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科目名 | 歴史学2 | ||||
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教員名 | 岩田陽子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業概要 | 江戸の年中行事を通して、現代まで継承されている日本文化の特質を探るとともに、歴史学の研究手法の基礎について講義する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 私たちが実体験している行事や祭りの中には、江戸時代以前に由来するものも多い。そこで本授業では、都市江戸の年中行事を事例として、江戸に生きた人々の信仰や季節感あふれる生活文化を探ることにより、江戸の文化の一端としてのみならず、現代まで受け継がれている日本文化の特質をとらえる力を習得する。また、文字史料や絵画史料をもとに、史料から史実を考察する歴史学の研究手法を身に付けることにより、自らが何か物事を考察する際に応用できるようにすることをも目的とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1, DP3及びカリキュラムポリシーCP2, CP6に対応しています。 |
授業の方法 | 板書と配布プリントを併用した講義形式を基本とするが、意見や感想等をリアクションペーパーに書いてもらうこともある。また、授業計画に掲げる行事は代表的なものであり、この他の行事も取り上げる。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業概要や到達目標、レポート課題、旧暦について説明する) 【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと。 【事後学習】旧暦における各月の異称(睦月、如月等)を言えるようにしておくこと。 |
2 |
正月 正月祝・七草・小正月 【事前学習】レポート課題の川柳(1)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
3 |
二月 初午・彼岸参 【事前学習】レポート課題の川柳(2)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
4 |
三月 花見・上巳 【事前学習】レポート課題の川柳(3)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
5 |
四月 初鰹・灌仏会 【事前学習】レポート課題の川柳(4)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
6 |
五月 端午・川開 【事前学習】レポート課題の川柳(5)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
7 |
六月 富士詣・山王祭 【事前学習】レポート課題の川柳(6)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
8 |
七月 七夕・盂蘭盆 【事前学習】レポート課題の川柳(7)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
9 |
八月 八朔・中秋 【事前学習】レポート課題の川柳(8)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
10 |
九月 重陽・神田祭 【事前学習】レポート課題の川柳(9)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
11 |
十月 玄猪・紅葉狩 【事前学習】レポート課題の川柳(10)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
12 |
十一月 酉の市・宮参(髪置・袴着・帯解) 【事前学習】レポート課題の川柳(11)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
13 |
十二月 歳暮・煤払・年の市 【事前学習】レポート課題の川柳(12)を調べておくこと。 【事後学習】ノートと配布プリントを照らし合わせ、各行事を説明できるようにしておくこと。 |
14 |
試験と解説 【事前学習】第2回~第13回の授業内容を復習しておくこと。 【事後学習】これまでに学んだ年中行事の中から、最も印象に残っている行事を選んでおくこと。 |
15 |
総括(レポート課題の解説ならびに近現代に誕生した年中行事を考える) 【事前学習】現代において、自らが実体験している年中行事を考え、メモしておくこと。 【事後学習】授業で学んだことを活かし、身近な行事の裏にある文化的特質を感じられるようになること。 |
その他 | |
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教科書 | プリントを配布する |
参考書 | 授業中に適宜紹介する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、レポート(30%)、授業参画度(20%) レポート課題は年末に提出する1度であり、詳細は第1回の授業時に説明する。また、授業参画度は数回行うリアクションペーパー等で評価する。 |
オフィスアワー | 金曜4限(2号館8階史学科事務室)または授業終了時 |