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科目名 平成28年度以降入学者 |
数値計算入門2 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
数値計算入門2 | ||||
教員名 | 中島基樹 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 物理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 「数値計算入門1」に引き続き、数値計算の手法やC言語によるプログラミングを学ぶ。ここでは常微分方程式の解法を中心に行い、実際の物理学の問題に応用することにより、実践的な数値計算のプログラム作成能力を身につける。 |
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授業のねらい・到達目標 | C言語による数値計算の手法を学び、解析的に解けない方程式の解の導出方法や、常微分方程式の数値解を求める方法を修得し、実際の物理学の問題に応用できるようにすることを目的とする。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 |
授業の方法 | 授業は演習形式である。コンピュータ教室のPCを用いて、実際にC言語でプログラムを作成し実行する。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 特に履修条件を設けないが、「数値計算入門1」を履修していることが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(講義の進め方や成績評価方法についての説明)と、C言語のプログラムの入力と実行の復習 【事前学習】シラバスを事前に確認すること。C言語の基礎的な数学関数(sin,cos,logの扱い方)や、分岐や繰り返し処理(if文やforループ)について理解しておくこと。 【事後学習】講義で扱ったC言語の関数、とくにwhileやforループについて、演習問題を用いて使用方法を理解する。 |
2 |
方程式の解法(1)-ニュートン法 【事前学習】方程式の解を求めるニュートン法について、教科書の111頁~112頁を読んで理解しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、ニュートン法について理解を深める。 |
3 |
方程式の解法(2)-二分法 【事前学習】方程式の解を求める二分法について、教科書の114頁~115頁を読んで理解しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、二分法についての理解を深める。 |
4 |
1階常微分方程式の解法-オイラー法(1) 【事前学習】1階常微分方程式の解析解の求め方、微分法及び微分方程式の基礎を復習しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、1階常微分方程式についてのオイラー法を用いた解法の理解を深める。 |
5 |
2階常微分方程式の解法-オイラー法(2) 【事前学習】第4回目の授業内容を復習しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、2階常微分方程式についてのオイラー法を用いた解法の理解を深める。 |
6 |
1階常微分方程式の解法-ルンゲクッタ法(1) 【事前学習】教科書の161頁~162頁を読んでおくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、1階常微分方程式についてのルンゲ=クッタ法を用いた解法の理解を深める。 |
7 |
2階常微分方程式の解法-ルンゲクッタ法(2) 【事前学習】第6回の授業内容を復習しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、2階常微分方程式についてのルンゲ=クッタ法を用いた解法の理解を深める。 |
8 |
微分方程式の数値解をグラフにする 【事前学習】第7回の授業内容を復習すること。教科書の第I編10章「ファイル操作」を読んでおくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、2階常微分方程式についてのルンゲ=クッタ法を用いた解法と、エクセルを用いたグラフ作成方法についての理解を深める。 |
9 |
放物運動の数値計算 【事前学習】第8回の授業内容を復習すること。力学・放物運動について理解しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、運動方程式をルンゲ=クッタ法を用いて解く方法について理解する。 |
10 |
ばねの振動運動の数値計算 【事前学習】第9回の授業内容を復習すること。力学・振動運動について理解しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、減衰振動などの運動方程式をルンゲ=クッタ法を用いて解く方法についての理解を深める。 |
11 |
電磁場中の荷電粒子の運動の数値計算 【準備】第10回の授業内容を復習すること。電磁気学・電磁場中の荷電粒子の運動について理解しておくこと。 【事後学習】演習問題を解いて、荷電粒子の運動方程式をルンゲ=クッタ法を用いて解く方法についての理解を深める。 |
12 |
課題プログラム作成(1) 【事前学習】第1回~第11回までの授業内容を復習しておくこと。 【事後学習】課題プログラムを作成し、任意の方程式の解を求められるようにする。 |
13 |
課題プログラム作成(2) 【事前学習】第1回~第12回までの授業内容を復習しておくこと。 【事後学習】課題プログラムを作成し、任意の常微分方程式の数値解を求めることができるようにする。 |
14 |
課題プログラム作成(3) 【事前学習】第1回~第13回までの授業内容を復習しておくこと。 【事後学習】課題プログラムを作成し、任意の運動方程式の数値解を求めることができるようにする。 |
15 |
まとめとレポート提出(これまでの復習・解説を行い講義の理解を深める。) 【事前学習】第1回~第14回までの授業内容を復習し、課題レポートとプログラムをまとめる。 |
その他 | |
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教科書 | 杉江日出澄・鈴木淳子 『C言語と数値計算法』 培風館 2001年 第1版 |
参考書 | 川上一郎 『数値計算』 岩波書店 1989年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(40%)、課題プログラムの評価(30%) |
オフィスアワー | 授業開始前と終了後に教室にて質問対応します。 |