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科目名 | 健康・スポーツ教育実習(アダプテッドスポーツ) | ||||
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教員名 | 佐藤 紀子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 半期 | 履修区分 | 必修 |
授業概要 | 障害のある人、高齢者、運動の苦手な人等、様々な人々が楽しめるスポーツについて、主として「バレーボール」を扱いながら皆で考えていく。通常のルールでのゲーム、ルールや用具を工夫したゲームを実施し、視聴覚資料や擬似体験等をまじえながら障害のある人のスポーツを体験する。実際に障害のある人が楽しめるスポーツや遊びを皆で考案し評価する。 視覚障害者スポーツ競技団体運営やレクリエーションプログラム開催経験をもとにしたアドバイス・講義をおこなう。 |
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授業のねらい・到達目標 | 対象となる種目の特徴や他種目との近似点・相違点、設定されている動作やその根拠、動作実行のためのトレーニング方法など、実践を通じて理解を深める。 運動の得手不得手、年齢や障害の有無などに関係なく、様々な人々が楽しめるスポーツについて考える。 ルールや用具、やり方を工夫したゲームを実践し、多様なニーズのある人々が楽しめるスポーツについて理解を深める。 生涯にわたり運動・スポーツに親しむきっかけをつくる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP7に対応しています。 |
授業の方法 | 実技(少人数のチームを作り試合・ゲームやグループワークを実施する) 本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とする。 |
履修条件 | 毎回の授業内容をしっかり理解した上で、次の時間に臨んでもらいたい。 運動・スポーツに対して苦手意識を持つ人も授業に参加しやすいように工夫するので、積極的に取り組んでもらいたい。運動・スポーツの得意な人の履修も歓迎する。 友人関係を築く時間としても有効であるので、節度を守りつつ、楽しんでもらいたい。 使用施設や受講人数によっては授業計画の内容を変更する場合もある。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業の目的、進め方、安全の確保等について理解する) 【事前学習】シラバスを確認し、授業の概要を把握しておくこと。 【事後学習】第2回以降の授業に備え、準備をおこなう。 |
2 |
ストレッチング、身体と心をほぐすレクリエーションゲーム、自己紹介、自身の運動・スポーツに対する意識についてのリポート作成 【事前学習】自身の今までの運動・スポーツに対する経験をまとめておくこと。効果的な自己紹介について考えておくこと。 【事後学習】アイスブレーキングとしてのレクリエーションの意義について整理する。 |
3 |
体力測定(体力の現状と健康維持のために必要な体力)、体脂肪率・骨密度の測定 【事前学習】「新体力テスト実施要項」等、体力測定の正しい方法について調べておくこと。 【事後学習】体力要素について内容を整理する。 |
4 |
バレーボール(1) ルールの確認、通常のルールでのゲーム 【事前学習】バレーボールの基本ルールを調べておくこと。 【事後学習】受講生がより参加しやすいルールや用具とは、どのようなものか考えておくこと。 |
5 |
バレーボール(2) ルールを工夫したバレーボール、ルール変更の考案 【事前学習】バレーボールの基本ルールを調べておくこと。 【事後学習】バレーボールの特徴を整理しておくこと。 |
6 |
バレーボール(3) バレーボールの発祥・ルールの変遷、ソフトバレーボール 【事前学習】ソフトバレーボールのルールを調べておくこと。 【事後学習】ソフトバレーボールとバレーボールの相違点を整理しておくこと。 |
7 |
バレーボール(4) 風船を使用したバレーボール 【事前学習】風船の特徴と風船を利用することの利点について考えておくこと。 【事後学習】風船バレーボールの特徴を整理しておくこと。 |
8 |
バレーボール(5) 多様なバレーボール(映像視聴) 障害のある人のために工夫されたスポーツ体験(1) 視覚を使わない体験 【事前学習】感覚にはどのようなものがあるか、調べておくこと。 【事後学習】視覚以外の感覚について整理しておくこと。 |
9 |
障害のある人のために工夫されたスポーツ体験(2) 映像視聴、サウンドテーブルテニス体験 【事前学習】視覚に障害のある人のためのスポーツの条件について調べておくこと。 【事後学習】視覚を用いずに楽しめるスポーツの特徴を整理しておくこと。 |
10 |
障害のある人のために工夫されたスポーツ体験(3) 新たなスポーツの考案 【事前学習】視覚に障害のある人が楽しめるスポーツの条件について整理しておくこと。 【事後学習】チームでの話し合いに基づいた課題を遂行しておくこと。 |
11 |
障害のある人のために工夫されたスポーツ体験(4) 新たなスポーツの評価、「アダプテッド・スポーツ」まとめ 【事前学習】チーム内での課題を遂行しておくこと。 【事後学習】視覚に障害のある人が楽しめるスポーツの条件について理解を深め、要点を整理すること。 |
12 |
ルール・用具が工夫されたスポーツ(1) ユニバーサルホッケー 【事前学習】ユニバーサルホッケーの基本的なルールを調べておくこと。 【事後学習】皆が楽しめるスポーツの条件について整理しておくこと。 |
13 |
ルール・用具が工夫されたスポーツ(2) ドッジビー 【事前学習】ドッジボールの基本的なルールを調べておくこと。 【事後学習】ボールではなく軟らかいフリスビーを使う利点について整理しておくこと。 |
14 |
ルール・用具が工夫されたスポーツ(3) ミニテニス 【事前学習】テニスの基本的なルールを調べておくこと。 【事後学習】皆が楽しめるスポーツの条件について整理しておくこと。 |
15 |
まとめ 提出物の返却および解説、質疑応答 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 授業参画度として、授業への取り組み姿勢(意欲、自発性、協調性)、授業内容の理解、実践について、授業内のリアクションペーパー等の提出物等により評価する。 |
オフィスアワー | 水曜日8:30~9:00 最初の授業で担当者への連絡方法について伝える。 |