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カウンセリング実習

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科目名 カウンセリング実習
教員名 狩野武道
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
学期 半期 履修区分 選択
授業概要 「相手の話を聴く」こと、「自分の気持ちを適切に相手に伝える」ことを,実習を通して学ぶ。授業者の臨床心理士(公認心理師資格も有する)としての実務経験を利用し,実習指導を行う。
授業のねらい・到達目標 この授業を通して,「相手の話を聴く」こと,「自分の気持ちを適切に相手に伝える」ことは,カウンセリングの根幹のみならず,人と人とがコミュニケートする際の根幹でもあることを体感的に理解し,受講前よりも「相手の話を聴く」こと,「自分の気持ちを適切に相手に伝える」ことができるようになることを目的とする。
この科目は文理学部(学士(心理学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。
授業の方法 実習形式。その他,ホームワーク,レポートを課す場合や,DVD教材を使用する場合がある。
本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とする。
履修条件 受講希望者が20名を超える場合は、人数調整を行う。
実習の中で,自分について話したり,グループワークをしたり,発言を求められたりするため,そのことを了解した上で受講すること。
授業計画
1 ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等について説明する。また,次回以降の発表者割り振り等を行う予定)
【事前学習】シラバスならびにカウンセリング関連本の目次を読む。
【事後学習】授業内で話された内容を整理し,理解を深める。
2 体験実習(1)インタビューと他己紹介(傾聴)
【事前学習】アサーション,来談者中心療法関連本を読む。
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。
3 体験実習(2)自分のことを相手に語る実習①(相手に伝わるように話す)
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)話し方,伝え方(アサーティブな伝え方)について調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。
4 体験実習(3)自分のことを相手に語る実習②(傾聴)
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)傾聴について調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。
5 体験実習(4)自分のことを相手に語る実習③(共感)
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)共感(ロジャーズの共感的理解)について調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。
6 体験実習(5)自分のことを相手に語る実習④(聴いたことを相手に伝える)
【事前学習】(発表者)話す内容を考える。(フロア)聴いたことを相手に伝える(ロジャーズの共感的理解)ということについて調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。
7 体験実習(6)グループワーク(聴くこと,伝えることの実践)
【事前学習】相互交流(アサーション理論)とはなにかについて調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。
8 体験実習(7)カウンセリングにおける実際のやり取り
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を調べる。
【事後学習】授業内容について振り返り,わからないことは調べて理解を深める。
9 体験実習(8)ミニ・カウンセリング
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読む。
【事後学習】逐語記録の作成を進める。
10 体験実習(9)逐語記録の作成と検討
【事前学習】逐語記録の作成を進める。
【事後学習】逐語記録を完成させる。
11 体験実習(10)逐語記録の発表と検討①(傾聴)
【事前学習】逐語記録の発表資料を作成する。
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。
12 体験実習(11)逐語記録の発表と検討②(共感)
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読む。
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。
13 体験実習(12)逐語記録の発表と検討③(自己一致)
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読む。
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。
14 体験実習(13)逐語記録の発表と検討④(関係性)
【事前学習】カウンセリング・心理療法の事例研究(報告)を読む。
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
【事前学習】これまでの授業内容について復習をする。
【事後学習】授業内容について振り返り,自己理解,他者理解,カウンセリングの理解を深める。
その他
教科書 なし
参考書 授業中に,必要に応じて随時紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(100%)
授業参画度は,発表,発言,ワークへの取り組み,小レポート等で評価する。
オフィスアワー 授業実施後教室にて。

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