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放射化学1

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科目名 放射化学1
教員名 永井尚生
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 物質を構成する基本単位である核種について解説した後、核種の安定性について解説する。これら核種のうち不安定な核種の性質・挙動、すなわち壊変、核反応、放射線について解説することにより、放射化学の基礎を講義する。
授業のねらい・到達目標 物質を構成する基本単位を、元素ではなく核種とする観点、放射性核種の位置付け及び性質、核壊変という現象を理解すると共に、壊変の際に放出される放射線と物質との相互作用についての知識を修得し、これらについて説明できるようになる。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 板書とスライド(書画カメラ/PC)を使用する講義形式で行う。

本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 なし
授業計画
1 第4章天然放射性元素[事前学習]4.1-4.2を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
2 第1章元素、原子、同位体[事前学習]1.1-1.5を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
3 第2章原子核のいろいろな性質[事前学習]2.1-2.3を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
4 第3章放射壊変(放射線、放射能、β壊変)[事前学習]3.1.1,3.1.3を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
5 第3章放射壊変(α壊変、β壊変。γ壊変)[事前学習]3.1.2-3.1.4を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
6 第3章放射壊変(壊変図式、壊変の法則)[事前学習]3.2-3.3を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
7 第3章放射壊変(放射平衡)[事前学習]3.4を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
8 第5章核反応(核反応、核反応断面積、生成速度、Q値、しきい(閾)値、エネルギー障壁、励起関数、核反応モデル)[事前学習]5.1-5.2を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
9 第5章核反応(荷電粒子による核反応、中性子による核反応、核分裂)[事前学習]5.3-5.5を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
10 第6章放射線と物質の相互作用(α線と物質の相互作用、電子と物質の相互作用)[事前学習]6.1,6.2を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
11 第6章放射線と物質の相互作用(γ線と物質の相互作用)[事前学習]6.3を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
12 第6章放射線と物質の相互作用(γ線と物質の相互作用、中性子と物質の相互作用)[事前学習]6.3,6.4を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
13 第6章放射線と物質の相互作用(放射線の化学的効果、放射線量の単位)[事前学習]6.1-6.5を読む[事後学習]ノートをチェックし教科書との整合性を調べ、教科書に講義の範囲を明確に記載する。
14 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。(1)[事前学習]第1章〜第3章の講義内容の範囲について、教科書およびノートを読み理解する[事後学習]教科書およびノートを参照し、まとめを作成する。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。(2)[事前学習]第5章〜第6章の講義内容の範囲について、教科書およびノートを読み理解する[事後学習]教科書およびノートを参照し、まとめを作成する。
その他
教科書 海老原 充 『現代放射化学』 化学同人 2005年
参考書 本田雅健 『元素』 三省堂
木越邦彦 『放射化学概説』 培風館
古川路明 『放射化学』 朝倉書店
成績評価の方法及び基準 試験(90%)、授業参画度(10%)
授業参画度は,小レポートで評価します。
オフィスアワー 月・金12:00-13:00 本館603室

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