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西洋史研究実習1

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科目名 西洋史研究実習1
教員名 高草木邦人
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業概要 英語文献の講読のための訓練
授業のねらい・到達目標 本講義の目的は、受講生が自立的に英語文献を講読できるようになることです。西洋近現代史に関連した英語文献を講読して、訳文を作成する能力や専門用語に対応する能力だけでなく、英文の構造などについても学修していきます。また、英語文献の講読を通じて、文献収集の能力も獲得していきます。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 英文テキストを輪読していきます。受講生は事前に講読した成果を報告し、講師は訳文だけでなく、英文の構造や文法、そして専門用語についても解説していきます。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学修を目安とします。
以下の回の授業については、講読以外の講義を行いますので、注意してください。
 第1回目と第2回目の授業では、本講義のガイダンスと事前学修の方法に関して説明しますので、受講生は必ず参加してください。
 第8回と第15回目の授業では、習熟度確認テストとその解説を行う予定です。
 第9回の授業では、参考文献の学修を行います。
なお、講義に関連したレポートを2回程度行う予定です。
履修条件 特になし
授業計画
1 講義内容:講義の進め方、予習・復習の方法などを説明
事前学修:基礎英文法を復習しておくこと
事後学修:配布資料を読んでおくこと
2 講義内容:テキストの講読のための基礎知識を説明
事前学修:事前学修用資料を読んでおくこと
事後学修:事後学修用資料を読んでおくこと
3 講義内容:テキストの15頁から16頁第2段落まで、および注記1-8を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
4 講義内容:テキストの16頁第3段落から18頁第1段落まで、および注記9-16を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
5 講義内容:テキストの18頁第2段落から19頁第3段落まで、および注記17-20を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
6 講義内容:テキストの19頁第4段落から21頁第2段落まで、および注記21-26を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
7 講義内容:テキストの21頁第3段落から23頁第2段落まで、および注記27-34を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
8 講義内容:第7回までの習熟度確認テストと解説
事前学修:第7回までの講義を復習しておくこと
事後学修:解説をもとに、確認テストを復習しておくこと
9 講義内容:テキストのbibliographyを説明
事前学修:事前学修用資料を読んでおくこと
事後学修:事後学修用資料を読んでおくこと
10 講義内容:テキストの23頁第3段落から25頁第1段落まで、および注記35-46を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
11 講義内容:テキストの25頁第2段落から26頁第2段落まで、および注記47-58を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
12 講義内容:テキストの26頁第3段落から28頁第1段落まで、および注記59-62を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
13 講義内容:テキストの28頁第2段落から30頁第1段落まで、および注記63-74を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
14 講義内容:テキストの30頁第2段落から31頁第2段落まで、および注記75-86を講読
事前学修:講義で講読予定の箇所の訳文と文の構造を予習しておくこと
事後学修:予習の段階での誤訳・誤読を講義の内容を参考に修正すること
15 講義内容:第14回までの習熟度確認テストと解説
事前学修:第14回までの講義を復習しておくこと
事後学修:解説をもとに、確認テストを復習しておくこと
その他
教科書 綿貫陽ほか 『ロイヤル英文法―徹底例解』 旺文社 2000年
当該教科書は、事前学修・事後学修をする際に使用する文法書です。受講生は必ず購入してください。なお、講読するテキストとしては、Robert Levy,Ana Pauker: The Rise and Fall of a Jewish Communist(University of California Press,2001)を予定しています。このテキストについては、コピーを配布します。
参考書 篠田重晃ほか 『英文読解の透視図』 研究社 2017年
英語が不得手な受講生は、当該参考書を購入し、自主的に英文を読む訓練をすることが望ましいです。
成績評価の方法及び基準 レポート(10%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(70%)
授業参画度は、以下の3点に着目し、その到達度によって評価します。
(1)事前に指定した範囲の英文を授業前に予習しているか。
(2)指定範囲の英文の構造を正しく理解しているか。
(3)講義中に指摘された問題点を修正し、英文を正しく理解できたか。

レポートは、2回程度のレポートで評価します。
授業内テストは、第8回と第15回に行う習熟度テストで評価します。
オフィスアワー 授業終了後に受け付けます。
備考 後期に、高草木が担当する「西洋史研究実習2」を受講することが望ましい。

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