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科目名 | 宗教学特殊講義3 | ||||
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教員名 | 合田秀行 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | 日本の精神的文化を代表する坐禅について取り上げ、多角的な視点からの講義を行う。 |
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授業のねらい・到達目標 | 指定の教科書に入る前に、坐禅に関する予備知識を学んだ上で、坐禅に関する思想的かつ身体論的な理解を深め、長い仏教の歴史の中で培われてきた坐禅文化を総合的に理解することを目標とする。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 |
授業の方法 | 指定の教科書を中心として板書による講義形式で進めます。さらに適時、補足のプリントや映像資料も併用して、より理解を深めます。本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する) 藤田一照師の映像資料 【事前学習】シラバスを読んで、講義の概要を理解しておくこと。 【事後学習】映像資料を見て感じことや疑問点をメモする。 |
2 |
坐禅に関する予備知識の習得(1)坐禅の成立史概説 【事前学習】配布する別途プリントを読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
3 |
坐禅に関する予備知識の習得(2)坐禅の実状 映像資料DVD『家で坐る』 【事前学習】配布する別途プリントを読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、坐禅の実践法を整理する。 |
4 |
帰家穏坐としての坐禅(1)坐禅〜パスカルの贈物 【事前学習】教科書pp.13~33を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
5 |
帰家穏坐としての坐禅(2)自分に落ち着けない理由 【事前学習】教科書pp.33~49を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート①を作成する。 |
6 |
坐禅は習禅にあらず(1)得るところなく、悟るところなし 【事前学習】教科書pp.53~63を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
7 |
坐禅は習禅にあらず(2)正しい坐禅観の重要性 【事前学習】教科書pp.64~79ページを読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
8 |
坐禅は習禅にあらず(3)からだとこころ 【事前学習】教科書pp.80~93を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート②を作成する。 |
9 |
独りよがりの坐禅への戒め(1) 人間が坐るとは? 【事前学習】教科書pp.94~114を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
10 |
独りよがりの坐禅への戒め(2) 「自然」を知らないという自覚 【事前学習】教科書pp.114~135を読み、疑問点を確認し、小レポート③を作成する。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理しておく。 |
11 |
正身端座の坐禅(1) 打坐としての坐禅 【事前学習】教科書pp.139~156ページを読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
12 |
正身端座の坐禅(2)調身〜坐蒲の上の統一感 【事前学習】教科書pp.156~173を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
13 |
正身端座の坐禅(3) 体軸と重力の関係 【事前学習】教科書pp.173~188を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、疑問点を確認し、小レポート④を作成する。 |
14 |
高度な「型」としての坐禅(1) 坐禅が目指す本来のもの 【事前学習】教科書pp.189~205を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理する。 |
15 |
高度な「型」としての坐禅(2) 【事前学習】教科書pp.206~219を読み、疑問点を確認しておく。 【事後学習】講義の内容を踏まえて、ポイントを整理し、小レポート⑤を作成する。 |
その他 | |
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教科書 | 藤田一照 『現代坐禅講義 只管打坐への道 (角川ソフィア文庫)』 KADOKAWA 2019年 |
参考書 | 講義中に、適時紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度(40%) 授業参画度は、節目ごとに課す小レポート(4回程度)で評価します。各章、各対談ごとに印象に残った箇所や関心を持った部分を指摘して小レポー提出してもらい評価します。また、学期末に総括的なレポート(2000字程度)を提出してもらい評価します。 |
オフィスアワー | 講義終了時 |