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情報と職業

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科目名 情報と職業
教員名 梅沢崇
単位数    2 学年 2・3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 情報社会の進展とともに産業構造や労働環境、求められる人材は日々変化している。情報科を担当する教員は、その変化に対応した進路指導ができるように、情報社会の現状について常に把握しておく必要がある。
また、情報科の教員免許を持つ者は、共通教科の情報科の指導だけでなく、専門学科の情報科において将来の情報技術者を育成する役割も担うことになる。

専門学科の情報科の教員経験をもとに、専門教科の科目「情報産業と社会」の指導を中心のテーマとして、情報化に伴う産業構造や労働環境の変化、教科指導を通じた職業指導やキャリア教育について講義する。
授業のねらい・到達目標 共通教科の情報科を指導する教員、専門学科の情報科で情報産業に携わる人材を育成する教員となるため、生徒に適切な職業指導をするために必要な知識を述べることができ、教科指導の教材の作成に反映することができる。
授業の方法 教科書の内容を中心とした講義と、講義内容の理解を深めるためのディスカッションや振り返りを行う。必要な資料は適宜プリントで配布する。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス(この授業の位置付け及び到達目標について説明する)
【事前学習】
シラバスを事前に確認すること。
【事後学習】
学習指導要領解説及び授業で紹介した会議や審議会の議事録を読み、情報教育の目標と職業指導との関連について説明できるようにしておくこと。
2 情報社会と情報システム
【事前学習】
教科書のp.1~21を読んでおき、情報システムの概要について把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、社会基盤の中にどのような情報システムが活用されているか説明できるようにしておくこと。
3 情報化によるビジネス環境の変化(1)(コンビニエンスストアにおける情報活用)
【事前学習】
教科書のp.23~35を読んでおき、POSシステムの概要を把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、コンビニエンスストアの情報活用におけるPOSシステムの役割について説明できるようにしておくこと。
4 情報化によるビジネス環境の変化(2)(顧客情報の活用とビジネスモデル)
【事前学習】
教科書のp.35~49を読んでおき、顧客情報の収集の概要を把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、顧客情報の活用とビジネスモデルの変化について説明できるようにしておくこと。
5 情報産業の種類と役割
【事前学習】
日本標準産業分類などから情報産業(情報通信業)に含まれる産業を調べ、代表的な企業を把握しておくこと。
【事後学習】
資料と講義の内容を振り返り、情報産業の詳細と産業全体における位置付けなどを説明できるようにしておくこと。
6 情報技術者の役割と責任
【事前学習】
情報技術者の職種とキャリアパス、情報関連の資格について把握しておくこと。
【事後学習】
資料と講義の内容を振り返り、情報技術者の職種とキャリアパスの詳細、高校生への資格取得の指導について説明できるようにしておくこと。
7 情報化による労働環境の変化
【事前学習】
教科書のp.121~136を読んでおき、近年の労働環境の変化について把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、テレワークなどの働き方の変化、情報化による業務内容の変化について説明できるようにしておくこと。
8 情報社会で求められる人材
【事前学習】
教科書のp.136~140を読んでおき、情報化により求められる人材がどのように変化しているか把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、情報化により求められる人材の変化の詳細と、「社会人基礎力」「Society5.0に向けた人材育成」について説明できるようにしておくこと。
9 情報社会の問題点
【事前学習】
教科書のp.144~150を読んでおき、情報システム障害やサイバー犯罪の事例について把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、情報システムに依存した社会の問題点や取るべき対策について説明できるようにしておくこと。
10 情報モラル
【事前学習】
高等学校学習指導要領及び教科書のp.169~170を読んでおき、高等学校に求められる情報モラル教育と職業人に求められる情報モラルについて把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、現代における情報モラル教育の重要性とICT利用における人現侵害の詳細について説明できるようにしておくこと。
11 情報セキュリティ
【事前学習】
教科書のp.161~169を読んでおき、情報セキュリティ技術の概要について把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、情報セキュリティの必要性とサイバー攻撃の手口、情報セキュリティ人材の育成について説明できるようにしておくこと。
12 情報産業と知的財産にかかわる法規
【事前学習】
教科書のp.150~153を読んでおき、知的財産権の枠組みについて把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、著作財産権、著作者人格権の詳細と著作権侵害の事例や対抗手段について説明できるようにしておくこと。
13 情報社会におけるリスクマネジメント
【事前学習】
教科書のp.173~186を読んでおき、リスクとリスクマネジメントの概要について把握しておくこと。
【事後学習】
教科書と講義の内容を振り返り、リスクアセスメントとリスク対応の内容、企業のリスクマネジメントの実態について説明できるようにしておくこと。
14 情報科と職業指導
【事前学習】
学習指導要領解説を読んでおき、共通教科及び専門教科の教育目標について把握しておくこと。
【事後学習】
資料と講義の内容を振り返り、共通教科及び専門教科の情報科の教育目標と「社会人基礎力」「Society5.0に向けた人材育成」などの人材育成との関連について説明できるようにしておくこと。
15 試験と解説
【事前学習】
第2回~第14回の内容を復習すること。
【事後学習】
これまでの講義の内容を振り返り、共通教科及び専門教科の情報科の指導を通じて職業指導を行っていくために、どのような教材が用意できるか説明できるようにしておくこと。
16 【事前学習】

【事後学習】
17 【事前学習】

【事後学習】
18 【事前学習】

【事後学習】
19 【事前学習】

【事後学習】
20 【事前学習】

【事後学習】
21 【事前学習】

【事後学習】
22 【事前学習】

【事後学習】
23 【事前学習】

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24 【事前学習】

【事後学習】
25 【事前学習】

【事後学習】
26 【事前学習】

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27 【事前学習】

【事後学習】
28 【事前学習】

【事後学習】
29 【事前学習】

【事後学習】
30 【事前学習】

【事後学習】
その他
教科書 駒谷昇一、辰己丈夫 『情報と職業 (IT Text シリーズ)』 オーム社 2015年 第2版
参考書 伏見正則 他 『情報産業と社会 (文部科学省検定済教科書)』 実教出版 2013年
『高等学校学習指導要領解説 情報編』
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%)
・レポートについては、第10回の授業時に内容等について指示をします。
・授業内テストについては、期末試験を基に評価します。
・授業参画度については、毎回のリアクションペーパーで評価をします。
オフィスアワー 授業終了時

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