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| 科目名 | 映像文化論 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 松本正道 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 
                  文理学部
                  
                   (実務経験のある教員による科目)  | 
              
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業概要 | 映画祭やシネマテークのプログラムディレクターとして、また映画学校のカリキュラム作成者として映画映像教育に携わってきた教員は、映像環境が加速度的に多様化する現代において、映像文化を理解するための基礎的な知識・教養・理解力の習得が不可欠であると考える。本講義では、映画表現史的に重要な作品を部分的に鑑賞し、それを解説することで、映像が氾濫する時代を生きるための豊かな鑑賞能力と批判力を育成することを目的に授業を行う。 | 
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 19世紀の末に誕生し、20世紀を代表する芸術へと発展し、今世紀に入って更なる進化を続ける映画は、どのような歴史を歩んできたのだろうか。本授業は、第二次世界大戦後から21世紀の現代映画にいたる映画映像史をたどることで、映像言語の基本的な構造を理解しつつ、映像文化の多様性を、批評的なスタンスを保持しつつ豊かに受容しうる能力を養うことを到達目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応しています。  | 
              
| 授業の方法 | 映画映像史的に重要な作品のワン・シークエンスをビデオグラムで鑑賞しながら、それを解説する形式で授業をすすめるつもりである。なお、期間中に日本の若手映画作家について考える機会を設ける予定である。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。  | 
              
| 履修条件 | 映画上映中の私語は、他の学生の鑑賞を妨げるので厳禁とする。従って、この条件を守れることを履修の条件とする。 | 
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 | 
                  ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 【事前学習】 シラバス全体に目を通してくること。 【事後学習】 授業での鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 2 | 
                  ネオレアリスムとイタリア映画 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 3 | 
                  ポーランド派とその後 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 4 | 
                  第二次世界大戦後のアメリカ映画(1940年代と50年代) 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 5 | 
                  スタジオシステムと1950年代の日本映画 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 6 | 
                  ヌーヴェル・ヴァーグと現代映画 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 7 | 
                  シネマ・ノーヴォとラテンアメリカの映画運動 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 8 | 
                  アメリカのインディペンデント映画(1960年代) 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】  | 
              
| 9 | 
                  ニュー・ジャーマン・シネマ 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 10 | 
                  1960年代の映画(日本映画を中心に) 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 11 | 
                  1970年代の映画(アメリカ、ヨーロッパ、ロシア映画を中心に) 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 12 | 
                  1980年代の映画(中東とアジア映画を中心に) 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 13 | 
                  1990年代の映画(北欧映画の過去と現在を中心に) 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 14 | 
                  現代映画の行方(ポルトガル、中国、日本映画を中心に) 【事前学習】 予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 授業中の鑑賞体験や授業内容で関心を持ったことをメモしておくこと。  | 
              
| 15 | 
                  総括:第1回から第14回までの映画映像表現の変遷をもう一度たどることで知識と理解の定着をはかる。 【事前学習】予備知識がない状態で映像作品に向き合うことを重要視しており、事前の知識の習得は必要がない。但し、前回の鑑賞体験を、自分の中で整理しておくこと。 【事後学習】 事後学習のメモを見ながら映画の誕生から現代映画の誕生にいたる映画映像史を概観すること。  | 
              
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし | 
| 参考書 | 授業中に指示する。 | 
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) 本授業では、映画映像表現について思考することを重視する。期末レポートにおいては、ストーリーや監督のプロフィールなどの情報やデータではなく、授業中に鑑賞したシークエンスをどのように思考したかを評価基準とする。  | 
              
| オフィスアワー | 授業終了後、教室もしくは講師室で対応する。 | 
| 備考 | 受講期間中、一度は国立美術館国立映画アーカイブなどで古典映画を大スクリーンで鑑賞することが望ましい。 また、東京国際映画祭や東京フィルメックスなどで、1本でもいいので、これまでに鑑賞したことのない国や地域の映画に触れること。  |