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科目名 | 国語科教育法Ⅲ(他学科) | ||||
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教員名 | 野中潤 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 模擬授業を作り上げる過程を通して、国語科教育を実践するための知識・技能を身に着けさせる。 また、新しい学習指導要領に基づく教育を実践するための国語科教育の課題を、模擬授業をふまえて考える。 その際に、中高一貫校での教職体験に基づく実践知を伝えながら指導を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | 1)学習指導案を作成するにあたって留意すべきことを理解することができる。 2)国語科の授業を実践するための知識や技能を学ぶ。 3)〈教える/学ぶ〉という関係性の中に自覚的に身を置き、国語科教育を実践する能力を獲得することができる。 |
授業の方法 | 学習指導案の作成法について学びながら、模擬授業を実践するための準備をととのえてもらう。 教科書教材を使って教材研究をおこない、グループごとに学習指導案を作成してもらう。 作成した学習指導案に基づき、受講生同士による模擬授業を実施してもらう。 評価シートによって相互批評を活用しながら、実践的なスキルを習得してもらう。 模擬授業後には、事後レポートを提出してもらう。 本授業は、各回とも基本的にアクティブラーニング型の演習形式で実施する。 |
履修条件 | 国語科教育に関する専門的な知識や高度な技能の習得に意欲的に取り組むことができること。 国文学科の学生とそれ以外の学科の学生に分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。原則として指定以外の時間は、受講不可とする。 国文学科の学生はこの講義を履修できないので、もう一方の国語科教育法Ⅲを履修すること。 |
授業計画 | |
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1 | 新しい学習指導要領とこれからの国語科教育 |
2 | 群読の授業~構成的エンカウンター~ |
3 | 模擬授業の準備(1)グループワークによる指導案の作成1―教材研究と授業準備と指導案 |
4 | 模擬授業の準備(2)グループワークによる指導案の作成2―ライティング・シミュレーション |
5 | 模擬授業の準備(3)グループワークによる指導案の作成3―テーブルトーク模擬授業 |
6 | 模擬授業の準備(4)グループワークによる指導案の作成4―リハーサル |
7 | 模擬授業(1)~Aグループ~(論理的な文章) |
8 | 模擬授業(2)~Bグループ~(文学的な文章) |
9 | 模擬授業(3)~Cグループ~(言語文化) |
10 | 模擬授業の中間評価 |
11 | 模擬授業(4)~Dグループ~(現代の国語) |
12 | 模擬授業(5)~Eグループ~(論理国語) |
13 | 模擬授業(6)~Fグループ~(クロスカリキュラム) |
14 | 模擬授業の事後レポート作成 |
15 | 模擬授業の総括と講義のまとめ |
その他 | |
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教科書 | 野中潤 『学びの質を高める! ICTで変える国語授業』 明治図書出版 2019年 |
参考書 | 文部科学省 『中学校学習指導要領』 2017年 文部科学省 『高等学校学習指導要領』 2018年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(25%)、授業参画度(25%)、授業内課題・授業外課題(25%)、模擬授業(25%) 毎回の授業でロイロノートスクールなどのLMS(ラーニング・マネージメント・システム)によるリフレクションを実施し、結果を受講生全体で共有。 また、共有されたリフレクションなどの共有ドキュメントに対する授業時間内および授業時間外のコメントなどによって、授業参画度を評価する。 |
オフィスアワー | 本授業終了後、本館1階ラーニングコモンズにて。 授業で使用する学習管理システム上でも随時質問に応じる。 |
備考 | ※情報端末を使った活動があるので、スマートフォン、ノートパソコン、タブレット端末などの情報端末を毎回の授業の際に用意すること。 ※受講者数によっては、模擬授業の計画を変更する必要があるので、それにともなって授業計画も変更する可能性がある。 |