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科目名 | 情報メディア特殊研究 | ||||
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教員名 | 中森広道 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | テーマ:テレビ番組から考える日本の世相 日本のテレビ放送(本放送)が開始されてから66年。その間、テレビ放送は様々な番組を世に出し、情報を発信している。この授業では、テレビ史について触れながら、実際のテレビ番組(主にテレビ放送の隆盛期の番組)を紹介し、それらの映像や番組から、日本の世相について考えていく。 |
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授業のねらい・到達目標 | テレビ番組を、社会学的な見方・とらえ方で評価する・考察することを目標とする。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
授業の方法 | テレビ番組史の講義とともにテレビ番組を視聴し、その上で番組の感想や番組を踏まえた疑問点・問題点などについて考えコメントを書く、という形で授業を進める。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
履修条件 | 平常点(出席と毎回のコメント、ならびに最終回の試験)で評価する。欠席回数が多くなることがわかっている学生は履修をしないこと(この科目は、4年生も履修できるが、もともと3年次の配当科目であるため、シラバス作成にあたっては4年生の都合等は考慮していない。この点を留意すること)。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する)(以下、予定。) 【事前学習】テレビ放送史についての資料を読む 【事後学習】テレビ番組の現状について考える |
2 |
昭和から平成へ(1) 昭和最後の日(昭和64[1989]年1月7日) 【事前学習】現代史の資料を読む 【事後学習】当時の世相について考える |
3 |
昭和から平成へ(2) 平成のはじまり(平成元[1989]年1月8日) 【事前学習】現代史の資料を読む 【事後学習】「平成」を振り返る |
4 |
ニュース・報道番組(1) テレビのニュース番組の変遷(テレビ放送開始からキャスターニュースまで) 【事前学習】テレビニュースに関する資料を読む 【事後学習】複数のテレビニュースを比較する |
5 |
ニュース・報道番組(2) テレビニュースの転換期(あさま山荘事件ほか) 【事前学習】現代史(特に1970年代)の資料を読む 【事後学習】当時の世相を考える |
6 |
ニュース・報道番組(3) 学生運動と報道 【事前学習】戦後史の資料を読む 【事後学習】学生運動について考える |
7 |
ドキュメンタリー 大きな反響を呼んだドキュメンタリー番組(1) 【事前学習】ドキュメンタリー番組についての資料を読む 【事後学習】当時の世相を考える |
8 |
ドキュメンタリー 大きな反響を呼んだドキュメンタリー番組(2) 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】当時の世相を考える |
9 |
娯楽番組(1) 音楽(歌謡曲)番組の変遷① 【事前学習】娯楽番組ついての資料を読む 【事後学習】音楽・歌謡曲についての資料を読む |
10 |
娯楽番組(2) 音楽(歌謡曲)番組の変遷② 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】音楽・歌謡番組の歴史についての資料を読む |
11 |
娯楽番組(3) 音楽(歌謡曲)番組の変遷③ 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】番組で扱った時代の音楽番組と現在の音楽番組とを比較する |
12 |
CMと世相 【事前学習】CMについて考える 【事後学習】番組で扱った時代のCMと現在のCMとを比較する |
13 |
番組のキャンペーン効果(1) 24時間テレビ① 【事前学習】チャリティー番組についての資料を読む 【事後学習】キャンペーン効果について考える |
14 |
番組のキャンペーン効果(2) 24時間テレビ② 【事前学習】前回の内容を復習する 【事後学習】番組の長時間化について考える |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(授業内テストと解説) 【事前学習】これまでの授業内容を復習する 【事後学習】「社会学的視点」について考える |
その他 | |
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教科書 | 使用せず |
参考書 | 授業中に紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%) 授業参画度は、コメントシートの内容で評価する。授業内テストは授業の最終回に行う予定である(状況によっては、試験ではなくレポートを課すこともある)。最終回の授業内テストを受けないと0点となる。 |
オフィスアワー | 授業中に伝える |
備考 | ・この授業は完成科目の1つである。ゼミナールや卒業論文を選択しない学生にとっては、それらに代わる科目でもあることを留意すること。 ・単なる「映像鑑賞会」ではないことを留意すること(受講態度も重視する)。 ・出席票・コメントの代筆ならびに出席票・コメントシートの不正使用は、大幅に減点する(履修を取り消すこともある)。 ・4年生も受講できるが、履修条件にもあるように、この科目は配当年次は3年次である。したがって、授業計画は、4年生の都合や事情(就職活動など)は考慮していない。教職・司書・学芸員などの資格取得のための実習(本学で開講している科目)による欠席は出席として扱うが、それ以外の理由で欠席する場合は、その事情によって考慮する。ただし、授業・ゼミナール・演習の活動、就職活動、インターンシップ、部活、病気などが欠席の理由の場合でも、欠席が多い場合(4回以上の欠席)は不合格とする。 ・映像を見てコメントを書く授業であるることから、授業開始から10分以上遅刻した学生は欠席として扱う(映像を途中から見ることになるため)、ただし、交通機関の遅延による遅刻・欠席などは、遅延が30分以上の場合は考慮することもある(遅延証明書の提示が必要)。 |