検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
科目名 | 現代社会学理論2 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 宮地弘子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | パーソンズとパーソンズ以降の社会学の潮流 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 第二次世界大戦以降の社会変動を背景として、社会学の代表的論者がどのような視点から何を問うてきたのかという観点から、パーソンズとそれ以降の社会学理論の意義と魅力を考えたい。理論に関する知識を習得するにとどまらず、その知識を用いて自らの問題関心を主体的に探究できることを到達目標とする。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。 |
授業の方法 | 原則として講義形式で進める。 毎回コメントペーパーの提出を求め、次の回でフィードバックを行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
オリエンテーション:現代社会と社会学、社会学すること 【事前学習】シラバスの内容を事前に確認する 【事後学習】自分自身の問題関心・社会学を学ぶ動機を整理する |
2 |
大戦・ナチズムという危機と社会学の動向 【事前学習】大戦とナチズムという出来事が社会学の動向に与えた影響について予習する 【事後学習】フロムをはじめとした亡命社会学者たちの社会学的探究の軌跡を整理する |
3 |
アメリカを中心とした秩序化とパーソンズの社会学 【事前学習】パーソンズの理論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】パーソンズの理論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
4 |
アメリカ社会の危機と新たな社会学の潮流 【事前学習】意味学派理論の勃興という社会学史上の潮流転換について予習する 【事後学習】潮流転換の背景となった社会変動と新たな社会学的潮流の特徴を整理する |
5 |
シンボリック相互作用論:相互行為過程としての社会 【事前学習】シンボリック相互作用論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】シンボリック相互作用論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
6 |
ゴフマンと対面的相互行為の社会学 【事前学習】ゴフマンの理論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】ゴフマンの理論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
7 |
現象学的社会学:日常生活世界の構成原理を問う 【事前学習】現象学的社会学について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】現象学的社会学の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
8 |
エスノメソドロジー:人々の社会学 【事前学習】エスノメソドロジーについて概要およびキーワードを予習する 【事後学習】エスノメソドロジーの可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
9 |
ブルデューの社会学:周辺からのまなざし 【事前学習】ブルデューの理論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】ブルデューの理論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
10 |
フーコーと知の考古学・系譜学 【事前学習】フーコーの理論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】フーコーの理論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
11 |
ハーバーマスの批判理論:近代合理性の批判的継承 【事前学習】ハーバーマスの理論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】ハーバーマスの理論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
12 |
現代社会とルーマンの社会システム論 【事前学習】ルーマンの理論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】ルーマンの理論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
13 |
現代社会とギデンズの構造化理論 【事前学習】ギデンズの理論について概要およびキーワードを予習する 【事後学習】ギデンズの理論の可能性と限界、自らの問題関心との関連性を整理する |
14 |
まとめ:パーソンズ理論の意義とパーソンズ以降の社会学理論を貫く視座 【事前学習】第2回~第14回の講義内容を復習する 【事後学習】パーソンズとそれ以降の社会学の展開と自らの問題関心との布置関係を整理する |
15 |
社会学理論学習のヒント、試験 【事前学習】試験に向けて十分な準備を行う 【事後学習】講義内容のみならず自らの学習方法についても振り返りを行い、主体的に工夫を講じる |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし。 |
参考書 | 那須壽 『クロニクル社会学――人と理論の魅力を語る (有斐閣アルマ)』 有斐閣 1997年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度は、毎回のコメントペーパーの提出状況および内容にもとづいて評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時。 |