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化学概論２

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科目名 化学概論２
教員名 柴田誠一
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 教職を目指す学生に化学の体系を示す。
授業のねらい・到達目標 化学のコア概念を形成する鍵となる用語の意味と働きを捉え説明できることを目的とする。受講者の所属学科が文系から理系にわたっているので、化学の初歩も教示する用意がある。質問あるいは要望をその都度して欲しい。この講義は従来通年で行っていた化学概論を、半期ごとに化学概論１、化学概論２と分けたものである。化学のコア概念を理解するためには、１と２の両方を受講して欲しい。

この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 指定の教科書に沿って講義を行う。講義の資料はその都度配布する。
各回の講義の終了時に次回の予定を知らせるので、教科書のその部分を事前に目を通しておくこと。講義の際配布した資料は事後の学修に利用して欲しい。また、教科書を離れて関連したトピックスを紹介する際にも資料を配布する。これも事後学修に役立てて欲しい。

本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とします。
履修条件 文系の学生は高等学校化学の自習が望まれる。教職を目指す以上この程度の基礎知識は不可欠であるが、その理解のための質問は歓迎する。
授業計画
1 ガイダンス　授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する。
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。
【事後学習】第2回以降の授業に備え、専門用語の正確な意味等を抑えておく。
2 物質の状態１　理想気体、実在気体
【事前学習】教科書の第3章（3-1）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
3 物質の状態２　気体の溶解度、気体拡散の法則
【事前学習】教科書の第3章（3-2）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
4 物質の状態３　溶液の種類と濃度、溶解度、溶解度積
【事前学習】教科書の第3章（3-3）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
5 物質の状態４　活量および活量係数、浸透圧、沸点上昇
【事前学習】教科書の第3章（3-4）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
6 物質の状態５　コロイド、ブラウン運動、表面活性
【事前学習】教科書の第3章（3-5）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
7 物質の状態６　固体、結晶系、元素の充填形式
【事前学習】教科書の第3章（3-6）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
8 これまでの復習・解説および演習問題を行い、授業の理解を深める。
9 反応速度１　反応速度、活性化エネルギー、触媒
【事前学習】教科書の第4章（4-1）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
10 反応速度２　反応熱、化学平衡
【事前学習】教科書の第4章（4-2, 4-3）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
11 酸と塩基１　アレニウスの定義、ブレンステッド・ローリーの定義
【事前学習】教科書の第4章（4-4-1, 4-4-2）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
12 酸と塩基２　pH、緩衝溶液
【事前学習】教科書の第4章（4-4-3, 4-4-4, 4-4-5）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
13 酸化還元反応１　酸化還元の定義、酸化数
【事前学習】教科書の第4章（4-5-1）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
14 酸化還元反応２　電池、水素電極、標準電極
【事前学習】教科書の第4章（4-5-2, 4-5-3）を読んでおくこと。
【事後学習】授業で取り扱った内容と基本的な事項を正確に理解しておくこと。
15 授業全体のまとめ、理解度確認とその解説を行う（演習問題を含む）。
その他
教科書 長島弘三、富田功 『一般化学（四訂版）』 裳華房 2016年 第46版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(100%)
定期試験の結果を成績とする。
オフィスアワー 授業後。

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