義形式プレゼンテーション方法：板書、パワーポイント、配布印刷物、教科書本授業の事前・事後学習は，各2時間の学習を目安とします。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマ、到達目標、授業の方法、評価、教科書、参考書について説明する）、および、地誌学の視点と方法に関する概説［事前学習］シラバスを事前に確認する。［事後学習］第2回以降の授業に備え、教科書全体に目を通して概要を把握する。
2	アメリカ先住民の世界［事前学習］地図帳で南北アメリカ大陸の特徴を眺めておく。［事後学習］教科書の題1章（1～4頁）を読み、ノートを整理する。
3	ヨーロッパ文化圏の拡大［事前学習］地図帳で大西洋周辺の大陸の位置関係を把握する。［事後学習］教科書の題1章（4～8頁）を読み、ノートを整理する。
4	自然環境と環境利用［事前学習］教科書の第2章（9～26頁）を読む。［事後学習］教科書の題2章を再読し、ノートを整理する。
5	交通の発達と経済発展［事前学習］教科書の第3章（27～39頁）を読む。［事後学習］教科書の題3章を再読し、ノートを整理する。
6	工業の発展・衰退・立地移動［事前学習］教科書の第4章（40～56頁）を読む。［事後学習］教科書の題4章を再読し、ノートを整理する。
7	農業地域の形成と食料生産［事前学習］教科書の第5章（57～73頁）を読む。［事後学習］教科書の題5章を再読し、ノートを整理する。
8	多民族社会の形成と課題［事前学習］教科書の第6章（74～86頁）を読む。［事後学習］教科書の題6章を再読し、ノートを整理する。
9	生活文化と生活様式［事前学習］教科書の第7章（87～99頁）を読む。［事後学習］教科書の題7章を再読し、ノートを整理する。
10	都市の構造・景観と都市問題［事前学習］教科書の第8章（100～113頁）を読む。［事後学習］教科書の題8章を再読し、ノートを整理する。
11	豊かな国の不平等と貧困［事前学習］教科書の第9章（114～127頁）を読む。［事後学習］教科書の題9章を再読し、ノートを整理する。
12	人口の高齢化［事前学習］教科書の第10章（128～136頁）を読む。［事後学習］教科書の題10章を再読し、ノートを整理する。
13	人口のラテンアメリカ化［事前学習］教科書の題10章（136～144頁）を読む。［事後学習］教科書の題10章を再読し、ノートを整理する。
14	アメリカと世界［事前学習］教科書の題11章（145＾155頁）を読む。［事後学習］教科書の題11章を再読し、ノートを整理する。
15	試験、解説、課題レポート提出［事前学習］第1回～第14回の学習内容を復習する。［事後学習］学習した内容を整理する。

その他
教科書	矢ケ崎典隆『アメリカ（世界地誌シリーズ）』朝倉書店 2011年
参考書	矢ケ崎典隆・斎藤功・菅野峰明『アメリカ大平原―食糧基地の形成と持続性―増補版（日本地理学会海外地域研究叢書）』古今書院 2006年矢ケ崎典隆『食と農のアメリカ地誌』東京学芸大学出版会 2010年
成績評価の方法及び基準	レポート(40%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(20%) 授業参画度は，適宜リアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー	木曜日12:30～13:00 8号館5階A507

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