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科目名 | 情報メディアの活用 | ||||
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教員名 | 須永和之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 学校図書館での情報メディアの特性と活用 |
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授業のねらい・到達目標 | 情報社会に生きる児童生徒が多様なメディアから必要な情報を収集選択し、生活・ビジネスに活用できる情報活用能力の育成を、学校図書館と学習指導の面から解説する。CD-ROM、DVD-ROMなどの電子メディア、インターネットを通じて、データベースの活用について実際の活用について考察して、文字・画像・音声情報に関わる情報化時代の著作権についても触れる。 |
授業の方法 | 学校教育における情報メディアの活用、および著作権に関しては急速な進展があるため、講義中に配布したプリントを中心に講義する。コンピュータの仕組み、光ディスクの原理などの理工学的な面をも触れてみたい。コンピュータを使ったインターネット検索の実際の活用について具体的に講義したい。 |
授業計画 | |
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1 |
高度情報社会と人間 情報とメディアの定義、メディアの種類、高度情報社会における学校図書館の役割 【事前学習】情報とメディアの意味を考える。 【事後学習】情報とメディアの種類と意味を復習する。 |
2 |
メディアの歴史 文字情報とメディア、粘土板から紙へ、新しいメディアの登場 【事前学習】世界史と日本史を学びなおす。 【事後学習】情報とメディアの歴史を復習する。 |
3 |
インターネットと検索技術(1) インターネットの歴史、インターネットの機能、Webpageとリンク機能 【事前学習】インターネットの機能を列挙する 【事後学習】インターネットの仕組みについて理解を深める。 |
4 |
インターネットと検索技術(2) サーチエンジンの種類と特長、検索方法と検索結果の評価 【事前学習】インターネットで情報を検索する方法を考える。 【事後学習】検索した結果を評価する方法を考察する。 |
5 |
インターネットと検索技術(3) 情報検索演習 ドメイン名による情報の信頼性 【事前学習】検索結果の評価を考察する。 【事後学習】ドメインによって何がわかるかを考察する。 |
6 |
半導体とコンピュータの仕組み 半導体の種類とその利用、コンピュータ・システムの構成 【事前学習】化学と物理で学んだ原子の構造と周期律を学ぶ。 【事後学習】半導体となる物質の性質とトランジスターの仕組みを復習する。 |
7 |
ディスク系の電子メディアの利用 CD-ROM、DVD-ROMの原理とその利用、その他のディスク系メディアの利用 【事前学習】物理で学んだ光の性質を学ぶ。 【事後学習】ディスク系のメディアの材質について復習する。 |
8 |
メディアの種類と情報の性質 Webpage、ディスク系のメディア、雑誌・新聞、図書における情報の性質 【事前学習】メディアの種類を考える。 【事後学習】メディアの種類と情報の性質の違いを整理して学ぶ。 |
9 |
情報メディアと著作権(1) 知的財産権法における著作権、著作物の定義、著作権の発生と保護 【事前学習】知的財産権について学ぶ。 【事後学習】著作権法の目的と著作物の定義を復習する。 |
10 |
情報メディアと著作権(2) 著作権の制限、図書館における著作権 【事前学習】著作権の発生と保護期間を復習する。 【事後学習】著作権の制限について復習する。 |
11 |
情報メディアと著作権(3) 著作権侵害と刑事上・民事上の措置、電子メディアと著作権、クリエティヴ・コモンズと著作権問題のゆくえ 【事前学習】知的財産権の最新の話題に興味をもって考える。 【事後学習】著作権侵害の重大さをを考える。 |
12 |
情報社会の光と影(1) 情報社会がもたらした利便性と情報モラル(ネチケット) 【事前学習】情報社会で問題となっていることを考える。 【事後学習】情報社会で守ることを整理して考察する。 |
13 |
情報社会の光と影(2) 有害サイトとフィルタリング、ネットワークの不正使用、コンピュータウィルス 【事前学習】情報社会のモラル(倫理)を考える。 【事後学習】学校および学校図書館で注意すべき留意点と個人情報の保護を考える。 |
14 |
情報社会の将来 電子書籍の登場、新しいネットワーク・システムへの対応 【事前学習】情報社会の将来に起こる問題を考える。 【事後学習】学校および学校図書館で指導する点を整理して考察する。 |
15 |
講義の総括(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める) 【事前学習】メディアの種類と情報の性質の違いを整理して学ぶ。 【事前学習】学校における情報の活用を考察する。 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は用いません。講義中に資料を配布します。 |
参考書 | 情報教育学研究会,情報倫理教育研究グループ編 『インターネットの光と影 : 被害者・加害者にならないための情報倫理入門』 北大路書房 2014年 第5版 森田盛行 『気になる著作権Q&A:学校図書館の活性化を図る (シリーズはじめよう学校図書館 ; 8)』 全国学校図書館協議会 2013年 ジェームス・E.ヘリング著 須永和之訳 『学校と図書館でまなぶインターネット活用法』 日本図書館協会 2016年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(90%)、レポート課題(インターネット検索)(10%) キーワードを用いた論述試験では、キーワードに関する正しい知識と論理的な叙述を評価する。 |
オフィスアワー | 本授業終了後、本館2Fの講師室にて20分間(授業の延長ではない) |
備考 | 欠席の場合は事前事後を問わず届を提出する。欠席した回については、配布物を講師から入手して、十分に学習して、定期試験に臨んでほしい。 |