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科目名 | 情報と生命 | ||||
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教員名 | 鍵谷豪 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 生体は、細胞、組織および個体レベルで外部からの様々な情報(刺激)に対し応答を示す。 本講義では、外部からの情報(刺激)を放射線に限定し、放射線による生物への影響過程を分子、細胞、組織及び個体へと展開し、その機構を理解する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 講義前半では分子、細胞レベルにおける放射線の生物作用を理解するため、その標的の1つであるDNAについて起こる変異、損傷等のイベント、またそれに対する修復、細胞死等の細胞応答について解説する。 後半では、組織、臓器に対する作用および個体に対する作用(放射線による発がん、遺伝的影響、胎児への影響を含む)について講義を展開し、体系的に知識を理解する。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP4,CP6に対応しています。 |
授業の方法 | 毎回プリントを配布し、講義形式でおこなう。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 分子生物学を修得していることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
身のまわりの放射線利用について説明できる。 [事前学習]シラバスを確認しておくこと。 [事後学習]第1回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
2 |
放射線の定義と分類について説明できる。 [事前学習]配布した第2回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第2回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
3 |
放射線による化学的過程について説明できる。 [事前学習]配布した第3回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第3回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
4 |
突然変異とDNA修復機構について説明できる。 [事前学習]配布した第4回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第4回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
5 |
細胞死について説明できる。 [事前学習]配布した第5回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第5回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
6 |
放射線感受性(ベルゴニー・トリボンドーの法則)について説明できる。 [事前学習]配布した第6回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第6回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
7 |
放射線感受性の修飾について説明できる。 [事前学習]配布した第7回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第7回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
8 |
亜致死損傷からの回復について説明できる。 [事前学習]配布した第8回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第8回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
9 |
様々な放射線治療について説明できる。 [事前学習]配布した第9回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第9回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
10 |
放射線の組織、臓器への影響について説明できる。 [事前学習]配布した第10回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第10回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
11 |
放射線による発がんと遺伝的影響について説明できる。 [事前学習]配布した第11回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第11回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
12 |
放射線の胎児への影響について説明できる。 [事前学習]配布した第12回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第12回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
13 |
放射性同位元素による内部被ばくについて説明できる。 [事前学習]配布した第13回講義プリントの内容を確認しておくこと。 [事後学習]第13回講義プリントの内容が説明できるようにすること。 |
14 |
各回で学んだ内容について説明できるか理解度の確認をおこなう。 [事前学習]前回までに学んだ内容を十分理解し、説明できるようにしておくこと。 [事後学習]理解しきれなかった点に関して確認しておくこと。 |
15 |
講義のまとめ:これまでの内容に関して全体で討論する。 [事前学習]全体を通して疑問点を整理しておくこと。 [事後学習]全体を振り返り、放射線による生物への影響過程を説明できるか確認すること。 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 大西武雄 『放射線医科学 生体と放射線・電磁波・超音波』 医療科学社 2016年 第1版 松本義久 『人体のメカニズムから学ぶ放射線生物学』 MEDIACL VIEW 2017年 第1版 小松賢志 『現代人のための放射線生物学』 京都大学学術出版社 2017年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(80%)、授業参画度(20%) 学期末に「授業内テスト」を行い,その結果で評価する。また,毎回リアクションペーパーを回収し「授業参画度」として評価する。 |
オフィスアワー | 授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡して下さい。返答は次回講義時とします。 |