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記号と文化

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科目名 記号と文化
教員名 髙橋優美穂
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 『百人一首』の和歌や古注釈書の読解を通じて、古典和歌の表現や歌ことばの仕組みを講義する。
授業のねらい・到達目標 ・和歌文学の表現の特性を理解することができる。
・『百人一首』の特徴を理解し、和歌を分析することができるようになる。
・『百人一首』の古注釈書の読解を通じて、古文を読解することができるようになる。
この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応しています。
授業の方法 講義形式。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する
『百人一首』とは何か:作品の成立と撰者
【事前学習】シラバスを事前に確認し、教科書416ページ~422ページに目を通す。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
2 『百人一首』とは何か:作品の構成と撰歌基準
【事前学習】教科書422ページ~447ページ「三、百人一首の内容と選歌意識」に目を通す。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
3 『百人一首』の享受史:注釈書について
【事前学習】文理学部図書館OPACで『百人一首』の注釈書を検索する。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
4 『百人一首』の四季の歌(1):春の歌
【事前学習】第3回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
5 『百人一首』の四季の歌(2):夏の歌
【事前学習】第4回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
6 『百人一首』の四季の歌(3):秋の歌
【事前学習】第5回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
7 『百人一首』の四季の歌(4):冬の歌
小レポート(1回目)の提出
【事前学習】第6回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
8 小レポートのフィードバック
『百人一首』の恋の歌(1):恋のはじめ
【事前学習】第7回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
9 『百人一首』の恋の歌(2):恋のおわり
【事前学習】第8回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
10 『百人一首』の旅の歌:「名所」と「歌枕」
【事前学習】第9回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
11 『百人一首』の述懐の歌
【事前学習】第10回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
12 『百人一首』の作者(1):女房
【事前学習】第11回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
13 『百人一首』の作者(2):天皇
【事前学習】第12回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
14 『百人一首』の作者(3):僧侶と武家
小レポート(2回目)の提出
【事前学習】第13回目の宿題をやってくる。
【事後学習】配布資料やノートなどを見直し、授業内容を整理すること。
15 小レポートのフィードバックとこれまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
【事前学習】第14回目の宿題をやってくる。
【事後学習】これまでの学習内容を整理し、まとめること。
その他
教科書 有吉保 『百人一首 全訳注 (講談社学術文庫)』 講談社 1983年
受講者は必ず教科書を購入し、毎回持参すること。
必要に応じて、プリントを配布する。
参考書 関幸彦 『百人一首の歴史学 (NHKブックス)』 日本放送出版協会 2009年
渡部泰明 『和歌とは何か (岩波新書)』 岩波書店 2009年
島津忠夫 『百人一首 (角川ソフィア文庫)』 角川書店 1999年
目崎徳衛 『百人一首の作者たち―王朝文化論への試み (角川選書)』
参考書については、この他にも授業内で紹介することがある。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
・「レポート」は、半期の間に小レポートを2回提出してもらう。課題内容などの詳細は、授業内で周知する。
・「授業参画度」は、コメントシートの点数を指す。毎授業コメントシートを提出してもらい、その内容を評価の対象とする。
オフィスアワー 質問への対応は、授業終了後の10分間、教室で行う。
また、授業内容に関する質問をコメントシートへ記入した場合、次回の授業で回答をする。
備考 授業中の私語は禁止。授業を妨害するような私語があった場合、当該学生のコメントシートを没収した上で、退出させる。

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