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社会科・地理歴史科教育法Ⅱ

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平成29年度以降入学者 社会科・地理歴史科教育法Ⅱ
平成28年度以前入学者 地理歴史科教育法Ⅱ
教員名 田部俊充
単位数    2 学年 2･3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 中学校社会科および地理歴史科教育法において扱う基本概念を明らかにし，ICTを踏まえた学習指導案及びパワーポイントを作成し，模擬授業を行う。
１）中学校社会科及び高等学校地理歴史科の応用的な目標・内容について理解を深める。
２）社会認識形成の基礎について把握する。
３）中等社会科教師としての基礎的な教材開発能力を培う。
授業のねらい・到達目標 1）中学校社会科及び高等学校地理歴史科に関する生徒の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
2）中学校社会科及び高等学校地理歴史科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
3）中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
4）中学校社会科及び高等学校地理歴史科模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
5）中学校社会科及び高等学校地理歴史科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
授業の方法 授業形態（演習形式）
　中学校社会科及び高等学校地理歴史科の応用を学び，社会系教員として持つべき資質の育成・向上を図る。まず中学校社会科及び高等学校地理歴史科の目標・内容についての基礎的理解を図る。本授業では中学校地理歴史科地理的分野及び地理歴史科（特に「地理探究」「日本史探究」「世界史探究」）の指導方法・評価方法の基礎を中心に学習する。合わせて学習指導に必要な応用的な技能の習得をはかる。また、実情を踏まえた年間指導計画の作成と学習指導案について事例を学習し，作成した学習指導案をもとに模擬授業を行う。受講者相互で講評を行い、さらによい学習指導案作りを目指す。出来るだけ学内共通LMS（学習管理システム）のBlackboardを利用する。
本授業の事前・事後学習は，各2時間の学習を目安とします。
履修条件 初回の授業開始時に，出席表を配布し，授業教室の収容定員を上限とする履修制限（学生証番号による抽選）を行う。教育実習や公式行事等のために授業を欠席する場合は，第2回の授業開始時に，欠席理由を証明する書類の提出により，授業教室の収容定員を超過していない場合に限り，第2回以降の出席を許可することがある。
授業計画
1 オリエンテーション・学習指導要領の改訂と地理歴史科の動向（実践研究の動向を中心に）【事前学習】卒業した中学校および高校のクラスを想定して地理歴史科の学習経験（取得教科，教科書，資料集，授業の特徴）を想起する。
【事後学習】卒業した中学校および高校のクラスを想定して地理歴史科の学習経験（取得教科，教科書，資料集，授業の特徴）を振り返る。
2 中学校社会科及び高等学校地理歴史科と学習指導要領【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
3 中学校社会科地理的・歴史的分野及び高等学校地理歴史科の目標及び主な内容と全体構造（応用）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
4 中学校社会科地理的・歴史的分野及び高等学校地理歴史科と授業設計（認識・思考・学力等の実態を視野に入れて）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
5 中学校社会科地理的・歴史的分野及び高等学校地理歴史科と授業設計（情報機器及び教材の効果的な活用法を中心に）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
6 ICT（情報機器及び教材の活用）を取り入れた地理歴史科の授業の開発（応用）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
7 アクティブ・ラーニング（体験的学習）の視点を取り入れた授業の開発（応用）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
8 授業設計と学習指導案の作成（完成）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
9 模擬授業の準備【事前学習】学習指導案と使用教材等を準備する。
【事後学習】模擬授業の準備の点検を行う。
10 模擬授業（１）と話し合い・発展的な学習内容の探究（教科の目標及び主な内容と全体構造を中心に）【事前学習】学習指導案と使用教材等を準備する。
【事後学習】模擬授業と相互批評・フィードバックをもとに、学習指導案の見直しをおこなう。
11 模擬授業（２）と話し合い・発展的な学習内容の探究（学習内容についての指導上の留意点を中心に）【事前学習】学習指導案と使用教材等を準備する。
【事後学習】模擬授業と相互批評・フィードバックをもとに、学習指導案の見直しをおこなう。
12 模擬授業（３）と話し合い・発展的な学習内容の探究（情報機器及び教材の活用を中心に）【事前学習】学習指導案と使用教材等を準備する。
【事後学習】模擬授業と相互批評・フィードバックをもとに、学習指導案の見直しをおこなう。
13 模擬授業の振り返りと授業改善（教科の目標及び内容と全体構造を中心に）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
14 模擬授業の振り返りと授業改善（学習内容についての指導上の留意点を中心に）
【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める・地理歴史科の授業に向けて（実践研究の動向）【事前学習】テキストと中学校社会科及び高等学校地理歴史科の学習指導要領を準備する。
【事後学習】講義を振り返り、要点をまとめておく。
その他
教科書 『大学生のための社会科授業実践ノート 増補版II』
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業参画度は，毎回のリアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー 授業終了時

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