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科目名 | 社会情報論 | ||||
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教員名 | 中森広道 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2・3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | テーマ:情報の社会的機能 流言・うわさ・デマ・都市伝説/マス・メディアから超域メディアへ 情報・メディアを学ぶために必要な基礎知識と、情報を社会学やその関連分野から考究する方法について習得することを目的とした講義。後期開講の「社会情報論」は、「情報の社会的機能」をテーマに、流言・うわさ・デマ・都市伝説などについてと、前期の「マス・メディア論」で扱った触れた時期以降のマス・メディアの展開、通信・超域メディアの浸透と影響について講義する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 前半は、「流言・うわさ・デマ・都市伝説」を中心に「情報の社会的機能」について考える。後半は、近年のメディアについて考え、情報・メディアを概観する。社会学・社会心理学・心理学のの違いに触れながら、情報やメディアを社会学や隣接分野から、どのように考えていくかを理解できるようにする。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP2及びカリキュラムポリシーCP4に対応しています。 |
授業の方法 | 講義によって進める(必要に応じて映像等を使用する)。前期開講の「マス・メディア論」に連続した講義である。(1)流言・うわさ・デマ・都市伝説、(2)1970年代以降のマス・メディアの普及とその展開における影響、(3)電話・電気通信・超域メディアの3点を中心に、その特性や社会的背景ならびに社会的機能に留意しながら講義を行う。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 受講希望者多数の場合は「マス・メディア論」の単位を取得している学生を優先する |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 【事前学習】情報・メディアならびに流言・うわさについての資料を読む 【事後学習】現代史の資料を読む |
2 |
流言とうわさ(1) 流言研究概説 「流言」「うわさ」「デマ」「都市伝説」の違い 【事前学習】流言・うわさ・デマ・都市伝説についての事例を調べる 【事後学習】参考書を読む |
3 |
流言とうわさ(2) 心理現象としての流言 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
4 |
流言とうわさ(3) 社会現象としての流言 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
5 |
流言とうわさ(4) メディアの情報と社会的混乱 ラジオドラマ『宇宙戦争』と混乱・「関東大震災」と流言ほか 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
6 |
流言とうわさ(5) 映像から考える流言と世相 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
7 |
流言とうわさ(6) 都市伝説 「学校の怪談」「口裂け女」ほか 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
8 |
流言とうわさ(7) 風評被害 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
9 |
流言とうわさ(8) 近年の流言・うわさ 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】メディアの普及と流言・うわさの関係について調べる |
10 |
メディアの社会的機能(1) 通信メディア 【事前学習】通信についての資料を読む 【事後学習】参考書を読む |
11 |
メディアの社会的機能(2) 電話・携帯電話の普及過程 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
12 |
メディアの社会的機能(3) 電話・携帯電話の利用文化 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
13 |
メディアの社会的機能(4) 地上デジタル放送への移行 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
14 |
メディアの社会的機能(5) 超域メディアとソーシャルネットワーク 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】参考書を読む |
15 |
まとめ(これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める) 【事前学習】これまでの授業内容を復習する 【事後学習】社会情報論・情報環境論・メディア論などに関する文献・資料を読む |
その他 | |
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教科書 | 使用せず |
参考書 | 廣井 脩 『流言とデマの社会学 (文春新書)』 文芸春秋 2001年 藤竹 暁 『図説 日本のメディア〔新版〕 (NHKブックス)』 日本放送出版協会 2018年 G.W.オルポート・L.ポストマン(南 博・訳) 『デマの心理学 (岩波現代叢書ベスト・コレクション)』 岩波書店(1952年版の復刻版) 1992年 H.キャントリル(斎藤 耕二・ 菊池 章夫 訳) 『火星からの侵入―パニックの社会心理学』 川島書店 1971年 そのほかの参考書は授業中に紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(20%) 授業参画度は、コメントシート(毎回ではない)の内容で評価する。 |
オフィスアワー | 授業中に伝える |