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書道科教育法Ⅰ

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科目名 書道科教育法Ⅰ
教員名 山本まり子
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択
授業概要 1)近年、『学習指導要領』が改訂・告示された(平成29年<小・中学校>、平成30年<高校>)。その改訂の経緯、現状把握の理解に努め、書道科『学習指導要領』記載の「目標」・「内容」の要点を押える。
2)現在の教育現場の実状を踏まえた上で、書道科に求められている授業づくり(指導内容・方法、評価)の在り方について考える。
授業のねらい・到達目標 1)『学習指導要領』改訂の変遷、及び同書における書道科の「目標」・「内容」の概要について理解し得る。
2)実社会・実生活において果たすべき書道教育の役割、意義について、受講生自身の考えを持ち得る。
3)書道教育の現場における現状とそれに伴ういくつかの課題を捉え得る。
4)アクティブ・ラーニング、カリキュラム・マネージメントに関する基本的な考え方について理解し得る。
授業の方法 第1~7回目までは講義中心に進めるが、そこでは適宜、レポート・ワークシート作成の時間も取り入れる。受講生は習得し得た知識について復習し、自身の考えを纏める。第8~14回目までは受講生による発表、及び意見交換の時間を設け、主体的・対話的学びへの導入とする。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス(本授業の概要・課題、評価の基準等)
【事前学習】シラバスに目を通す。
【事後学習】シラバスの再確認。本日のガイダンス内容についてノートに纏めておく。
2 『学習指導要領』改訂の経緯、現状の把握
【事前学習】文部科学省HPから『高等学校学習指導要領解説 総則編』(平成30年 7月)P1~11をダウンロードし、印字したものを本授業(第2回目)に持参。
【事後学習】配付プリント①、通読。
3 『学習指導要領』中学「書写」・高校「書道」記載の「目標」・「内容」
【事前学習】文部科学省HPから『中学校学習指導要領』「国語」(平成29年公示)、『高等学校学習指導要領』「書道」(平成30年公示)をダウンロードし、印字したものを本授業(第3回目)に持参。
【事後学習】上記資料のうち、授業中、指摘する箇所を再読。
4 書道科における教育現場の実際とその課題
【事前学習】配付プリント②、通読。
【事後学習】配付プリント②、再読。
5 アクティブ・ラーニングについて
【事前学習】配付プリント③・『高等学校学習指導要領解説 総則編』P3~4、通読。
【事後学習】配付プリント③・『高等学校学習指導要領解説 総則編』P3~4、再読。
6 カリキュラム・マネージメントについて
【事前学習】配付プリント④・『高等学校学習指導要領解説 総則編』P4~5、通読。
【事後学習】配付プリント④・『高等学校学習指導要領解説 総則編』P4~5、再読。
7 学習指導案の作成方法・留意点と書道科教育における評価の在り方
【事前学習】配付プリント⑤、通読。
【事後学習】配付プリント⑤、再読。
8 指導内容・評価方法 -漢字①-
【事前学習】教科書P16~17を通読。
【事後学習】教科書P16~17を再読。
9 指導内容・評価方法 -漢字②-
【事前学習】教科書P40~45を通読。
【事後学習】教科書P40~45を再読。
10 指導内容・評価方法 -漢字③-
【事前学習】教科書P40~45を通読。
【事後学習】教科書P40~45を再読。
11 指導内容・評価方法 -仮名①-
【事前学習】教科書P82~87を通読。
【事後学習】教科書P82~87を再読。
12 指導内容・評価方法 -仮名②-
【事前学習】教科書P82~87を通読。
【事後学習】教科書P82~87を再読。
13 指導内容・評価方法 -漢字仮名交じり①-
【事前学習】教科書P100~105を通読。
【事後学習】教科書P100~105を再読。
14 指導内容・評価方法 -漢字仮名交じり②-
【事前学習】教科書P100~105を通読。
【事後学習】教科書P100~105を再読。
15 総括
【事前学習】授業内試験に備え、既配付プリントの内容確認とこれまでの学習内容における疑問点について纏めておく。
【事後学習】上記の疑問点への回答内容、及び本日の学習内容等について復習を行う。
その他
教科書 關正人ほか15名 『書Ⅰ』 教育図書
教科書・配付プリントは毎回使用する。予備の用意はない。忘れないように。
参考書 授業中、適宜、紹介する。
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(40%)
オフィスアワー 本授業終了時、教室にて受け付ける。
備考 ・受講希望者は第1回目に必ず出席のこと。
・第15回目に授業内試験を実施する(参照可)。追試は原則、実施しない。
・「書道科教育法Ⅰ」・「書道科教育法Ⅱ」両科目を受講希望の場合、履修順序は「書道科教育法Ⅰ」→「書道科教育法Ⅱ」とされたい。それが困難な場合は事前相談のこと。

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