検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 平成27年度以前入学者 |
応用数学1 (本科目は「生物統計学1」として開講する) | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 井上みずき | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 生命科学のための基礎統計学、特に検定の考え方を学ぶ |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 生物学の分野では、どんなに実験条件や調査条件を揃えてもばらつきが生じる。このばらつきをもつデータから有用な情報を客観的に抽出する助けとなるのが生物統計学である。本講義では入門として生物学に必要な基本的な統計事項を学ぶ。とくに仮説検定について網羅的に学ぶ。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 授業計画に記載したテーマに沿って講義とアクティブラーニングの形式で行う。授業の構成は前半20分程度が講義で後半がアクティブラーニングとなる。残り20分程度において講義内容の理解度を確認するための課題を行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | エクセルとオープンソースである統計ソフトRを使うので、教室内にあるPCの使用を前提としている。二人一組で課題をクリアしていくタイプの講義であるため、なんらかの理由で他の人と協働したくない人は第1回目の終了時点で申し出ること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 | ガイダンス/統計の威力を知る [事前学習]シラバスを事前に確認すること。[事後学習]パソコンの基礎操作に慣れておくこと。 |
2 | エクセルの使い方の基本を学ぶ [事前学習]パソコンの基礎操作に慣れておくこと。[事後学習]エクセルの使い方を復習する |
3 | 統計ソフトRの使い方の基本を学ぶ [事前学習]パソコンの基礎操作に慣れておくこと。[事後学習]Rの使い方を復習する |
4 | データセットの特徴をつかむ:ヒストグラム・分布 [事前学習]Rに慣れておくこと。[事後学習]作図を復習する |
5 | 平均と分散[事前学習]前回の復習をしておくこと [事後学習]R操作を復習すること |
6 | 信頼区間[事前学習]前回の復習をしておくこと。[事後学習]4回目と5回目の内容の関係性を理解しておく |
7 | カイ二乗検定[事前学習]前回の復習をしておくこと。[事後学習]検定の考え方を復習すること |
8 | t検定(対応なし)[事前学習]前回の復習をしておくこと。 [事後学習]6回目と7回目の違いを理解しておくこと。 |
9 | t検定(対応あり)[事前学習]前回の復習をしておくこと。 [事後学習]7回目と8回目の違いを理解しておくこと。 |
10 | 分散分析(1要因)[事前学習]前回の復習をしておくこと。 [事後学習]6-8回目と9回目の違いを理解しておくこと |
11 | 分散分析(2要因)[事前学習]前回の復習をしておくこと。 [事後学習]9回目と10回目の違いを理解しておくこと。 |
12 | 多重比較[事前学習]前回の復習をしておくこと。 [事後学習]9回目と11回目の違いを理解しておくこと |
13 | グラフ表示[事前学習]前回の復習をしておくこと。 [事後学習]作図を復習すること。 |
14 | 実践的データ解析基礎 [事前学習]3回目から12回目の復習をしておくこと。 [事後学習]課題を見直すこと |
15 | 実践的データ解析発展 [事前学習]3回目から12回目の復習と14回目の復習をしておくこと。[事後学習]課題を見直すこと |
その他 | |
---|---|
教科書 | 特に使用しない。 |
参考書 | 向後千春・富永敦子 『統計学がわかる ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学』 技術評論社 粕谷栄一 『生物学を学ぶ人のための統計のはなし~君にも出せる有意差~』 文一総合出版 1998年 三中信宏 『みなか先生といっしょに統計学の王国を歩いてみよう』 羊土社 2015年 講義の内容をより深く理解するための参考書であり,必ずしも必要なものではない。初回の講義で紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(52%)、授業参画度(48%) 成績評価の詳しい方法については,初回の講義で説明する。授業参画度は、毎回の提出課題で評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |