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文化財学2

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科目名 文化財学2
教員名 平野卓治
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択
授業概要 文化財保護法制定までの歩みをふまえ、現在の文化財保護法の改正の問題点を探ると共に、文化財の指定とその保護・活用の実状、さらには世界遺産などに関して講義し、文化財の「保存・継承」と「公開・活用」との相互の関わりを探る。博物館の学芸員として文化財調査や史跡の保存・活用に関わった経験をもとに、現場の実状と課題をもふまえながら授業を進めていく。
授業のねらい・到達目標 文化財の指定、保護と活用、世界遺産などに関する基本的な知識を習得し、文化財保護の意義に関して説明できるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 講義を中心に行う。適宜、質疑応答形式を取り入れる。
本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 ガイダンス:授業のテーマや到達方法、講義計画などに関して説明する。また文化財の種類や区分についても触れる。

【事前学習】シラバスを事前に読んでおくこと。

【事後学習】「文化財」とは何か?身近な事例を考えてみる。
2 近代日本の文化財保護-文化財保護法前史

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
3 今日の文化財保護法の改正とその問題点

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、保護法改正の意義を考える。。
4 文化財を活用-国指定史跡を中心に

【事前学習】事前に配布する資料を読み、行ったことのある史跡公園などを調べる。

【事後学習】講義の内容を確認し、自分の行った史跡公園との比較を行う。
5 文化財と地域社会-「歴史文化基本構想」をめぐって

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、身近な事例について調べてみる。
6 美術工芸品の指定と保護

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
7 美術工芸品の修理-修復方針とその実際

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
8 民俗文化財の指定と保護-有形民俗文化財を中心に

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
9 無形民俗文化財の指定と保護

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、身近な事例に関して調べてみる。
10 登録文化財の登録との保護・活用

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
11 文化財の保存と修復

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
12 世界遺産をめぐって-現状と課題

【事前学習】事前に配布する資料を読んでおく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
13 日本の世界遺産-現状と課題

【事前学習】身近な世界遺産の概略を調べておく。

【事後学習】講義の内容を確認し、ポイントを整理する。
14 試験と解説

【事前学習】これまでの講義の内容を復習する。

【事後学習】学修した内容の整理を行う。
15 文化財のデジタル化-その進展と活用

【事前学習】関心のあるデータベースに当たってみる。

【事後学習】文化財保護・活用の将来像を考える。
その他
教科書 特に定めない。必要な資料は授業時に配布する。
参考書 授業時に随時指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度は3回のリアクションペーパー等で評価します。
オフィスアワー 最初の授業時に指定する。

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