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科目名 | 社会学特殊研究Ⅰ | ||||
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教員名 | 木村豊 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 現代社会において私たちは「時間」(過去・現在・未来)をめぐる様々な問題(過去のつらい思い出、日々の生活の忙しさ、未来への不安など)を抱えながら生きています。そこで本授業では、時間をめぐる社会学の記述を取り上げながら、社会(学)はいかに過去・現在・未来と向き合ってきたのかについて考えるとともに、私たちはいかに過去・現在・未来と向き合うことができるのかについて考えたいと思います。 |
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授業のねらい・到達目標 | 本授業を通して、「時間」をめぐる諸問題について社会学的に考えることができるようになることを目標とします。より具体的には、「社会的記憶」・「私的/公的時間」・「社会的リスク」などの時間に関する社会学的な用語を用いて現代社会について記述・分析できるようになることを目標とします。 この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。 |
授業の方法 | 講義とディスカッションを中心とした授業を行う予定です。そのため、参加者には授業の中で積極的な発言が求められます。また、授業の中では、毎回リアクションペーパーを記入することが求められるとともに、宿題として課題レポートが出されることがありますが、その際記載した内容が次回以降の授業の中で取り上げられることがあります。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 【事前学習】自分の身のまわりにある時間をめぐる問題についてよく考えてから授業に参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
2 |
〈過去〉と社会(1):変わる社会を見る力-近代化論と歴史社会学 【事前学習】1回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
3 |
〈過去〉と社会(2):「歴史の社会学」-社会の中でつくられる歴史 【事前学習】2回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
4 |
〈過去〉と社会(3):トラウマを抱える社会と「自分語り」の時代 【事前学習】3回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
5 |
〈過去〉と社会(4):「記憶の場所」-集合的な記憶と社会的な忘却 【事前学習】4回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
6 |
〈現在〉と社会(1):時計を持ち歩く-近代社会における時間意識 【事前学習】5回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
7 |
〈現在〉と社会(2):リズムの中を生きる社会と日々の「忙しさ」 【事前学習】6回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
8 |
〈現在〉と社会(3):待ち時間-時間の合理化と予測(不)可能性 【事前学習】7回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
9 |
〈現在〉と社会(4):メディア−世界中の〈いま〉が伝わる社会 【事前学習】8回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
10 |
〈未来〉と社会(1):「未来の社会学」-社会の中でつくられる未来 【事前学習】9回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
11 |
〈未来〉と社会(2):空想世界のリアリティ-文化の中の「未来」 【事前学習】10回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
12 |
〈未来〉と社会(3):「恐怖の文化」-社会に広がる情報の正しさ 【事前学習】11回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
13 |
〈未来〉と社会(4):不安の時代に生きることと希望を語ること 【事前学習】12回目の授業で配布した資料のpp.1-2(もしくは指定した資料)をよく読んで、それに対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
14 |
第2回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う 【事前学習】第2回目から第13回目までの講義内容についての質問を考えてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める 【事前学習】第1回目から第14回目までの講義内容について振り返り、「時間の社会学」に対する自分の考えをまとめてから参加してください。 【事後学習】授業の中で提示する「今日の問い」に対する自分の考えをノートにまとめてください。 |
その他 | |
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教科書 | 特に教科書は使用しませんが、必要に応じて授業時にプリントを配布します。 |
参考書 | 真木悠介 『時間の比較社会学』 岩波書店 2003年 ゼルバベル E. 『かくれたリズム―時間の社会学』 サイマル出版会 1984年 伊藤美登里 『現代人と時間ーもう〈みんな一緒〉ではいられない』 学文社 2008年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) 小レポートは、授業期間中に2〜3回提出していただきます。 授業参画度は、毎回のリアクションペーパー等で評価します。 |
オフィスアワー | 授業終了後に対応したいと思います。 |