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平成28年度以降入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 化学入門2 | ||||
教員名 | 大川眞一郎 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 古代原子論から量子化学への変遷を学ぶ |
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授業のねらい・到達目標 | 授業のねらいは,科学の進歩とともに進化した原子構造の解釈について,古代原子論から量子化学までの変遷について説明出来る様にする. また,ワ-ルドカフェに出席し,他学部の学生と交流を通して視野を広げる. さらに卒業生の話を聴き,キャリア形成について考え,自分が目指す方向に進むにはどのような行動取ればよいのかそのきっかけをつかむ. 到達目標は,これまでに修得した化学の知識について,量子化学を知ることでより理解を深める. この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5及びカリキュラムポリシーCP1、CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 配布プリントを使って,プロジェクタ-を用い授業を行う.また,その日の課題について簡単な演習(授業内小テストなど)を行う. ワールドカフェでは多様な価値観や考えを知り,コミニュケ-ション能力を身に付ける. 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
原子論の成立 1) 近代科学の始まり 【事前学習】シュラバスを事前に確認すること 【事後学習】デモクリトスらが考えた古代原子論について復習しておく |
2 |
原子論の成立 2)ドルトンの原子論 【事前学習】ドルトンの原子論ついて予習しておく 【事後学習】この理論が,現在とは異なる点を確かめる |
3 |
原子論の成立 3) ドルトンが原子論の根拠にした法則 【事前学習】質量保存の法則,定比例の法則および倍数比例の法則について予習してておく 【事後学習】各法則を発見した人物を確認する |
4 |
原子の構造 電子の発見,原子核の発見 【事前学習】この発見の後,どのような原子模型が考えられたか予習しておく 【事後学習】これらがどの様な実験で発見されたか復習する |
5 |
古典量子論の成立 【事前学習】原子スペクトルについて調べておく 【事後学習】バールマ-が発見した水素スペクトルの規則性について復習する |
6 |
ボーア理論とそのボーア理論の限界 【事前学習】ボーアの原子模型について調べておく 【事後学習】この理論の欠点をを復習する |
7 |
量子力学の成立 粒子の波動性および量子数 【事前学習】物質波について調べておく 【事後学習】物質波を水素原子の電子に適用した時の結果を復習する |
8 |
化学結合1) ボーア模型に基づく化学結合論 【事前学習】イオン結合,共有結合,配位結合などについて予習しておく 【事後学習】各結合の用途を確認する |
9 |
化学結合2)量子化学的結合論 【事前学習】ハイトラ― ‐ロンドンの取り扱いで何が分かった調べておく 【事後学習】共有結合の安定性を説明出来る様に復習する |
10 |
化学結合3)原子価結合法,分子軌道法 【事前学習】前回までの化学結合について復習しておく 【事後学習】二つの方法の違いを復習する |
11 |
その他の結合1) 金属結合 【事前学習】前回までの化学結合について復習しておく 【事後学習】この結合に分子軌道を適用すると説明できることを復習する |
12 |
その他の結合2) 分子間力,水素結合 【事前学習】他の結合に比べ弱い化学結合であることを予習しておく 【事後学習】原子構造のとらえ方の変遷と化学結合についてまとめておく |
13 |
ワ-ルドカフェ 【事前学習】他学部の学生と交流する 【事後学習】コミニュケ-ション能力を磨くには何が必要か考えること |
14 |
キャリア形成について考える1 卒業生の話を聞く1) 【事前学習】将来について考えること。 【事後学習】講演者の話を振り返り,自身の将来を踏まえ,大学で学ぶことを考えること。 |
15 |
キャリア形成について考える2 卒業生の話を聞く2) 【事前学習】将来について考えること。 【事後学習】講演者の話を振り返り,自身の将来を踏まえ,大学で学ぶことを考えること。 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない.適宜プリントを配布する. |
参考書 | 竹内敬人 『化学の基礎』 岩波書店 1998年 第5版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(30%)、授業参画度(20%)、授業内小テスト(50%) 小テストで各回の授業参画度を確認し,更にワールドカフェおよび卒業生の受講する講演についてのレポ-トおよび授業参画度で評価する. 授業内テストは達成度の確認のために実施する. |
オフィスアワー | 授業終了後 |
備考 | 本講義では,学部間横断ワークショップ(ワールド・カフェ10月20日(日)を実施します((ただし,荒天等により10月27日(日)に延期することがあります))。学生ごとに受講する会場・日時等が異なりますので,詳細は授業開始時に連絡します。 |