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科目名 | 教授学習論 | ||||
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教員名 | 渡部淳 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 日本における「教室の学び」の現状、特質および改革の可能性。具体的には、教室の学びを支える諸条件―教授スタイル、学校文化、人間関係、教師の指導技術など―を総合的に理解するとともに、生徒の学びを支援する教師の資質の変容について実践的に展望できるようにする。100カ国の帰国高校生の授業を担当するなかで得た知見を、理論と実践の両面に反映させた授業である。 |
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授業のねらい・到達目標 | 授業のテーマは、日本における「教室の学び」の特質とその改革である。以下の6点を到達目標とする。 1)教育方法の基礎的な理論や教室の学びを成立させる条件について十分に理解する。 2)教育の方法や技術が、社会の変化に沿って変容してきたことを、国際的・歴史的視点から理解する。 3)これからの学習者に求められる資質・能力を育成するために、主体的・対話的で深い学びが重要になることを理解する。 4)基礎的な学習理論や実践事例の検討を踏まえて、新しい時代に即応した学習指導案をつくることができる。 5)これからの教師の資質として、教育コミュニケーションや教育評価などの力が大切になることを実践的に理解する。 6)情報機器を活用して、子供たちが、調査したり、内容を編集したり、発表したりできるための指導法を理解する。 この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP1,DP2,DP4及びカリキュラムポリシーCP3,CP7,CP8に対応しています。 |
授業の方法 | 講義が基本となるが、優れた実践形が編み出した授業技術や知恵について履修者が共同で分析し、発表するなどの参加型の方法を随時導入する。 |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
教授学習理論の諸相 〔事前学習〕事前にシラバスを読んでおくこと 〔事後学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと |
2 |
日本の教育方法の歴史 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
3 |
知識注入型授業を支える条件 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
4 |
参加・獲得型授業の特質―帰国生が体験した海外のリサーチワーク指導 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
5 |
プロジェクト学習の実際① 北米の授業実践の事例 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び指示した教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
6 |
プロジェクト学習の実際② 英国の授業実践の事例 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び指示した教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
7 |
プロジェクト学習の実際③ 日本の主体的・対話的で深い学びの事例 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び指示した教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
8 |
教室の文化①―学びの協同者としての「生徒―生徒」関係、日韓米の高校生の模索を事例として 〔準備〕前の授業で配布したプリント及び指示した関連文献を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
9 |
教室の文化②―教育コミュニケーションの基礎とアクティビティの活用 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
10 |
グループワークの考え方と指導方法の工夫 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
11 |
プレゼンテーションを組み込んだ授業計画の検討 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
12 |
「学習者の学びを支える教師」に求められる資質とはどのようなものか 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
13 |
教育機器やICTを活用した実践事例の分析 〔事前学習〕前回までのプリントや教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
14 |
メディアを活用した文献調査 〔事前学習〕前の授業で配布したプリント及び指示した関連文献を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
15 |
まとめと質疑 〔事前学習〕前の授業までに配布したプリント及び教科書を読んでおくこと 〔事後学習〕授業の内容を確認し、ノートを整理しておくこと |
その他 | |
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教科書 | 渡部淳 『教育の方法・技術論 (Next教科書シリーズ)』 弘文堂 2019年 第1版 教科書を使用し、随時プリントも配布する |
参考書 | 授業でブックリストを配布する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(40%)、授業参画度(60%) 授業参画度は、毎回のコメントシート等で評価します。 |
オフィスアワー | 本館402研究室で、水曜3限に相談を受けます。 |
備考 | 教科書のほかに随時プリント資料を用意します。授業全体に関わるブックリストも配布します。毎回、授業の最後に次回のテーマについて説明しますので、準備してください。授業後には、自分独自のノートをまとめてください。 |