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社会学演習2

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科目名 社会学演習2
教員名 久保田裕之
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 必修
授業概要 「家事」と「家庭生活」の社会学2
授業のねらい・到達目標 社会学の基礎的な考え方を確認したうえで、身近であるがゆえに普段考えることの少ない「家事」と「家庭生活」というテーマから自由に研究課題を設定して調査研究を体験する。具体的には、聞き取り調査/雑誌記事分析/アンケート調査といった社会学的な調査方法をごく簡単な形で実際に行いながら、学期ごとにパワーポイントを使用したグループ研究報告を行うことを通じて、社会学的な研究計画の立案の仕方を習得する。

この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP5に対応しています。
授業の方法 原則として、「社会学応用講義Ⅰ(社会史・家族史)」の講義と平行して、4名程度でのグループワークを中心とした演習形式で授業を行い、グループ毎に研究報告を行う。後期は、夏休みの間にグループ毎に分担した課題文献の報告、新聞記事分析の方法、および、近親者を対象としたごく簡単なアンケート調査を実施し、前期と同様パワーポイントを用いた研究報告を行う。

本授業の事前・事後学習は,合わせて1時間の学習を目安とします。
履修条件 選考の結果受講を認められた社会学科2年生。また、後期「社会学応用講義Ⅰ(社会史・家族史)」を併せて受講できること。
授業計画
1 後期ガイダンス:後期班分け/夏休み課題文献報告会
2 記事分析の方法(1):メディアの特性を知る
3 記事分析の方法(2):新聞記事データベースの活用
4 記事分析の方法(3):記事データ分析
5 アンケート調査の方法(1):アンケートの基礎
6 アンケート調査の方法(2):アンケート調査を体験する
7 アンケート調査の方法(3):量的調査と仮説
8 アンケート調査の方法(4):質問項目の作成
9 量的分析の方法(1):データの入力
10 量的分析の方法(2):基礎統計
11 量的分析の方法(3):クロス表と検定
12 研究報告会準備(1):グループワーク
13 研究報告会準備(2):グループワーク
14 第2回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う
15 後期グループ研究報告会(パワーポイント使用)
その他
教科書 長谷川公一・浜日出夫・藤村正之・町村敬志 『社会学 (New Liberal Arts Selection)』 有斐閣 2007年
品田知美 『家事と家族の日常生活――主婦はなぜ暇にならなかったのか』 学文社 2007年
社会学の教科書、および基礎文献については、初回の授業までに入手しておくこと。ネットなどで古本を購入してもかまわないが、その場合は版の新しさに注意すること。基本文献については下に参考文献として挙げたもののほか、授業内で追って指示する。また、論文の書き方についての教科書も挙げておくので、持っていない受講生はこの機会に購入しておくこと。ネットなどで古本を購入してもかまわないが、その場合は版の新しさに注意すること。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(90%)、グループ内の相互評価(10%)
グループ演習形式の授業なので、基本的には授業への参画(グループワーク+各種発表)90%に加えて、グループ内の相互評価10%をもとに総合的に評価する。詳細は初回の授業ガイダンスで確認すること。
オフィスアワー 授業期間中の火曜・金曜昼休み
本館4階久保田研究室(407)
hkubota@chs.nihon-u.ac.jp
備考 前期・後期ともに各学期の時間割を元に、週に1コマ(90分)程度のグループワークの時間を確保し、1)文献報告、2)調査計画の設計、3)調査結果の分析・報告に向けた準備を行う。

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