検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 平成28年度以降入学者 |
生命基礎科学実験2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 外川徹 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 半期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 前半では,生体高分子であるタンパク質と核酸を対象とする基本的な生化学および分子生物学実験を行う。後半では,自然免疫における抗菌ペプチドの誘導現象を例に取り,この現象に関わる分子生物学的解析を体験する。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 生命科学で広く用いられる生化学・分子生物学的手法を修得できる。また,各実験操作の基礎となっている様々な生命現象の理解につながる。さらに,実験レポートの作成およびグループによる実験結果発表とその討論ができるようになることを目的とする。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4,DP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 実験の内容・原理・方法を記した実験書を配布する。受講生が2名の実験班を構成し,実験書を参照しながら班単位で能動的に実験を進行する。各テーマの終了後に,実験内容をレポートにまとめて提出する。また学期の最後には,1班4名の発表班に分かれ,テーマごとに受講者全員に対して実験結果発表を行う。 |
履修条件 | 「基礎科学実験1・2」を修得していること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
1. ガイダンス:実験の進め方,実験器具の使用方法,レポート作成の解説など 【事後学習】実験書の1〜4ページを熟読し,内容を把握しておくこと。 |
2 |
2. 卵白タンパク質の生化学①:卵白からのタンパク質の調製,タンパク質の分画 【事前学習】実験書の「1.ニワトリ卵タンパク質の生化学」の導入部分および「2週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 |
3 |
卵白タンパク質の生化学②:タンパク質の定量,SDS-PAGE プラスミドDNAの分子生物学①:プラスミドによる大腸菌の形質転換 【事前学習】実験書の「2.プラスミドDNAの分子生物学」の導入部分および「3週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 【事後学習】「1.ニワトリ卵タンパク質の生化学」の実験レポートを作成すること。 |
4 |
4. プラスミドDNAの分子生物学②:アルカリ法による大腸菌からのプラスミドの調製 【事前学習】実験書の「4週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 |
5 |
プラスミドDNAの分子生物学③:プラスミドDNAの制限酵素処理 自然免疫の分子生物学①:組織からのRNA調製 【事前学習】実験書の「3−2.自然免疫における抗微生物ペプチド遺伝子の分子生物学」の導入部分および「5週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 【事後学習】「2.プラスミドDNAの分子生物学」の実験レポートを作成すること。 |
6 |
自然免疫における抗菌活性の検出①:抗菌活性の検出 自然免疫の分子生物学②:RT-PCRによる抗菌ペプチドcDNAの増幅 【事前学習】実験書の「3−1.自然免疫による抗菌活性の検出」の導入部分および「6週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 |
7 |
自然免疫における抗菌活性の検出②:抗菌活性の観察 自然免疫の分子生物学③:PCR産物の解析と調製 【事前学習】実験書の「7週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 【事後学習】「3−1.自然免疫による抗菌活性の検出」の実験レポートを作成すること。 |
8 |
自然免疫の分子生物学④:抗菌ペプチドcDNAのクローニング 【事前学習】実験書の「8週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 |
9 |
自然免疫の分子生物学⑤:抗菌ペプチドcDNAクローンのプラスミド調製 【事前学習】実験書の「9週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 |
10 |
自然免疫の分子生物学⑥:抗菌ペプチドcDNAクローンの塩基配列決定 【事前学習】実験書の「10週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 |
11 |
自然免疫の分子生物学⑦:バイオインフォマティクス 【事前学習】実験書の「11週目」の実験手順を十分に理解しておくこと。 【事後学習】「3−2.自然免疫における抗微生物ペプチド遺伝子の分子生物学」の実験レポートを作成すること。 |
12 | 実験結果発表準備:各班で発表の準備を行う |
13 | 実験結果発表準備:各班で発表の準備を行う |
14 | 実験結果発表:各班の発表と質疑応答 |
15 | 実験内容とその結果,および発表会に対する総合討論 |
16 |
【事前学習】 【事後学習】 |
17 |
【事前学習】 【事後学習】 |
18 |
【事前学習】 【事後学習】 |
19 |
【事前学習】 【事後学習】 |
20 |
【事前学習】 【事後学習】 |
21 |
【事前学習】 【事後学習】 |
22 |
【事前学習】 【事後学習】 |
23 |
【事前学習】 【事後学習】 |
24 |
【事前学習】 【事後学習】 |
25 |
【事前学習】 【事後学習】 |
26 |
【事前学習】 【事後学習】 |
27 |
【事前学習】 【事後学習】 |
28 |
【事前学習】 【事後学習】 |
29 |
【事前学習】 【事後学習】 |
30 |
【事前学習】 【事後学習】 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 実験の内容・原理・方法を記した実験書を配布する。 |
参考書 | 日本蚕糸学会編「カイコの実験単」NTS,2019年3月発刊予定 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(40%)、授業参画度(50%)、実験結果発表会(10%) 全部で4つある実験テーマに対する各レポート,各回の実験への自主的な取り組み,そして学期末に行う実験結果発表会の内容で評価する。具体的には,初回の授業で説明する。 |
オフィスアワー | 月~金 10:00-17:00 本館6階 生命科学科研究室605 |