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日本史基礎実習2

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科目名 日本史基礎実習2
教員名 古川隆久
単位数    1 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 新聞史料をテキストとして、日本近現代史における研究調査方法を実習・ゼミ形式で習得する。
授業のねらい・到達目標 新聞史料をテキストとして、日本近現代史における史料の読解能力や調査や成果のとりまとめや口頭報告の方法を習得する。旧漢字交じりの文章(新聞記事)の読解、専門的な事典、便覧、年表の使用法、史料や先行研究の検索・収集方法、国立国会図書館の活用方法、レジュメのまとめ方、口頭報告の方法を習得する。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 教員が配布する昭和戦前期のある日の新聞(『東京日日新聞』の予定)の読解をゼミ形式で行なう。論文・報告レジュメの作成ルールを確認(解説の上で小テスト)した上で、報告のための準備を通して、文献検索の方法、辞典類の利用法、国会図書館など外部施設の利用法、調査結果のまとめ方、報告や討論のやり方など、調査研究方法を習得する。史料批判の方法を学ぶ一環として、同じ日の他紙との比較も行う。報告にあたっては2人程度でグループを組み、一人当たり2回報告する(調査報告のやり方に慣れるため)なお、本授業の事前・事後学習は,平均して各1時間の学習を目安とするが、事前学習は報告の準備でそれなりの時間をとることになる。
履修条件 日本近現代史の予備知識の有無は問わないが、日本近現代史の研究に積極的に取り組む意志があること。
授業計画
1 文献・史料の検索・収集方法と、報告テーマ選定の方法についての討論。報告順の決定。
【事前学習】シラバスを読んで授業の概要を把握しておく。
【事後学習】報告までのグループ内の分担や研究の段取りを検討しておく。
2 テキストとなった新聞のどの記事(広告を含む)を報告テーマとするかについて討論(テキスト前半部分について)、レジュメ作成ルールについての小テスト。
【事前学習】参考書になりそうな書籍をリストアップし、配布された新聞の前半部分を読んで、取り上げるべき記事、自分が報告してみたい記事を選んでおく。調査研究報告のルールを確認しておく。
【事後学習】参考書リストを整理しておく。
3 前回の小テストついての解説、テキストとなった新聞のどの記事(広告を含む)を報告テーマとするかについて討論(テキストの後半部分について)。
【事前学習】新聞の後半部分を読んで、取り上げるべき記事、自分が報告したい記事を選んでおく。
4 当該新聞及び新聞社に関する歴史に関する口頭報告と質疑。
【事前学習】上記ついての自分でも事典等で確認しておく。
【事後学習】報告、質疑内容のうち、自分の報告に役立つ部分を整理しておく。
5 記事Aについて、記事Bについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
6 記事Cについて、記事Dについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
7 記事Eについて、記事Fについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
8 記事Gについて、記事Hについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
9 記事Iについて、記事Jについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
10 記事Kについて、記事Lについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
11 記事Mについて、記事Nについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
12 記事Oについて、記事Pについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
13 記事Qについて、記事Rについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
14 記事Sについて、記事Tについての口頭報告と質疑。
【事前学習】対象となる記事を読んでおく。
【事後学習】報告内容や調査方法について整理しておく。
15 政治面、社会面について、テキストと同じ日の『東京朝日新聞』、『読売新聞』、『大阪毎日新聞』との比較についての口頭報告と質疑。
【事前学習】テキスト政治面、社会面を改めて読んでおく。
【事後学習】これまでの授業内容に即して、調査(史料批判含む)・研究・報告の方法を整理しておく。
その他
教科書 テキストは初回授業時に配布する。
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業参画度(34%)、授業での口頭報告2回分(66%)
授業参画度は授業回数に対する自発的な挙手による発言した授業回数の割合。
オフィスアワー 火曜昼休み、古川研究室

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