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西洋史概説2

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科目名 西洋史概説2
教員名 高草木邦人
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 人々がどのように政治に参加したのかをテーマとして、フランス革命から冷戦までのヨーロッパの歴史を概観し、「ヨーロッパ」という社会の成り立ちについて学修します。なお、近代史においてはフランスを中心に、現代史においては、フランスだけでなく、ドイツ、ソ連、東欧諸国などを取り上げていきます。
授業のねらい・到達目標 近現代ヨーロッパにおいて、どのような形で政治が行われ、社会の意思決定がどのように進められていたのかを述べることができるようになります。そして、ヨーロッパ全体の大きな歴史の流れを把握し、現在のフランスのみならずヨーロッパ全体に関わる諸問題について評価することができるようになることを目的としています。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 講義形式で行います。毎回、事前に配布するプリントをもとに内容の理解を確認しながら、当該回のテーマに沿ってより深く考察します。授業では、毎回プリントを配布しますが、原則として板書は行いません。教員の話す内容を主体的にメモに取る姿勢が必須となります。
また、講義では、事前学修用プリントを読んだことを前提として行います。講義を受ける前に、事前学修用プリントを必ず読んでくるようにしてください。事前学修の習熟度を確認するために、毎回の授業では、事前学修用プリントに関連した小テストを行います。本授業の事前・事後学修は各2時間の学修を目安とします。なお、受講者の人数とその理解度に応じて、下記の授業計画を若干変更することがあります。
履修条件 特になし
授業計画
1 講義内容:講義のテーマや到達目標、授業の進め方、事前学習・事後学習の方法を説明
事前学修:シラバスを熟読しておくこと
事後学修:第2回の講義に備えて、高等学校の世界史を復習しておくこと
2 講義内容:近代史① 憲法制定とアンシャン・レジーム
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
3 講義内容:近代史② 一般的利害とフランス第一共和政
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
4 講義内容:近代史③ 普通選挙とフランス第二共和政
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
5 講義内容:近代史④ 国民投票とフランス第二帝政
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
6 講義内容:近代史⑤ 議会政治とフランス第三共和政
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
7 講義内容:近代史⑥ ヨーロッパ近代史のまとめ
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
8 講義内容:中間試験と解説
事前学修:第7回までの講義を復習しておくこと
事後学修:解説を参考に、第7回までの講義を復習しておくこと
9 講義内容:現代史① 第一次世界大戦とハプスブルク帝国
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
10 講義内容:現代史② ロシア革命とソヴィエト政権
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
11 講義内容:現代史③ ファシズムとヒトラー政権
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
12 講義内容:現代史④ 第二次世界大戦とヴィシー政権
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと。
13 講義内容:現代史⑤ 冷戦と東欧の共産党独裁政権
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
14 講義内容:現代史⑥ ヨーロッパ現代史のまとめ
事前学修:事前学修用プリントを読んでおくこと
事後学修:推薦図書を読み、授業を復習しておくこと
15 講義内容:授業内テストと解説
事前学修:第14回までの講義を復習しておくこと
事後学修:解説を参考に、第14回までの講義を復習しておくこと
その他
教科書 授業では市販の教科書は用いません。毎回配布するプリントを必ず熟読して、次回の授業に参加してください。
参考書 授業内で適宜指示します。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度は、授業内で行う小テスト等により評価します。

授業内テストは、中間試験と期末試験をあわせて評価します。
なお、授業内テストは、以下の3点に着目し、その到達度によって成績を評価します。
(1)各回授業のポイントを正確に理解しているか。
(2)近現代のヨーロッパ史の全体像を理解しているか。
(3)人々の政治参加について、具体的な事例をあげながら、論理的に説明できるか。
オフィスアワー 授業後に受け付けます。
備考 前学期に西洋史概説1(林亮)を受講していることが望ましいです。

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