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卒業論文

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科目名 卒業論文
教員名 杉森知也
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 通年 履修区分 選択必修
授業概要 自らが設定した課題について講究し、論文執筆の手続きを踏まえながら卒業論文を執筆する。
授業のねらい・到達目標 1. 課題を解明するために必要な道筋を、適切に設定することができる。
2. 先行研究とデータを悉皆調査するとともに、それらの史資料批判を加えて適切に扱うことができる。
3. 論文として適切な体裁・手続きを踏んで文章を記述することができる。
4. 論理的な文章を書くことができる。

この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP3,DP4,DP5及びカリキュラムポリシーCP1,CP4,CP5,CP7に対応しています。
授業の方法 (1)プレゼンテーションの方法
配布印刷物、学生が作成してきた資料に基づく指導
(2)授業形態
集団的指導と個別指導の組み合わせ。e-mailでの指導も実施する。
※GW前までは全体で集まって進捗状況を踏まえて指導をおこなう。その後は、個別相談(Eメールでのアポイントメントが必要)で進める。また、卒業論文作成・相談・添削をおこなう合宿を2泊3日で実施する(11~12月予定)。卒業論文は12月20日までに完成させて指導教員に提出し、最終チェックを受けたあとに修正の上、本提出する。
授業計画
1 ガイダンス: テーマの大枠設定と絞り込み
【事前学習】事前に申し込んだ論文の仮テーマについて、調査を進めておく。
【事後学習】課題プリントに基づいて、テーマの絞り込みと先行研究目録を作成する。
2 テーマの大枠を発表する
【事前学習】課題プリントに基づいて、テーマの絞り込みと先行研究目録を作成する。発表資料を作成する。
【事後学習】指摘されたことを踏まえて、テーマの絞り込み作業を進める。
3 論文テーマ案と大まかな構想を発表する
【事前学習】テーマの絞り込み作業を進める。発表資料を作成する。
【事後学習】指摘されたことを踏まえて、テーマの修正をおこなう。
4 先行研究文献目録を更新する
【事前学習】テーマの修正案を確定する。先行文献目録を更新する。
【事後学習】目次案を作成する。
5 目次案を提示する
【事前学習】目次案を作成する。論文テーマと目次案、先行文献目録をブラッシュアップする。
【事後学習】引き続き、先行研究の調査と目次案の修正作業を並行しておこなう。
6 目次案を修正する
【事前学習】目次案の修正を進める。
【事後学習】指導に基づいて、さらに修正をおこなう。
7 目次案に沿って先行研究の調査範囲を再考する
【事前学習】先行研究目録の修正作業を進める。
【事後学習】必要な先行研究のさらなる調査と収集をおこなう。
8 先行研究を収集する①: 論文の収集
【事前学習】J-Stageや図書館でのダウンロード・調査を進め、必要な論文を収集する。
【事後学習】論文の収集を進めるとともに、読み込みを進める。
9 先行研究を収集する②: 図書の収集
【事前学習】様々な図書館を活用して、図書の収集を進める。
【事後学習】図書の読み込みをおこなう。
10 先行研究の読み込みと必要なデータ等の不足をチェックする
【事前学習】論証に必要な研究・データが収集できているかチェックする。
【事後学習】不足しているものについては、あらたに収集する。先行研究とデータの読み込みをおこなう。
11 先行研究の到達点を把握する
【事前学習】先行研究・データの読み込みを進める。先行研究をカテゴライズしてそれぞれの到達点をレポートとしてまとめる。
【事後学習】先行研究の読み込みを進めるとともに、先行研究レビューの精度を高める。
12 先行研究・データ収集の最終チェック
【事前学習】先行研究・データの読み込みを進める。
【事後学習】各節の概要を仮に作成する。
13 論文の全体像を見直す
【事前学習】これまでの作業を集約して、論文構成の全体像を再検討しておく。
【事後学習】指導に基づいて、再修正をおこなう。
14 序章と終章の役割
【事前学習】先行研究レビューの精度を高めて、先に提出したレポートを修正する。
【事後学習】序章と終章で記載するべき内容項目を把握し、必要な先行研究の読み込みを進める。
15 目次案をブラッシュアップする
【事前学習】目次案の精度を上げる。章・節の名称を再考する。
【事後学習】指導に基づいて、修正作業を進める。先行研究の読み込みを進める。
16 目次案を確定する
【事前学習】目次案をブラッシュアップする。
【事後学習】指導に基づいて最終修正をおこなう。先行研究等の読み込みを進める。
17 各節のあらすじを確認する
【事前学習】目次案にあらすじをつけたものを作成し、事前にメールで送信しておく。
【事後学習】指導に基づいて、あらすじを修正する。先行研究等の読み込みを進める。
18 論文執筆上の質問受付
【事前学習】論文の執筆をはじめる。
【事後学習】質問への回答を踏まえて、執筆を進める。先行研究等の読み込みを進める。
19 一節分の文章を完成させる
【事前学習】作成している文章をチェックをして、合宿前の提出に備える(最低でも一節分)。
【事後学習】論文の執筆作業を進める。
20 卒業論文合宿①: 論文の添削を受ける
【事前学習】執筆を進める。
【事後学習】添削に沿って、論文を修正する。
21 卒業論文合宿②: 論文の執筆を進める
【事前学習】添削に沿って、論文を修正する。
【事後学習】執筆上の質問事項をまとめておく。
22 卒業論文合宿③: 質問事項の共有
【事前学習】論文の執筆を進める。執筆上の質問事項をまとめておく。
【事後学習】講義に基づいて、作業を進める。
23 卒業論文合宿④: 出典表記の確認
【事前学習】出典表記の方法について、再度、メンバー同士で確認しあう。
【事後学習】出典表記の見直しをおこなう。
24 卒業論文合宿⑤: 論文を校正する
【事前学習】添削に沿って、論文を修正する。
【事後学習】校正についての講義をもとに、校正作業を進める。適宜、質問をおこなう。
25 卒業論文合宿⑥: 章と節の名称を見直す
【事前学習】執筆したものをもとに、章・節の名称を再考する。
【事後学習】章・節の名称を修正しつつ、論文の執筆を進める。
26 卒業論文作成合宿⑦: 修正した論文の添削を受ける
【事前学習】論文の修正をおこなう。
【事後学習】添削に基づいて、再度、論文の修正をおこなう。
27 卒業論文合宿⑧: 論文作成上の質問と回答
【事前学習】校正作業と執筆を進める。質問事項をまとめておく。
【事後学習】論文の作成を進める。適宜、添削を依頼する。
28 論文の仮提出と質問の受付
【事前学習】校正作業と執筆を進め、仮提出に備える。質問事項をまとめておく。
【事後学習】論文の執筆を進める。
29 論文のブラッシュアップと提出
【事前学習】校正作業と執筆を進める。適宜、添削を受ける。
【事後学習】執筆した論文を読み返しておく。
30 口述試問とフィードバック
【事前学習】提出した論文を読み返しておく。
【事後学習】フィードバックされたことを振り返る。
その他
教科書 なし
参考書 小笠原喜康『最新版 大学生のためのレポート・論文術』講談社現代新書、2018。
その他、教育学研究室で作成する卒業論文作成法の冊子を配布する。
成績評価の方法及び基準 提出された卒業論文と口述試問(100%)
オフィスアワー 火曜日、水曜日、木曜日の授業以外での時間帯でおこなう。本館4F04350研究室。原則としてe-mailにて卒論指導の日時を事前に予約すること。
このほか、適宜、e-mailで指導をおこなう。

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