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データ分析演習

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科目名 データ分析演習
教員名 中尾暢見
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 社会調査における基本的な資料の読み方とデータ分析の方法を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 １．官庁統計や簡単な調査報告・フィールドワーク論文の内容および統計数値、グラフなどが読めるようになること。
２．基本的な集計と分析ができる技術を習得する。
　(1)ExcelソフトとSPSSソフトの操作に慣れる。
　(2)集計(単純集計・クロス集計など)技術を習得する。
　(3)グラフ作成ができるようになる。
３．パソコンの操作技術に加えて統計の概念(因果関係と相関関係の区別、擬似相関の概念などを含む)及び数式の考え方を理解する。
４．質的データの基本的なまとめ方と読み方を学ぶ。

この科目は文理学部（学士（社会学））のディプロマポリシーDP2びカリキュラムポリシーCP3に対応しています。
授業の方法 演習 、実習
本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス（授業内容および評価方法の説明）
【事前学習】大学のPCへログインできるようPW等を準備する。シラバスを読んでおく。（2時間）
【事後学習】Word、Excel、SPSSを起動して動作環境を確認する。（2時間）
2 統計資料の整理（既存の統計資料の収集とその読み方）について
【事前学習】各自の研究テーマについてイメージしておく。（2時間）
【事後学習】授業で習得したCiNiiによる文献検索を各自のテーマで実践してみる。（2時間）
3 Excelを活用した基本統計量の確認（平均値、中央値、最頻値、分散、標準偏差、四分位範囲、ヒストグラムなど）
【事前学習】基本統計量について概念の確認を行っておく。（2時間）
【事後学習】Excelでの基本操作を確認のうえ基本統計量を1人でもとれるよう再実践してみる。（2時間）
4 Excelを活用した実践的なデータ集計1（単純集計とクロス集計)
【事前学習】単純集計とクロス集計について概念を復習しておく。（2時間）
【事後学習】Excelのピボットテーブルの操作方法を何回か練習を重ねておく。（2時間）
5 Excelを活用した実践的なデータ集計2（グラフの作成と整形）
【事前学習】どのようなデータにはどのようなグラフが適しているのかをイメージする。（2時間）
【事後学習】授業で使用したデータを元に自分で綺麗なグラフ調整ができるよう色と柄を工夫してみる。（2時間）
6 Excelを活用した実践的なデータ集計3（因果関係と相関関係、相関係数、相関行列、擬似相関など）
【事前学習】授業テーマの概念を再確認しておく。（2時間）
【事後学習】操作方法を繰り返し練習しておく。（2時間）
7 SPSSを活用したデータ処理1（基本的な操作、Excelデータからの変換
【事前学習】SPSSを起動して画面構成をみておく。（2時間）
【事後学習】操作方法を繰り返し練習しておく。（2時間）
8 SPSSを活用したデータ処理2（変数定義、コード設定、エディティング、データクリーニングなど）
【事前学習】授業テーマの概念を再確認しておく。（2時間）
【事後学習】操作方法を繰り返し練習しておく。（2時間）
9 SPSSを活用したデータ処理3（単純集計とクロス集計）
【事前学習】授業テーマの概念を再確認しておく。ExcelとSPSSの違いを意識する。（2時間）
【事後学習】操作方法を繰り返し練習しておく。（2時間）
10 SPSSを活用したデータ処理4（図表作成および整形）
【事前学習】授業テーマの概念を再確認しておく。ExcelとSPSSの違いを意識する。（2時間）
【事後学習】操作方法を繰り返し練習しておく。（2時間）
11 データの処理および解析の実践1（仮説の検証、カイ2乗検定、t検定、F検定、両側検定、片側検定）
【事前学習】授業テーマの概念を再確認しておく。（2時間）
【事後学習】操作方法を繰り返し練習しておく。（2時間）
12 データの処理および解析の実践2（質的データの取り扱いおよび取りまとめ）
【事前学習】質的データの種類と分析手法を再確認しておく。（2時間）
【事後学習】自身の研究テーマに即して質的データのとりまとめ練習をしみてる。（2時間）
13 科学的な文章の書き方1（報告書と論文作成の留意点）
【事前学習】自身の研究テーマの分析手法を考えてみる。（2時間）
【事後学習】自身の研究テーマに即して量的データのとりまとめ練習をしみてる。（2時間）
14 科学的な文章の書き方2（報告書と論文作成の留意点）
【事前学習】自身の研究テーマの分析手法を考えてみる。（2時間）
【事後学習】自身の研究テーマに即して量的データのとりまとめ練習をしみてる。（2時間）
15 総括（分析過程の全体を再確認する）
【事前学習】授業で習得した知識と技術を振り返ってみる。（2時間）
【事後学習】授業で習得した知識と技術を自身の研究テーマにおいて実践してみる。（2時間）
その他
教科書 中尾暢見『SPSSとExcel 操作マニュアル』未刊行(毎年内容を更新)を配付する。
参考書 購入を推奨する図書、図書館等で閲覧したり借りる図書、インターネットで閲覧できる文献についてはその都度授業で解説する。
成績評価の方法及び基準 毎回作成のうえ提出する授業内課題(70%)、毎回の作業への取り組み姿勢(30%)
オフィスアワー 授業前および授業終了後、教室にて。
メールアドレスは、授業初回時に配付するシラバスに記載している。
備考 授業の最初に概念やPC操作方法を解説のうえ、各自の実習作業を行う方式である。
５分でも授業に遅刻するとその回の授業についてこられないため遅刻厳禁である。

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