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宗教史2

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科目名 宗教史2
教員名 興津香織
単位数    2 学年 1・2 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業概要 日本の宗教史について、その流れと基本的な知識を学習する。宗教史2(本講義)では近世以降を扱う。キリスト教の伝来や近世の仏教と神道と儒教との関係性や神仏分離、新宗教誕生などの歴史的変遷を辿り、現代の日本における宗教との関連・影響などを見ていく。それ以前の時代については宗教史1にて扱う。宗教史1における知識が必要となるので、通年で受講することが望ましい。
授業のねらい・到達目標 日本の諸宗教について、歴史的変遷や影響関係などを含めた基本的な知識を習得できる。専門的な学習を進めていくための基礎作りのみならず、日本宗教についての知識を深め、様々な文化や宗教への相互理解に役立たせる。

この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。
授業の方法 教科書と配付資料に基づく講義。映像資料も使用する。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 序説:授業の進め方や概要
七福神とインドの神々、中世から近世への簡単な説明
【事前学習】シラバスを読み、自分の関心がどこにあるのか考えておく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
2 キリスト教の伝来と展開
【事前学習】教科書「キリシタンの衝撃」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
3 近世社会と仏教Ⅰ:宗教統制
【事前学習】教科書「宗教統制と権力者崇拝」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
4 近世社会と仏教Ⅱ:学問奨励と社会への浸透
【事前学習】配付資料を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
5 近世の神道Ⅰ:近世社会の成立と神道
【事前学習】教科書「世俗の中の宗教」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
6 近世の神道Ⅱ:神・儒・仏の交渉
【事前学習】教科書「神仏から神儒へ」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
7 近世から近代へ
【事前学習】教科書「国学から神道へ」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
8 神仏分離と国家神道
【事前学習】教科書「国家神道と諸宗教」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
9 民衆宗教
【事前学習】教科書「民衆宗教の世界」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
10 近代社会と宗教Ⅰ:新宗教運動、教派神道
【事前学習】配付資料をを読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
11 近代社会と宗教Ⅱ:教派神道、神道系以外の新宗教、キリスト教と近代社会
【事前学習】配付資料を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
12 戦争と宗教
【事前学習】教科書「戦争へ向かう時代の中で」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
13 戦後の宗教
【事前学習】教科書「日本宗教の現在」の部分を読んでおく
【事後学習】教科書、配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく
14 試験と解説
【事前学習】第二回から第十三回の内容を復習しておく
【事後学習】これまで学修した内容を整理する
15 総括:これまでの復習・解説と映像資料により、授業の理解を深める
【事前学習】此までの学修を踏まえて、自分の関心がどう変化したか、どこを深めていきたいか考えてみる
【事後学習】これまで学修した内容を整理する
その他
教科書 末木文美士 『日本宗教史 (岩波新書)』 岩波書店 2006年 第1版
参考書 清水正之 『日本思想全史 (ちくま新書)』 筑摩書房 2014年 第1版
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(50%)、授業参画度(50%)
授業内テストは全講義内容の中から出題する論述形式にて理解度を評価する
授業参画度は毎回のコメントペーパー提出などにより評価
オフィスアワー 授業終了時

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