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科目名 | 化学特別実験2 | ||||
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教員名 | 垣田浩孝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 海藻の生物化学研究を遂行するための基礎的知識と基礎的技術を習得することを目的とする。海藻に見られる諸現象を化学的に解明することを最終目的として、海藻の生物化学研究を遂行するための基礎知識の獲得ができるように教育する。基礎的な実験操作は実験を通して付与する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 化学特別実験1に引き続いて、海藻の生物化学研究(藻類由来有用物質の研究と手法開発、海藻の生物機能利用研究、環境による海藻代謝変動の解明とその利用研究等)の中から担当教員から与えられた本人のテーマに関して、自発的に実験を遂行させることにより、本人が基礎知識と基礎的問題解決能力を獲得できるようになることを目的とする。また成果の発表の機会を設けることにより、本人がプレゼンテーション能力を強化できるようになることも目的とする。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 実験遂行、データ収集、データ解析、結果の考察、研究発表まで一連の研究活動を通して、討議しながら指導する。特に海藻の生物化学研究に必要な実験手法に関しては、教員自ら実験操作を行うことにより学生に見本を示す。成果発表をに行い、学生のプレゼンテーション能力を向上させる。本授業の事前・事後学習は、各4時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(海藻の生物化学に関する研究背景や研究目的に関して講義する。) [事前学習]シラバスを事前に確認すること。 [事後学習]第1回授業での配布印刷物を復習すること。 |
2 |
研究目的に向けた海藻の成分分析法のデザイン等を講義し、講義内容に関して議論する。 [事前学習]各種抽出法について予習しておくこと。 [事後学習]第2回授業での配布印刷物を復習すること。 |
3 |
成分分析実施に必要な装置や化学試薬に関する講義とその準備を行う。 [事前学習]各種化学試薬について予習しておくこと。 [事後学習]第3回授業での配布印刷物を復習すること。 |
4 |
海藻のタンパク質成分の成分分析の準備 「事前学習」過去のタンパク質成分の成分分析例をまとめておくこと。 [事後学習]第4回授業での配布印刷物を復習すること。 |
5 |
海藻のタンパク質成分の電気的違いによる分析の実施 [事前学習]海藻のタンパク質成分の電気的違いによる分析方法について予習しておくこと。 [事後学習]第5回授業での配布印刷物を復習すること。 |
6 |
海藻のタンパク質成分の分子量の違いによる分析の準備 [事前学習]過去のタンパク質成分の分子量の違いによる分析例をまとめておくこと。 [事後学習]第6回授業での配布印刷物を復習すること。 |
7 |
海藻のタンパク質成分の分子量の違いによる分析の実施 [事前学習]海藻のタンパク質成分の分子量の違いによる分析方法について予習しておくこと。 [事後学習]第7回授業での配布印刷物を復習すること。 |
8 |
海藻の総タンパク質量の測定の実施 [事前学習]海藻の総タンパク質量の測定法について予習しておくこと。 [事後学習]第8回授業での配布印刷物を復習すること。 |
9 |
第4回から第8回までで得られた結果の総合的解析と成分分析法の改良に関する討議 [事前学習]総合的解釈をあらかじめ紙面あるいはスライドにまとめておくこと [事後学習]第9回授業での配布印刷物を復習すること。 |
10 |
第9回で再デザインした海藻のタンパク質成分の電気的違いによる分析の実施に必要な装置や化学試薬の調査と準備 [事前学習]再デザインした成分分析方法に必要な装置や試薬のリストを完成させておくこと。 [事後学習]第10回授業での配布印刷物を復習すること。 |
11 |
第9回で再デザインした海藻のタンパク質成分の電気的違いによる分析の実施 [事前学習]再デザインした成分分析方法のスキームを完成させておくこと。 [事後学習]第11回授業での配布印刷物を復習すること。 |
12 |
第9回で再デザインした海藻のタンパク質成分の分子量の違いによる分析の実施に必要な装置や化学試薬の調査と準備 [事前学習]再デザインした成分分析方法に必要な装置や試薬のリストを完成させておくこと。 [事後学習]第12回授業での配布印刷物を復習すること。 |
13 |
第9回で再デザインした海藻のタンパク質成分の分子量の違いによる分析の実施 [事前学習]分子量の違いによる分析法について再度予習しておくこと。 [事後学習]第13回授業での配布印刷物を復習すること。 |
14 |
第11回で得た海藻タンパク質成分の電気的違いによる分析結果と第13回で得た海藻タンパク質成分の分子量の違いによる分析結果と海藻のタンパク質成分の総タンパク質量測定結果から、海藻のタンパク質成分の解析を行う。 [事前学習]各種タンパク質成分の分析方法とその解析方法について予習しておくこと。 [事後学習]第14回授業での配布印刷物を復習すること。 |
15 |
第4回から第14回までで得られた各種実験データの整理・比較と総合的な解析および討論の実施 [事前学習]各種実験データの解析と討論に必要な資料(配布資料、スライド等)を完成させておくこと。 [事後学習]第15回授業での配布印刷物を復習すること。 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 担当教員から与えられた本人のテーマに関して、基礎知識の獲得度、基礎的な実験操作の獲得度、実験に取り組む熱意、成果のプレゼンテーション能力により総合的に評価する。(100%) |
オフィスアワー | 10:00~17:00、本館7階、研究室703。ただし不在の時もあるので事前に要連絡。 |