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考古学特講３
| 科目名 | 考古学特講３ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 濱田晋介 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 2～4 | 開講区分 |
文理学部
（他学部生相互履修可） |
| 科目群 | 史学科 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業概要 | 考古学の研究法と戦前の弥生文化研究 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 弥生時代研究の歴史を紹介し、弥生文化の概要を理解するとともに、考古資料による弥生時代の社会・政治・文化に関する時代像の把握を理解することができる。 この科目は文理学部（学士（文学））のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
| 授業の方法 | 教科書の項目にそって授業を進めていくが、適宜、発掘資料の写真・図面を用いて講義する。また、次回以降の関連論文を事前に紹介するので、その予習に基づいて授業を進める。 授業の理解度を確認するため、数次にわたって授業内テストを行なう。 本授業の事前・事後学習は，各２時間の学習を目安とします。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
ガイダンス 授業の進め方と内容 〔事前学習〕参考書「１．本書を読みにあたって」を事前に読んでこれからの授業の進め方を理解しておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 2 |
弥生時代研究の現在の到達点 — 弥生時代像 — 〔事前学習〕参考書「２．弥生文化研究の現在の到達点」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 3 |
初期の歴史理解 — 皇国史観と考古学 — 〔事前学習〕参考書「３．初期の敵視理解」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 4 |
黎明期の三つの発掘 — 大森・向ヶ岡・駒込— 〔事前学習〕参考書「４．黎明期の三つの発掘」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 5 |
弥生民族論争 — 戦前の人類学・考古学研究 — 〔事前学習〕参考書「５．弥生民族論争」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 6 |
弥生式土器文化の内容 — 石器と金属器 — 〔事前学習〕参考書「６．弥生式土器文化の内容」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 7 |
原始農業探求の方法 — 圧痕、唐古遺跡、登呂遺跡 — 〔事前学習〕参考書「７．原始農業探求の方法」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 8 |
原始農業をめぐって — 山内清男と森本六爾 — 〔事前学習〕〕参考書「８．原始農業をめぐって」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 9 |
土器編年研究とその方法 〔事前学習〕参考書「９．土器の編年研究」「10．土器の研究方法」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 10 |
弥生式文化の枠組み — 日本遠古之文化 — 〔事前学習〕参考書「11．弥生式文化の枠組み」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 11 |
「ミネルヴァ論争」と弥生文化東漸論 〔事前学習〕参考書「12．「ミネルヴァ論争」「13．弥生式文化東遷論」」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 12 |
戦前の唯物史観 ー社会構造と階級ー 〔事前学習〕参考書「14．戦前の唯物史観」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 13 |
戦前の弥生集落論 ー縄文集落との相違ー 〔事前学習〕参考書「15．戦前の弥生集落論」を読んで授業内容の予習をしておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 14 |
戦前の弥生時代研究史の理解度の把握と解説 〔事前学習〕参考書１から15までの内容を翌理解しておくこと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| 15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 〔事前学習〕参考書１から15までを熟読しておくことと 〔事後学習〕今回の授業のノートをもとに、参考書の重要箇所を押さえ、内容を深めておくこと |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 使用しない |
| 参考書 | 浜田晋介 『弥生文化読本』 六一書房 2018年 第1版 参考書の入手方法については初回に知らせる。それまで購入しないこと。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業の終わりに不定期に行う小テスト(50%) 小テストは最低３回以上受けることを､成績評価の前提とする |
| オフィスアワー | 初回授業時にe-mailアドレスを伝えるので、メールにて行う。 |