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文章表現法(国語科用)

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科目名 文章表現法(国語科用)
教員名 鹿野しのぶ
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 文章表現の基礎を身につけよう
授業のねらい・到達目標 適切な言葉と方法を用いて、自分の気持ちを正確に相手に伝えられるようになりましょう。そのために、まず、文章を的確に捉えなければなりません。そして、それに対する自分の考えをわかりやすく論理的に伝える書き方を学びます。
また、教員になった際にどのように指導することが良いかを考えます。
その他、手紙の書き方・敬語表現などを身につけることを目標とします。
授業の方法 テキストを用いて、文章表現の基礎を学びます。その後、課題となる文章の読解を行い、その文章に対する自分の意見をまとめ、論理的な文章構成を考えます。その上で、小論文を作成します。提出後、添削・返却/解説などを行います。
課題文を書くことを中心になりますが、必要に応じて発言を求めます。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
履修条件 「国語」の免許状を取得する学生と、それ以外の教科の免許状を取得する学生とに分け、授業時間の指定を行います。詳細は時間割で確認の上、受講してください。原則として「国語」の免許状を取得予定の学生、および免許状取得とは別に履修を希望する学生を対象とします。
《人数調整について》
(前期開講科目が第1希望の者)
前期第1回目の授業時に人数調整を行います。4月13日(土)8時50分頃、国文学科掲示板に示します。
授業計画
1 授業ガイダンス
人数調整を行います。授業の進め方、受講に当たってのルール、持参する物について説明します。
【事前学習】
シラバスをよく読んできてください。
【事後学習】
人数調整の結果を必ず確認してください。受講が決まったら、すぐにテキストを購入し、一通り目を通しておきましょう。
2 自己紹介文1
効果的な自己紹介の方法を考え、自己紹介文を書きます。
【事前学習】
テキスト7ページの課題をやっておきましょう。500字で自己紹介文を考えてきてください。
【事後学習】
今回書いた文章をどのように発表すると効果的か、考えてきてください。
3 自己紹介文2
自己紹介を各自口頭で行います。
【事前学習】
テキスト8~9ページを読んでおきましょう。
【事後学習】
他の受講生の発表を聞いた感想をまとめておきましょう。
4 手紙を書く1
時候の挨拶など、手紙の基本的な書き方について学びます。
【事前学習】
テキスト39~46ページをよく読んできてください。
【事後学習】
テキストの40ページをよく読んでおいてください。
5 手紙を書く2
実際に手紙を書いてみましょう。
【事前学習】
前回出題される課題に添って、手紙を書けるように準備しておいてください。
【事後学習】
時候の挨拶など、実践で記したもの以外の表現も確認しておきましょう。
6 手紙を書く3
書いた手紙を添削、清書します。敬語表現などにも注意しながら書いてみましょう。
【事前学習】
テキスト33~38ページをよく読んでおきましょう。
【事後学習】
適切な敬語表現で書かれているか、確認しておきましょう。
7 課題作文1・自分の読書体験を書いてみましょう。
今まで読んだ本の中で印象深かったものについて、感想や自分に与えた影響についてまとめます。
【事前学習】
自分が読んだ本の中からみんなに紹介したい作品を一冊、準備しておきましょう。その際に、図書館を利用しましょう。
【事後学習】
教室で実際に指導する際にどのような方法が良いかを考え、感想文の書き方を復習しておきましょう。
8 課題作文2・自分の読書体験を発表しよう。
前回の課題について、自分の書いた文章を口頭発表してもらい、合評します。
【事前学習】
どのように表現すると、自分が紹介した本をみんなが読みたくなるか、プレゼンテーションの方法を考えておいてください。
【事後学習】
添削で示された部分を復習しておきましょう。
9 文章表現の基本1
論理的な表現とはどのようなものかということについて考えます。
【事前学習】
テキスト13~16ページをよく読んでおきましょう。
【事後学習】
テキスト13ページの課題をやっておきましょう。
10 文章表現の基本2
前回の授業で示される課題1について自分の意見を文章に書きます。
【事前学習】
テキスト17~24ページをよく読んで、課題1について、図書館で必要な参考文献を調べておきましょう。
【事後学習】
テキスト17ページの課題をやっておきましょう。
11 文章表現の基本3
前回書いた文章を添削し、全員で討議します。
【事前学習】
課題1について補足資料がないか、調べておきましょう。
【事後学習】
添削で示された部分をリライトしておきましょう。
12 課題作文1
前回の授業で提示される課題2について、自分の意見を文章で表現します。
【事前学習】
課題2について、参考文献を調べ、持参できるよう用意しておきましょう。
【事後学習】
課題2について補足資料がないか、調べておきましょう。
13 課題作文2
前回書いた文章を添削し、全員で討議します。
【事前学習】
テキスト25~27ページをよく読んできてください。
【事後学習】
添削で示された部分をリライトしておきましょう。
14 冠婚葬祭に関する知識を学びます。
祝儀/不祝儀袋の書き方、水引の意味など伝統文化などについても学びます。
【事前学習】
テキスト59~63ページをよく読んできてください。
【事後学習】
テキスト付録6のbに祝儀袋の書き方を再度書き、確認しておきましょう。
15 授業のまとめ
半期の授業を振り返り、文章で表現することの意義などを考えます。
【事前学習】
テキストを再度よく読んできてください。
【事後学習】
配付資料をよく読み、文章表現の基礎を確認しておきましょう。
その他
教科書 庄司達也、山岸郁子、小野美典、安達原達晴 『日本語表現法 改訂版 21世紀を生きる社会人のたしなみ』 翰林書房 2011年
このテキストは皆さんが社会人になったときに必ず役に立つものです。テキスト末尾の付録も使用しますので、各自新しいものを必ず購入し、毎回持参してください。必要に応じて補助プリントを配付します。
参考書 授業時になるべく多く紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
課題文の提出が評価の基本ですが、必要に応じた積極的な発言なども評価の対象となります。
オフィスアワー 授業終了時に日時を相談します。

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