文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 心理学科 > 心理学概論1
日本大学ロゴ

心理学概論1

このページを印刷する

平成30年度以降入学者 心理学概論1
平成29年度以前入学者 心理学概説1
教員名 厳島行雄
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 必修
授業概要 心理学を専門的に最初に学ぶ学生諸君に心理学がどのような学問かを伝える授業である。心理学の歴史的展開、心理学の方法、心理学の諸領域等、心理学の全体が見渡せるような知識を獲得し、心理学に対する認識を深める。
授業のねらい・到達目標 【公認心理師受験資格取得に必要な科目】
心理学が学問として成立した経緯、心理学の歴史的展開、科学としての心理学、心理学の研究方法、心理学の領域、各領域の具体的内容を理解し、心理学の目指す人間理解に対する認識を深めることを目標とする。
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 基本的に座学である。講義形式の授業の展開になるが、必要に応じて心理学の領域における参考DVDも鑑賞する。また必要に応じて学生諸君が実験のデモの参加者になり、心理学研究の実践を経験するような方法を使用する。本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 心理学概説の授業の展開について説明する。心理学の歴史的展開について説明する。

【事前学習】シラバスを読んでおくこと。

【事後学習】心理学の歴史について復習する。
2 心理学の方法について説明する。科学としての心理学がどのような心理学なのか、具体例を示しながら説明する。

【事前学習】心理学概論(以下、教科書と呼ぶ)の第1章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
3 行動の生物学的基礎について学ぶ。

【事前学習】教科書の第2章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
4 行動の生物学的基礎について学ぶ。今回は中枢数神経系と行動の関係がテーマである。

【事前学習】教科書の第2章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
5 学習心理学について講義する。学習の理論について説明する。レスポンデント型の条件づけを中心に。

【事前学習】教科書の第3章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
6 学習心理学について講義する。学習の理論について説明する。オペラント条件づけを中心に。

【事前学習】教科書の第3章を読んでおくこと。前回学習の復習も行うこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
7 感覚・知覚の基本を学ぶ。感覚の種類と感覚能力について

【事前学習】教科書の第4章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
8 感覚・知覚の基本を学ぶ。形の生成、まとまり、錯視、奥行き知覚等について学ぶ。

【事前学習】教科書の第4章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
9 記憶の心理学について学ぶ。認知心理学における記憶理論研究について。

【事前学習】教科書の第5章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
10 記憶の種類と機能について学ぶ。

【事前学習】教科書の第5章を読んでおくこと。記憶研究の理論的側面について復習しておくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
11 思考と言語

【事前学習】教科書の第6章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
12 思考と言語

【事前学習】教科書の第6章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
13 感情と情動について学ぶ。

【事前学習】教科書の第7章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
14 感情と情動について学ぶ。

【事前学習】教科書の第7章を読んでおくこと。

【事後学習】今回授業の復習をしておくこと。
15 まとめ。心理学の方法、理論、諸領域について復習する。

【事前学習】今までに学習してきた内容を復習しておくこと。

【事後学習】心理学の全体像について考えること。特に心理学の方法論と説明の意味を考えること。
その他
教科書 厳島行雄・横田正夫 『心理学概説:心理学のエッセンスを学ぶ』 啓明出版 2014年
読み応えのある教科書である。授業ではわかりやすい例を示すように心がけたい。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、レポート(20%)、授業参画度(20%)
授業参画度は授業内容の理解をチェックするリアクションペーパーの内容にて判断する。レポート課題は2回課すが、その内容によって評価する。
オフィスアワー 最初の授業にて伝達する。

このページのトップ