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科目名 | 倫理学演習5 | ||||
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教員名 | 清水将吾 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業概要 | この授業のテーマは「対話と探求」です。「対話とは何か?」「探求とは何か?」「対話は探求にとって必要か?」これらのような、哲学をする限り、また他者とかかわる限り、根源的で不可避となる問いについて、関連する文献を読みながら思考を深めていきます。 (本授業の事前・事後の学習は、合わせて1時間を目安とします。) |
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授業のねらい・到達目標 | ・「対話」と「探求」に関して、実際にどのような考え方があるのかを知ることができます。 ・「対話」と「探求」のようなテーマにかかわる問題を、自分の力で哲学的に考えられるようになります。 ・「対話」と「探求」のようなテーマにかかわる問題について、自分の考えを言葉で表現し、人と一緒に考えられるようになります。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP7,CP9に対応しています。 |
授業の方法 | 「対話と探求」というテーマにかかわる文献で、日本語で読める論文や抜粋を読み、ディスカッションをします。(A)入門的文献、(B)現代の有名文献、(C)古典的文献を、幅広く読んでいきます。 本授業の事前・事後学習は、合わせて1時間を目安とします。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマ・到達目標・授業の方法についての説明)と、歴史的背景についての講義をし、ディスカッションをする。 [事前学習]「対話」と「探求」について、授業が始まる前の自分の考えを整理し、言葉にできるようにしておく。 [事後学習]ディスカッションを経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
2 |
プラトン『メノン』より抜粋:前半 [事前学習]プラトン『メノン』の指定箇所の前半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
3 |
プラトン『メノン』より抜粋:後半 [事前学習]プラトン『メノン』の指定箇所の後半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
4 |
田島正樹「形而上学という物語」前半 [事前学習]田島正樹「形而上学という物語」の前半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
5 |
田島正樹「形而上学という物語」後半 [事前学習]田島正樹「形而上学という物語」の指定箇所の後半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
6 |
ディヴィドソンの「根源的解釈」:前半 [事前学習]デイヴィドソンの文献の指定箇所の前半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
7 |
ディヴィドソンの「根源的解釈」:後半 [事前学習]デイヴィドソンの文献の指定箇所の前半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
8 |
ガレス・マシューズ『子どもは小さな哲学者』より:前半 [事前学習]マシューズ『子どもは小さな哲学者』の指定箇所の前半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
9 |
ガレス・マシューズ『子どもは小さな哲学者』より:後半 [事前学習]マシューズ『子どもは小さな哲学者』の指定箇所の後半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
10 |
ヒューム『人間知性研究』より:前半 [事前学習]ヒューム『人間知性研究』の指定箇所の前半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
11 |
ヒューム『人間知性研究』より:後半 [事前学習]ヒューム『人間知性研究』の指定箇所の後半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
12 |
フーコー『真理とディスクール』より:前半 [事前学習]フーコー『真理とディスクール』の指定箇所の前半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
13 |
フーコー『真理とディスクール』より:後半 [事前学習]フーコー『真理とディスクール』の指定箇所の後半およそ20ページを読みながら、自分のノートを書き、問い(疑問点)を少なくとも1つ書いておく。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
14 |
授業内試験と解説・振り返り・ノート提出 [事前学習]これまでの授業および自分のノートを振り返りながら、問いを一つ立て、論述が行えるように考えをまとめる。 [事後学習]最終論述として書いたことを、さらに検討して考える。 |
15 |
試験の解説と質疑応答、これまでの復習と解説を行い、授業の理解を深めるディスカッションを行う [事前学習]最終論述で書いた内容を、簡潔に発表できるよう準備する。 [事後学習]授業を経たうえでの考えを、自分のノートに書く。 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、提出用ノートの内容(50%) 授業内テストは、第14回の授業で最終論述として行います。 提出用ノートは、普段から自主的に書いている内容を評価対象とします。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |