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科目名 | 社会学2 | ||||
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教員名 | 工藤豪 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 本講義では三つのテーマを取り扱う。「ジェンダー」に関する基本的な概念や働き方の実態について資料を用いながら概説する。「家族」と「結婚」については、時代的変化と地域的多様性という視点から、日本における特質や現代社会における問題について講義を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | (1)学校生活や現代社会の働き方におけるジェンダーの特徴や課題について説明できるようになることを目的とする。 (2)日本の家族・結婚について時代的変化と地域的多様性の視点から特質を説明できるようになることを目的とする。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP1に対応しています。 |
授業の方法 | 板書を中心として配付資料を用いた講義を行うとともにグループ考察を行います。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 講義への集中と積極的な参加を望みます。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のねらいと進め方についての説明 【事前学習】シラバスを確認しておく。 【事後学習】参考文献等を確認し、第2回からの授業に備える。 |
2 |
ジェンダー(1)-性別と性差- 【事前学習】女・男の損得について考えておく。 【事後学習】配付資料を踏まえ、ジェンダー概念について的確に説明できるようにしておく。 |
3 |
ジェンダー(2)-ジェンダーと教育- 【事前学習】小中高の学校生活においてジェンダーに関する問題がなかったか、考えておく。 【事後学習】講義を踏まえ、学校生活におけるジェンダーバイアスの影響について説明できるようにしておく。 |
4 |
ジェンダー(3)-ジェンダーと労働- 【事前学習】女性の社会進出について自分なりの考えを整理しておく。 【事後学習】配付資料を踏まえ、女性の社会進出に関する実態を的確に説明できるようにしておく。 |
5 |
ジェンダー(4)-女性の働き方に関する意識と実態- 【事前学習】第4回の配付資料から確認できる実態の背景について自分なりに考えておく。 【事後学習】グループ考察を踏まえ、女性の働き方における特質や課題について説明できるようにしておく。 |
6 |
家族をめぐる社会学(1)-家族を研究する意義- 【事前学習】家族を研究することは何に役立つのか、自分なりに考えておく。 【事後学習】講義を踏まえ、家族を研究する意義について説明できるようにしておく。 |
7 |
家族をめぐる社会学(2)-家制度の特徴と影響- 【事前学習】自分の家族や身近な家族における「家」について考えておく。 【事後学習】講義を踏まえ、家制度が現代社会に与える影響について説明できるようにしておく。 |
8 |
家族をめぐる社会学(3)-相続慣行の地域的多様性- 【事前学習】自分の家族や身近な家族における「相続形式」について調べておく。 【事後学習】配付資料を参考に、相続慣行の地域的多様性の特質を説明できるようにしておく。 |
9 |
家族をめぐる社会学(4)-大家族と隠居制家族- 【事前学習】自分の家族や身近な家族における「隠居制」(別棟居住)について調べておく。 【事後学習】配付資料を参考に、隠居制家族の諸特徴を説明できるようにしておく。 |
10 |
家族をめぐる社会学(5)-家族形態と家族構造- 【事前学習】アニメの家族形態を調べておく。 【事後学習】講義を踏まえ、家族形態と家族構造の差異と特質について説明できるようにしておく。 |
11 |
家族をめぐる社会学(6)-核家族化と家族構造の持続性・地域性- 【事前学習】核家族化について自分なりの考えを整理しておく。 【事後学習】グループ考察を踏まえ、核家族化に関する実態について多様な立場から説明できるようにしておく。 |
12 |
結婚をめぐる社会学(1)-伝統的婚姻- 【事前学習】伝統的な婚姻のあり方について調べておく。 【事後学習】婿入婚と嫁入婚の差異と特質について説明できるようにしておく。 |
13 |
結婚をめぐる社会学(2)-伝統的婚姻と現代的婚姻- 【事前学習】第12回に配付する、文献を要約した配付資料を読み込んでおく。 【事後学習】講義を踏まえ、伝統的婚姻と現代的婚姻のつながりについて説明できるようにしておく。 |
14 |
結婚をめぐる社会学(3)-未婚化に関する意識と実態- 【事前学習】国立社会保障・人口問題研究所が実施している「出生動向基本調査」について調べておく。 【事後学習】配付資料を踏まえ、現代日本において未婚化が顕著な要因を説明できるようにしておく。 |
15 |
確認作業と総括 【事前学習】第2回から第14回の内容を復習しておく。 【事後学習】学習した内容を整理し、知識として身につける。 |
その他 | |
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教科書 | 使用しません。レジュメ・資料を配付します。 |
参考書 | 伊藤公雄ほか 『女性学・男性学〔改訂版〕ジェンダー論入門』 有斐閣 2011年 第1版 野々山久也編 『論点ハンドブック 家族社会学』 世界思想社 2009年 第1版 佐藤博樹・永井暁子・三輪哲 『結婚の壁』 勁草書房 2010年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(25%)、確認作業(50%)、授業貢献度(25%) 受講態度などの授業参画度、リアクションペーパーやグループ考察への参加姿勢などの授業貢献度、ノート・配付資料等を参照しながら取り組む確認作業、以上から総合的に評価します。 |
オフィスアワー | 授業終了後、また授業日の14時15分から14時30分まで、本館2Fの講師室にて対応します。 |