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科目名 | 美学史1 | ||||
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教員名 | 長綱啓典 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 近世から現代にいたる西洋哲学者たちの学説において「理性」の概念がどのような位置づけと評価を与えられてきたか、この点に着目しながら西洋哲学の歴史をたどることが本授業の内容です。 前期は近世哲学を扱います。 |
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授業のねらい・到達目標 | 授業で扱われる哲学者たちの代表的な学説を「理性」の概念と結びつけながら説明できるようになることが本授業の到達目標です。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 本授業は講義形式で行われます。 毎回の授業でリアクションペーパーに質問や感想を書いてもらいます。 また、準備学習の一環として毎週宿題を課します。 本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクションー近世哲学における「理性」の位置づけー 【事前学習】教科書第三部第一章を読んでおいてください。 【事後学習】近世哲学における「理性」概念の位置づけを説明できるようにしてください。。 |
2 |
大陸合理論:デカルト(1.コギト・エルゴ・スム) 【事前学習】教科書第三部第三章一の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】「コギト・エルゴ・スム」の意味を説明できるようにしてください。 |
3 |
大陸合理論:デカルト(2.神) 【事前学習】教科書第三部第三章一の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】デカルトによる神の存在証明の仕方を説明できるようにしてください。 |
4 |
大陸合理論:デカルト(3.二元論) 【事前学習】教科書第三部第三章一の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】心身二元論とはどのような考え方か説明できるようにしてください。 |
5 |
大陸合理論:スピノザ(1.実体論) 【事前学習】教科書第三部第三章二の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】スピノザにおける「実体」「属性」「様態」の関係を説明できるようにしてください。 |
6 |
大陸合理論:スピノザ(2.実践哲学) 【事前学習】教科書第三部第三章二の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】スピノザがなぜ自由意志を否定したのかを説明できるようにしてください。 |
7 |
大陸合理論:ライプニッツ(1.モナド) 【事前学習】教科書第三部第三章三の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】モナドの特徴を説明できるようにしてください。 |
8 |
大陸合理論:ライプニッツ(2.認識論) 【事前学習】教科書第三部第三章三の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】ライプニッツの考える二種類の真理の違いを説明できるようにしてください。 |
9 |
大陸合理論:ライプニッツ(3.予定調和説) 【事前学習】教科書第三部第三章三の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】ライプニッツが「予定調和」を主張する議論の仕方を説明できるようにしてください。 |
10 |
イギリス経験論:ロック(1.認識の期限) 【事前学習】教科書第三部第四章二の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】「タブラ・ラサ」とはどのようなことか説明できるようにしてください。 |
11 |
イギリス経験論:ロック(2.認識) 【事前学習】教科書第三部第四章二の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】ロックがどのような知のあり方を重視していたか説明できるようにしてください。 |
12 |
イギリス経験論:バークリ 【事前学習】教科書第三部第四章三の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】バークリの独我論がどのようなものか説明できるようにしてください。 |
13 |
イギリス経験論:ヒューム(1.認識論) 【事前学習】教科書第三部第四章四の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】ヒュームがどのようにして「実体」を否定したか説明できるようにしてください。 |
14 |
イギリス経験論:ヒューム(2.道徳論) 【事前学習】教科書第三部第四章四の該当箇所を読んでおいてください。 【事後学習】ヒュームの道徳論がなぜ「反理性主義的」と言われるのか説明できるようにしてください。 |
15 |
前期のまとめと試験 【事前学習】前期に学習したことを復習しておいてください。 【事後学習】試験でうまく説明できなかった概念をきちんと説明できるようにしてください。 |
その他 | |
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教科書 | 岡崎文明、日下部吉信、杉田正樹、竹田純郎、榊原哲也、服部健二、中釜浩一、谷徹 『西洋哲学史-理性の運命と可能性ー』 昭和堂 1994年 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(10%)、宿題(20%)、リアクションペーパー(20%) 授業参画度は授業中の発言の回数と内容で評価します。 |
オフィスアワー | 授業後、教室にて質問等を受け付けます。 |