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科目名 平成27年度以前入学者 |
物理学概論 | ||||
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教員名 | 日高千晴 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 初等物理学の範囲で前期は力学・熱力学について、後期は波動・光学・電磁気学について講義を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | 現代科学の基礎となっている基本法則について学び、様々な物理現象について議論できるようになることを目的とする。 |
授業の方法 | 板書およびパワーポイントにより講義を行う。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ベクトル;スカラー量、ベクトルの演算 [事前学習]ベクトルについて予習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習する。 |
2 |
力のつり合い [事前学習]第1回の授業内容を整理し、ベクトルを理解する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習する。 |
3 |
微分・積分 速度・加速度 [事前学習]微分・積分について予習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、速度・加速度を理解する。 |
4 |
運動の法則 [事前学習]速度・加速度・力について復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、運動法則を説明できるようにする。 |
5 |
いろいろな運動 [事前学習]物体においてどのような運動があるか調べる。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、様々な運動を式で示せるようにする。 |
6 |
仕事と運動エネルギー、位置エネルギー、ポテンシャル [事前学習]物体の運動について復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、エネルギーについて理解する。 |
7 |
運動量と力積 [事前学習]速度・加速度・力について復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、運動量や角運動量を説明できるようにする。 |
8 |
剛体と力のモーメント [事前学習]ベクトルや速度、加速度を確認する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、力のモーメントについて理解する。 |
9 |
力学のまとめと補足(練習問題を解き授業の理解を深める。) [事前学習]これまでの授業内容の疑問点をまとめる。 [事後学習]学習した内容を整理する。 |
10 |
温度と熱 物質の三態 [事前学習]身の回りの熱について調べる。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、熱による物質の変化を理解する。 |
11 |
気体の状態方程式、気体分子運動論 [事前学習]圧力の定義を確認し、また力学の力積についても復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、気体の熱による性質を理解する。 |
12 |
熱力学第1法則、気体の変化と比熱 [事前学習]気体の状態方程式を復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、気体の比熱を理解する。 |
13 |
エネルギーの流れと変換 [事前学習]第6回のエネルギーについて復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、エネルギーの流れについて理解する。 |
14 |
熱力学のまとめと補足(練習問題を解き授業の理解を深める。) [事前学習]これまでの授業内容の疑問点をまとめる。 [事後学習]学習した内容を整理する。 |
15 |
試験と解説 [事前学習]第1回~第14回の内容を復習する。 [事後学習]力学・熱力学の内容を整理する。 |
16 |
波動 波の速さ・強さ・振動数 [事前学習]身の回りにある波について調べてくる。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、波の表す式を示せるようにする。 |
17 |
波の干渉・回折 [事前学習]波を表す量について確認する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、波の性質を説明できるようする。 |
18 |
音波 ドップラー効果 [事前学習]波の性質を復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、音波の性質を理解する。 |
19 |
光波、光の波長・速度 [事前学習]波の式、性質を確認する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、光の波長や速度について説明できるようにする。 |
20 |
光の反射、屈折、散乱 [事前学習]自然界にみられる光の現象を調べる。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、光の性質を理解する。 |
21 |
波動のまとめと補足(練習問題を解き授業の理解を深める。) [事前学習]これまでの授業内容の疑問点をまとめる。 [事後学習]学習した内容を整理する。 |
22 |
静電場、静電誘導、誘電分極、電流 [事前学習]身の回りにある静電気や電気について調べてくる。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、静電誘導、誘電分極等説明できるようにする。 |
23 |
クーロンの法則、電場 [事前学習]導体、絶縁体について確認する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、クーロンの法則を理解する。 |
24 |
電気容量とコンデンサー [事前学習]静電誘導、誘電分極について復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、コンデンサーのはたらきを理解する。 |
25 |
オームの法則、回路と起電力、ジュール熱、 [事前学習]電気回路の記号について調べる。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、電気回路について理解する。 |
26 |
磁場と電気力線、電流のつくる磁場 [事前学習]身の回りにある磁場について調べてくる。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、磁場や電気力線など説明できるようにする。 |
27 |
直線電流がうける力、電磁誘導 [事前学習]電流がつくる磁場について復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、ローレンツ力や電磁誘導等説明できるようにする。 |
28 |
交流と交流回路 [事前学習]波の式を復習する。 [事後学習]配布印刷物の練習問題を復習し、交流の実効値の意味を理解する。 |
29 |
電磁気学のまとめと補足(練習問題を解き授業の理解を深める。) [事前学習]これまでの授業内容の疑問点をまとめる。 [事後学習]学習した内容を整理する。 |
30 |
試験と解説 [事前学習]第16~29回の内容を復習する。 [事後学習]波動・電磁気学の内容を整理する。 |
その他 | |
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教科書 | なし。 |
参考書 | 講義内で指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 授業終了時。 |
備考 | 「物理学概論」の単位を取得するには、読み替え科目である「物理学概論1」および「物理学概論2」を履修してください。その際、必ず同年度中に前期で「物理学概論1」を、後期で「物理学概論2」をそれぞれ履修し、両方の授業に参加してください。「成績評価の方法及び基準」に示した内容に従って通年で評価し、所定の評価を得られれば「物理学概論」の単位(4単位)を付与します。履修の際には「物理学概論1」および「物理学概論2」のシラバスも必ず参照してください。 「物理学概論1」または「物理学概論2」の片方だけ履修しても「物理学概論」の単位は取得できません。また、年度をまたいで「物理学概論1」および「物理学概論2」を履修しても「物理学概論」の単位は取得できません。注意して履修してください。 |