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情報サービス演習２

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科目名 情報サービス演習２
教員名 中島玲子
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 図書館の情報サービスの中核をなすレファレンスサービスにおいて、図書館利用者に適切な情報提供および利用案内を行うためには、公共図書館・大学図書館・学校図書館・専門図書館等の館種を問わず、「情報検索技能」の習得が必須である。本授業では情報サービスのうち主に「情報検索技能」について扱い、①情報源に関する知識②検索手法に関する知識③検索戦略の策定④機器操作技能について総合的に学ぶ。
授業のねらい・到達目標 公共・専門・大学・学校など各種図書館利用者の情報要求に応じた情報源の案内、検索結果の評価・加工方法など、司書としての実践的な能力を基礎から身につけ、効率よく最適な手段をとることができる。

この科目は文理学部（学士（　学））のディプロマポリシーDP1,DP2,DP3,DP4,DP5,DP6,DP7,DP8,DP9,DP10,DP11及びカリキュラムポリシーCP1,CP2,CP3,CP4,CP5,CP6,CP7,CP8,CP9,CP10,CP11に対応しています。
授業の方法 検索に必要な基本的な技術や国内外の代表なシステムやデータベースの利用方法、検索結果の提供、積極的な発信型情報サービス等について学ぶ。PC教室において演習を行う。
授業計画
1 ガイダンス情報検索とは何か
情報検索の現状と意義について理解する。
[事前学習]シラバスを一読し講義の進め方を理解する。教科書第１章－１を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書第１章－１の記述と講義を振り返り、授業中に紹介された検索システムの操作を復習する。
2 データベースと検索の仕組み(1)
データベースの構造、検索語と索引について理解する。
[事前学習]教科書第１章－２の前半を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書第１章－２の前半と講義を振り返り、データベースと検索の仕組みについて復習する。
3 データベースと検索の仕組み(2)
検索語とフィールド、論理演算子、自由語と統制語について理解する。
[事前学習]教科書第１章－２の後半を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書第１章－２の後半と講義を振り返り、検索手法について復習する。
4 サーチエンジンの使い方
サーチエンジンとポータルサイトの活用について理解する。
[事前学習]教科書の１章－４を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の１章－４と講義を振り返り、授業内で紹介した情報源の検索方法に習熟する
5 検索戦略の意義
検索戦略の意義について理解する。
[事前学習]教科書の１章－５を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の１章－５と講義を振り返り、授業中に紹介された検索システムの操作を復習する。
6 図書の検索
OPACの基礎、本学OPAC、NDLオンライン等について学ぶ。
[事前学習]教科書の２章－１前半を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の２章－１前半と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する
7 雑誌タイトルの検索と総合目録
雑誌タイトルの検索および総合目録について理解する。
[事前学習]教科書の２章－１後半を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の２章－１後半の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する。
8 雑誌記事・論文の検索
雑誌記事・論文の検索について理解する。
[事前学習]教科書の２章－２前半を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の２章－２前半の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する。
9 電子ジャーナルの検索と引用索引の考え方
電子ジャーナルの検索と引用索引の考え方について理解する。
[事前学習]教科書の２章－２後半および84ページを読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の２章－２後半および84ページの記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する。
10 新聞記事の検索
新聞記事特性と新聞記事データベースの検索について理解し、
学校図書館におけるNIE(Newspaper in Education）について知る。
[事前学習]教科書の２章－３を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の２章－３の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する。
11 公的資料・統計情報の検索
法令や統計情報の調べ方と注意点について理解する。
[事前学習]教科書の２章－４、５を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の２章－４、５の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する。
12 高度な情報検索
授業内容を踏まえ、より実践的で高度な検索法を身につける
[事前学習]教科書の３章前半を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習] 教科書の３章前半の記述と講義を振り返り、授業内で紹介したデータベースの検索方法に習熟する。
13 発信型情報サービスの実際
各種図書館における発信型情報サービスの実際について理解する。
[事前学習]自分のよく利用する図書館の発信型情報サービスについて調べる。
[事後学習]講義を振り返り、発信型情報サービスの実際の例を探して評価する。
14 情報要求の把握と検索結果の評価
レファレンスサービスの際の情報要求の把握と検索結果の評価について理解し、
児童・生徒等の年少者へ対応する場合の配慮点についても考察する。
[事前学習]教科書の３章後半を読み、疑問点をメモしておく。
[事後学習]教科書の３章後半の記述を振り返り、授業中に紹介された検索システムの操作を復習する。
15 まとめと今後の展望
演習課題の解説ならびに授業の総括と質疑応答。
[事前学習]授業の総括をする。
[事後学習]1-15回の講義を振り返り、授業中に紹介された検索システムの操作を復習す
その他
教科書 中島玲子ほか 『スキルアップ！情報検索：基本と実践』 日外アソシエーツ
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 レポート(88%)、授業参画度(12%)
オフィスアワー 授業終了時およびメールで随時受付（メールアドレスは初回授業で提示する）

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