社会科教育法Ⅲ

科目名	社会科教育法Ⅲ
教員名	梶輝行
単位数	2	学年	3	開講区分	文理学部
科目群	コース科目
学期	後期	履修区分	選択

授業概要	「中学校社会科の授業づくりのスキルと実践的指導力について演習等を通じて身に付ける」
授業のねらい・到達目標	1）子供の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。 2）当該教科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。 3）学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。 4）模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。 5）当該教科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
授業の方法	社会科教育法Ⅰで学んだ知識とスキルを活用して、中学校社会科の指導計画を作成し、それに基づいて具体的な単元指導計画と学習指導案を、グループ協議を通じて練り上げ、実際に単元場面を選択して模擬授業を行い、実践体験からの振り返りをも含めて、授業の実践的な知識と指導スキルを身に付け、社会科教育全体を考察する。また、新学習指導要領への移行期を踏まえ、内容や指導上の留意事項についての改善点についても考察し、適正な理解と実践に向けた指導スキルの修得に取り組む。本授業の事前・事後学習は、各２時間の学習を目安とする。

授業計画
1	ガイダンス（授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する）【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
2	中学校社会科教育の現状整理と学習指導要領に基づく理解【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
3	中学校社会科の年間指導計画・単元指導計画の作成と考察・協議Ⅰ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
4	中学校社会科の年間指導計画・単元指導計画の作成と考察・協議Ⅱ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
5	中学校社会科の学習指導案の作成と考察・協議Ⅰ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
6	中学校社会科の学習指導案の作成と考察・協議Ⅱ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
7	中学校社会科の授業実践演習（模擬授業の実践を通した協議）Ⅰ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
8	中学校社会科の授業実践演習（模擬授業の実践を通した協議）Ⅱ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
9	中学校社会科の授業実践演習（模擬授業の実践を通した協議）Ⅲ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
10	中学校社会科の授業実践演習（模擬授業の実践を通した協議）Ⅳ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
11	中学校社会科の授業実践演習（模擬授業の実践を通した協議）Ⅴ 【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
12	中学校社会科の計画作成上の留意点についての考察・協議【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
13	中学校社会科の授業実践上の留意点についての考察・協議【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
14	中学校社会科の指導と評価の留意点についての考察・協議【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】
15	中学校公民科に関する課題の整理と今後の教科の在り方【事前学習：シラバスの確認と教科書当該ページの予習】【事後学習：授業で整理した課題の考察と復習】

その他
教科書	文部科学省『中学校学習指導要領解説社会編』 2018年第１版梶　輝行『高校カリキュラム・マネジメントの基本』学事出版 2018年第１版『高校カリキュラム・マネジメントの基本」のプロローグ、第１章、第３章、第４章を事前に熟読し、新学習指導要領に求められているカリキュラム・マネジメントの基本的な理論と実践の具体性について考察に努め、いかに授業づくりと授業実践にいかすかを検討すること。
参考書	中学校社会科の教科書についての用意は授業中で指示する予定である。
成績評価の方法及び基準	レポート(40%)、授業内テスト(60%) レポートについては授業全体で２回を課す予定である。試験については授業の中で１回の確認テストを実施する予定である。成績評価は上記により総合的に行うものとする。授業を欠席する特別な事情がある場合は、欠席届を提出すること。
オフィスアワー	基本的に授業終了後に対応する。
備考	研究活動では自ら主体的に学習活動を行えるよう授業の中で時間を確保して取り組む。シラバスの内容については、履修者の理解や授業の進捗状況等により一部変更することがある。