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科目名 | 博物館実習1(学内) | ||||
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教員名 | 松原聰 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 国立科学博物館で研究員(学芸員としての役割も)として約40年行ってきた経験に基づいて、科学系博物館で学芸員が行う業務を講義と実習で行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | 鉱物科学の最も基礎的な知識を学び,実習を通じてより理解を深めることにより,博物館の学芸員として、社会人や小中高生に対して地球の最小固体単位である鉱物のことを説明できるようになることを目標とする. |
授業の方法 | 教科書と配布する参考資料に沿って講義を行ない,スライド・ビデオ・実物標本により理解を深める.また,鉱物の結晶模型の制作も行う. |
履修条件 | なし |
授業計画 | |
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1 |
学芸員が行う鉱物科学に関連する業務について(1)学芸員の業務 【事前学習】教科書に目を通しておくことが望ましい 【事後学習】学芸員の仕事とはどんなものか復習しておくこと |
2 |
鉱物岩石標本の種類と取り扱い(2)標本の種類 【事前学習】教科書の10頁〜17頁を読んでおくこと. 【事後学習】教科書の10頁〜17頁を再度読んで理解しておくこと. |
3 |
鉱物岩石資料の収集と整理(3)収集と整理 【事前学習】第2回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと. 【事後学習】鉱物岩石資料とはどんなものか復習しておくこと |
4 |
鉱物岩石の定義と分類(4)定義と分類 【事前学習】教科書の18頁〜28頁を読んでおくこと 【事後学習】分類の意味を他分野のものと比較する |
5 |
鉱物岩石の物理的性質を調べる(5)物理的性質 【事前学習】教科書の56頁〜94頁を読んでおくこと 【事後学習】物理的性質の意味を復習する |
6 |
鉱物岩石に関する図鑑とその使い方(6)図鑑 【事前学習】教科書の134頁〜227頁の図鑑部分に目を通しておくこと 【事後学習】教科書以外の図鑑にも目を通しておくことが望ましい |
7 |
鉱物岩石の化学組成を調べる(到達度確認の授業内テスト実施)(7)化学組成 【事前学習】教科書の34頁〜37頁を読んでおくこと 【事後学習】授業内テストの結果を見て、どこがわからなかったかを学習すること |
8 |
鉱物岩石の種名を調べる(8)種名 【事前学習】教科書の29頁〜31頁,96頁〜130頁を読んでおくこと 【事後学習】種のなりたちをよく復習しておくこと |
9 |
鉱物の結晶形態について(9)結晶形態 【事前学習】教科書の47頁〜56頁を読んでおくこと 【事後学習】実物の鉱物結晶を見ておくことが望ましい |
10 |
鉱物の結晶系と結晶模型制作の意味について(10)結晶系 【事前学習】教科書の37頁〜47頁を読んでおくこと 【事後学習】結晶系の意味を復習しておくこと |
11 |
鉱物の結晶模型作製(立方・正方・六方晶系)(11)結晶模型制作 【事前学習】第10回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと 【事後学習】結晶系の種類を復習しておくこと |
12 |
鉱物の結晶模型作製(その他の晶系)と対称(12)対称 【事前学習】第10回目の授業で配布したプリントを読んでおくこと 【事後学習】対称の意味をよく復習しておくこと |
13 |
学習内容の整理と試験(13)試験(授業内テスト)とその解説 【事前学習】今まで学んだことを復習し,授業で特に重要と指摘されたところを よく理解しておくこと 【事後学習】テストの結果を考慮し、間違ったところを再度学習しておくこと |
14 |
博物館の展示などに関連する研究発表(14)研究発表(事前に国 立科学博物館の特別展を見て、その内容に関するレポートを電子メールで提出し、授業ではそれを発表して教員および他の学生からの質疑応答をおこなう) 【事前学習】第12回目の授業で指定する国立科学博物館の特別展について、第14回目の授業までに見学し、その内容を整理しておくこと 【事後学習】他の学生の意見を吟味しておくこと |
15 |
博物館の展示を企画する責任者についたというケースを想定し、学 生個々の発表と総復習(15)発表と総復習(教員や発表者以外の学生と意見交換しながらアウトリーチの方法を体験し、半年間学んだことの総復習をおこなう) 【事前学習】第14回に与えた課題について、その内容を決められた時間内に発表できるようにしておくこと 【事後学習】半年間に学んだことを理解して、次の授業につなげること |
その他 | |
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教科書 | 松原 聰・宮脇律郎 『鉱物と宝石の魅力 (サイエンスアイ新書)』 SBクリエイティブ 2012年 第3版 なし |
参考書 | 松原 聰 『鉱物肉眼鑑定事典』 秀和システム 2018年 第2版 なし |
成績評価の方法及び基準 | 試験(60%)、レポート(10%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(10%)、実習制作物完成度(10%) 授業参画度は、ディスカッション、発表等で評価します。 授業内テストは、到達度確認テストで評価します。 |
オフィスアワー | 学芸員研究室,木曜日,授業終了後30分間程度 |