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化学1

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科目名 化学1
教員名 本波裕美
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 身の回りの物質の特性とそれらの利用について説明する。物質の特性は構成元素の種類によって変わることについて講義する。また身近に見られる自然現象を理解するために必要な化学の原理、化学変化について講義する。
授業のねらい・到達目標 ①身の回りの物質を例に、物質の特性は構成元素の種類によって変わることについて説明することができる。
②身近に見られる自然現象を例に、物質の化学変化について説明することができる。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 講義形式
毎回授業時にプリントを配布する。

本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 授業のテーマ、授業の進め方、到達目標について説明する。

【事前学習】当科目のシラバスを読み内容を理解しておく。

【事後学習】第2回以降の授業に備え、授業のテーマの化学の用語をノートにまとめておく。
2 元素の起源、元素の種類、周期表

【事前学習】現在までに発見されている元素は何種類か調べておく。

【事後学習】元素の名前と元素記号、周期表と原子番号の関係をまとめる。
3 常温で気体となる元素とその化合物の特性

【事前学習】空気より軽い気体および重い気体の種類を調べておく。

【事後学習】空気より軽い気体および重い気体の種類と特性をまとめる。
4 金属の特性と利用-1 古代から利用されてきた金属のうち金、銀の特性と利用

【事前学習】古代から金と銀はどのようなものに利用されてきたのか調べておく。

【事後学習】金、銀の特性とそれらの利用をまとめる。
5 金属の特性と利用-2 古代から利用されてきた金属のうち銅、鉄、水銀、鉛の特性と利用

【事前学習】銅、鉄、水銀、鉛が利用されている製品にはどのようなものがあるか調べておく。

【事後学習】銅、鉄、水銀、鉛の特性とそれらの利用をまとめる。
6 分光法を用いて発見された元素の種類と特性

【事前学習】打ち上げ花火の色と金属イオンの種類を調べておく。

【事後学習】分光法の原理および分光法を用いて発見された元素の種類と特性をまとめる。
7 電気分解による元素の発見、電気分解の利用

【事前学習】電気分解の原理を調べておく。

【事後学習】電気分解を用いて発見された元素の種類と特性をまとめる。
8 酸性溶液、塩基性溶液の特性とそれらの利用

【事前学習】蒸留水のpHを測るとなぜ弱酸性を示すのか調べておく。

【事後学習】酸性溶液と塩基性溶液の特性をまとめる。
9 自然界で見られる酸化還元反応、生活に利用されている酸化還元反応

【事前学習】錆びるとはどういう現象なのか調べておく。

【事後学習】酸化還元反応の例をまとめる。
10 燃焼による物質の変化

【事前学習】プロパンガスが燃えると何に変化するのか調べておく。

【事後学習】気体・液体・固体の物質を例に燃焼によってどのような物質に変化するのかまとめる。
11 物質の溶解度と温度・圧力の関係

【事前学習】海水を煮詰めていくと最初に現れる(析出する)物質は何か調べておく。

【事後学習】固体や気体が水に溶ける量は温度や圧力によって変わることについてまとめる。
12 物質の状態変化

【事前学習】二酸化炭素を液化するために必要な温度と圧力を調べておく。

【事後学習】物質の状態変化について温度と圧力の関係をまとめる。
13 水の化学的特性

【事前学習】水が最も重くなる温度は何℃か調べておく(1気圧のとき)。

【事後学習】水の特性についてまとめる。
14 試験と解説

【事前学習】第2回~第13回の授業内容を復習し、疑問点を調べノートにまとめる。

【事後学習】第2回~第13回の小テストの解答を完成させる。
15 まとめ(これまでの授業の復習、疑問点の解説を行う)

【事前学習】これまでの学習内容、小テストで解決できなかった問題をノートにまとめる。

【事後学習】理解したことをノートにまとめる。
その他
教科書 なし、毎回授業時にプリントを配布する
参考書 竹内敬人 『人物で語る化学入門』 岩波新書 2010年
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業内テスト(50%)
授業内テスト(小テスト)は授業の理解を深めるため毎回の授業において行う。理解できなかった問題は復習し、再度設問の解答を完成させることで授業の理解度を判断する。
オフィスアワー 授業終了時

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